いつでも授業参観 [2013年10月24日(Thu)]
小金中の「いつでも授業参観」(23日〜29日・文化祭‘秋芽祭’まで・23/25/28日は13:30〜16まで図書館開放日)に行きました。生徒も先生方も皆さん元気でした。新校舎はできる前から何度となく訪問していますが、実際に使われてからは特定行事やイベント以外では中まで入る事は極めて稀です。学校選択制の見学を兼ねているので、基本的にどの時間のどの授業を見ることもできますし、掃除や休憩中の様子も分かります。昨日は(なるべくお邪魔しないように)色々なクラスを拝見しました。印象的だったのは、私が見たどのクラス(授業)でも、先生の黒板への板書の文字が美しかった事です。文字の丁寧さももちろんですが、全体の配置が綺麗でした。言葉にするのが難しいのですが、ぱっと見て美しい「自然美」とでも言うのでしょうか。落ち着いています。生徒は見かけるたびに挨拶を良くしてくれました。他の学校と比較はしていませんが、きっとどこの現場もそれなりに活気にあふれている事と思います。 同時に、公教育の重要性と尊さを再認識しました。同じ地域に生まれて同じ時を過ごす、小中学校。時間がたっても、永遠の輝きがあるのかもしれません。
今日は松戸警察署による携帯電話&スマホの正しい関わり方を学ぶ集会と、震災など緊急時の引き渡し訓練がありました。駅頭活動を終えて2日連続でお邪魔しました。都合により一部しか拝見していませんが、今回の訪問では色々な事を発見しました。まとまりませんが羅列します。
・授業以外での指導中に、生徒の大切な部分が育っている気がする →はっきりと言葉にできない点・定量化が難しい所に本質が表れている ・生徒の創作物(展示物、掲示物、発表など)には、固くなった大人の発想や感性を蘇らせるチカラがある ・いじめや暴力、携帯電話のトラブルというのは、子どもの問題ではなく、元々全て大人の問題に起因している。まず大人同士が仲良くならないとだめ。規範を示さないとだめ。 ・子どもは誉める環境だとやる気を出す。この「やる気」の刺激が重要。 ・中学校の図書館は、一般の図書館とも子供図書館とも一味違う蔵書数。自然科学や社会科学の基礎的な読み物は、とても貴重である(大人が読んでも充分な収穫がある)。
・・・それにしても、今の中学生は自分の頃より多くの「情報」に触れ、それらを効率よく処理しなければいけないから大変です。多感な時期に、物事の軽重判断をするのはやはり分別ある大人の助けが必要だと思いました。大人にも、前提となるリテラシー能力が必要です。便利な時代につきものの不便さですね。何だか今日は、こちらが学ばされた気がします。
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Posted by
山中 啓之
at 17:02
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行政情報
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