■今日一冊の本が届いた。
『ガキ大将に報告 あした、もりおかっ!』
私が小学生2年から高校を卒業するまで過ごした盛岡で出会い、私の生き方に大きく影響を与えてくれた馬場勝彦さん≠ニいう方がいる。
小学校高学年のときに、私は子ども会活動で様々な体験させてもらった。
馬場さんを中心とする世代にかける橋≠ニいう若者のグループが子ども達に様々な活動を支援してくれていた。その中でキャンプや人形劇やなど様々な子ども会活動に参加していた。その後中学での自然体験・・・・
自分が自然学校を経営している原点はそこのあると思っている。
■馬場さんはその後、子どもの教育だけではなく、福祉の世界、盛岡市議、岩手県議と政治の世界でも活躍された。
その馬場さんが2004年の暮れに亡くなった。
馬場さんを取り巻く様々な方々が、2006年に1冊の本を出版した『もりおかのガキ大将 馬場勝彦とその仲間たち』。永六輔さんが「盛岡に馬場勝彦という男がいた・・・・と誰かが名前を口にする間は馬場勝彦は生きている。」と寄せたように、多くの方々の想いが詰まった一冊だった。
そして今年の春先に、この本の編集委員の方から、この本に続く第2弾を企画している旨と執筆の依頼を頂いた。
私は喜んで、心を込めて、馬場さんを思い出を書き綴った。
その本が完成して、今日届いた。
私と同じように、馬場さんに出会い、ともに活動し、ある時間と空間を共有した方々が寄せた思いが83編も集まった1冊だ。