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歴史から学ぶこととは・・・ [2011年01月26日(Wed)]
■打ち合わせから戻ってきた。
朝10時に安重根義士記念館を訪ねた。
安重根義士崇慕会の李部長と歴史音楽研究所の朴所長と打ち合わせた。
昨年夏に、日韓子ども交流キャンプを実施し韓国の子どもを受け入れた。
今度は日本の子どもたちを韓国に連れていき交流する企画だ。
前回は音楽を通じて交流した。
次回は歴史を学ぼうというテーマで企画している。
内容を詰めれば詰めるほど私のこころの中では涙があふれている・・・・・
多くの人から耳にする「歴史認識の違い」と一言で通り過ぎていたことが、どんどん何か≠ェ胸につかえてくるのだ。

■自然学校の活動は、体験から学ぶ、失敗から学ぶ・・・・という体験学習、体験教育を大切にしてきた。失敗したことをしっかりと受け止めて、何があったのか事実を掘り起し、その事実がなぜ起こったのか分析し、今度失敗しないために今度はどうするのか考える・・・そしてまたトライするという体験学習の循環過程を行ってきた。
では、国家が成長することとは何か・・・・・歴史から学ぶことだと思う。
歴史の失敗から学ぶことだと思う。
はたして我々の国、日本は歴史から学んでいるのだろうか・・・
日本の政府、行政、地方自治体・・・・私は失敗から学ぶ体質を感じない。

■近年韓国や中国とのやり取りが増え私自身もアジアに対するアンテナが張ってきた。
そして、近代の東アジアの歴史、日本の帝国主義時代のことを知れば知るほど、過去への事実に胸が重くなり、反面未来の平和への思いが増し、つらくなっている。

■次代を担う子どもたちへどのように使えるのか考えてる。
臭いものに蓋をするのではなく事実をしっかり受け止め、未来を創造する考え、行動を起こす人づくりへつなげたい。

■西大門刑務所歴史館・・・
近代の日本と韓国の関係を見るときに、日本の帝国主義時代を避けて通ることはできない。
その歴史を語る一つの施設がある・・・・
近現代期の漢民族の受難と苦痛を象徴した西大門刑務所=E・・今日初めて訪ねた。
日本がここで何をしていたのか・・・・・・
二度としてはいけない愚行だと感じる。
国家の誤りをしっかり検証し正さなければならないと感じた。
日本の歴史教育の問題を感じる・・・・・


今日は言葉だけでは伝えきれない歴史が持つ、人の命が持つ尊厳を感じている。


■昨夜のサッカーアジア杯の日韓戦・・・切磋琢磨したいい試合だった。
大久保駅でホームから転落した人を助けて命を落とした韓国の留学青年・・・・・
日本と韓国の関係は国家の利害ではなく、人と人との心が通い合う関係から積み重ねて行きたい。
ほんの小さな日本と韓国の子どもたちの交流かもしれないが、積み重て行きたい。

深い一日になった。
明日も16時に朴所長と打ち合わせる・・・・・
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