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風立ちぬから学ぶこと [2013年07月19日(Fri)]
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■「風立ちぬ」明日から全国ロードショー開始!
いよいよ明日からジブリ最新作『風立ちぬ』が公開されます。
「熱風」で予告や特集が組まれるたびに楽しみにしていましたが、近年のジブリは‘観る側を選ぶ’ようになってきた気がします。もはや単純に楽しむ娯楽作品ではないかも知れません。
なのに、昔トトロを見て純粋にはしゃいでいた子どもの頃のままの見方でみて「難しい」とか「子供に分かりにくい」とか簡単に言ってしまう人がでてくるのは本当にもったいない。観る者の視点や成長に合わせて新しい内容を語りかけてくれる・・・私は、それこそがジブリ作品の持つ奥深さであり、それこそがジブリの作品に込められた「想い」だと思うのです!
■時代が追いついてきた
監督自身、以前は作品が時代を先取りしていたと言われています。しかし社会変化によって、現実の社会が10年・5年・・・とどんどん作品に近付いてきて、今はもう「現在」に来ているのだとか。一ファンとして観ていて、確かに『崖の上のポニョ』あたりから自然環境に対するメッセージ性が急に色濃くなった(というか、ダイレクトな表現になった)ように感じました(PS.鞆の浦の架橋工事に影響を与えたともいわれています)。
語弊を恐れず乱暴に言えば、私はジブリ作品は「近い将来来る社会に対してよく考えておきなさい」という宮崎監督のメッセージだと思っています。頭でよく考え、身体を動かし、心の準備をしなさい、と言われているような気がしています・・・本人にはきっと「それは観る人の自由だよ」等と言われるのでしょうが。

■『風立ちぬ』の怖さと勇気
今回の『風立ちぬ』は、事前に情報誌などを探らず、堀辰雄の原作(風立ちぬ)と堀越二郎の(零戦その誕生と栄光の記録)にチラッと目を通した位で観賞してきました。
あらすじは避けますが、今までの作品と大きく違ったのが、感情移入しにくい主人公・二郎の存在でした。実在の人物を元にした作品はジブリ初だそうですが、実際に技術系の人はああいう何を考えているのか分からないところがあります。必要以外の事を口にしないと言うか(…だからこそ言葉が濃縮されているのですが)。
ある意味、戦争に加担した零戦の設計者だからこそわかる命のはかなさ・尊さが、結核と闘う菜穂子を大事にすることで冷静に対比され、菜穂子が二郎と過ごす一瞬一瞬の刹那を大切にしながらも必死に生を全うしようという意志の強さを感じました。

■グダグダ言ってんじゃねえ、やれ!
ここまで書いてきて言うのもなんですが、私はあまり評論(家)が好きではありません(^^ヾ
ただ、最後に一言だけ伝えたい事があります。
今の私がこの映画から受けた最も大事な教訓は、「生きることに一生懸命であれ」というメッセージでした。二郎も菜穂子も、お互い生きることに純粋なまでに一生懸命で、勇気をもらいました。二人だけではありません、その他の国の人も(私のフランス語&ドイツ語力では殆ど分かりませんでしたが)一生懸命にその時代・その役割に忠実に命を輝かせて生きています。
科学が進歩した現代においても、これは普遍的に大事な事だと思います。むしろ今は、科学で命の存在が軽く・希薄になってきた感すらあります。ITの進歩も、利点の反面、無用な装飾によって本質をぼやけさせたり、効率重視の陰で、却って人間を忙殺してしまっているのかもしれません。
あーだこーだとグダグダ言っている暇があれば、行動しよう。できれば周りの人たち(社会)に良いことをしよう。・・・そのために命を遣わなければ、ウソだ。
まだ1回しか見ていないため浅い理解ですが、以上、私の試写会の感想でした。

今は車の中でユーミンの「ひこうき雲」を聴いています。今はもういない人達に想いを馳せながら・・・。
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