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COP15 [2009年12月07日(Mon)]
▼今日からコペンハーゲンで地球温暖化防止を議論する気候変動枠組み条約第15回締結国際会議(COP15)≠ェ始まった。

▼そして栗駒でも、このCOP15に追随するようにCO2排出を考える取り組みを本格的に立ち上げるための秘密の(?)が会議が始まった。

▼実は、今年度NPO法人くりこま高原・地球の暮らしと自然教育研究所が内閣官房が仕切る『地方の元気再生事業』に取り組んでいる。
この事業は、震災からの復興を環境にこだわり循環型の地域社会を創造し、さらに環境や自然を地域資源とした新たな交流事業の創造を目指している。
この事業では、3つのプロジェクトが進めらている。先日、そのひとつに馬という地域資源を活用する乗馬ツアーの試みをして第1回のモニター乗馬ツアーを企画実施した。
今日は、2つ目のプロジェクト森林資源活用部会≠ェさらに一歩前進をした。
地元にある森林資源を活用し新たな森林資源の活用事業を創造する試みを進めるため会議を開いた。
この事業の森林資源活用部会では、「森林資源活用推進協議会’(仮称)を立ち上げ、ペレットやペレットストーブの製造販売の可能性を模索してきた。
これまでに、新潟の古川さんに出会い、荒廃した森林の再生、そして地球温暖化特に化石燃料から出るにCO2排出への危惧、環境問題の取り組みなど、これまで我々も取り組んでいる方向性に一致を見た。そして栗駒山麓でのこの取り組みでも同じ方向を向いている、褐I駒木材の大場さんと再びお会いすることになった。
▼実は、栗駒木材では今年からペレット製造に取り組んでいる。そして今日は、工場のペレットの材料の木材を乾燥させるハウス(まだ建設中。床に暖房を入れる工事の後稼動するという)を見た。中になにやら黒い粉があったが、コーヒーメーカー工場から出るコーヒー豆の粕をペレットに混ぜるという。大量に出て捨てられている物の利用だ。そして今後コーヒー工場には焙煎につかるエネルギーをペレットで行なうという循環をする仕組みも描いている。
循環型社会を進めていく知恵を結集していきたい。

▼くしくもまた同じ時期に同じことを考えていたのだ。
元気再生事業の森林資源活用部会として、森林資源を活用し、地元の森林を再生させることを進めるために協議会を立ち上げるメンバーに加わってもらうことになった。

▼地域の資源、そして今後の地球規模の環境問題に取り組むプロジェクトだ。
もう時代は化石燃料ではない。栗駒の地域には足元に沢山の木質バイオマスエネルギーが存在する。この資源を活用しない手は無いはずである。
自然学校が目指してきた、NPOが目指してきた環境地域づくりをはじめなければならない。
栗原市は農業や林業という一次産業には関心がないようなので、我々は勝手に環境都市・環境地域づくり宣言≠したいと思う。
元気再生事業の森林資源活用部会から生まれる協議会・・・まだ仮想で、任意の組織だがくりこま高原バイオマスタウンをつくる会=E・・が、動き出した。19日に設立総会を行なう。

▼COP15では、各国のこれからの地球環境へ対する姿勢が問われる、それはまさに経済経済活動と直結する物で、CO2の排出の大半を占めるアメリカと中国の姿勢が重要ようだが、経済優先のこの二国や新興国とEU・日本の合意が難しいようだ。
化石燃料に対抗してささやかに足元の森林資源を活用する活動は、身近に出来るエコな生き方の一歩に過ぎないけれど、この地域で種をまき少しづつ広げていきたいと願っている。

▼自然豊かで環境に配慮し、生き方もこだわる人は、この地域では変人扱いされる。こんなに地域資源があふれているのに何で気がつかないのか疑問に思う人たちが自然学校の周りに増え始めているのも確かだ。

▼数年前、日本環境教育フォーラムの清里ミーティングに一次産業の分科会を開き、大場さんの取り組みを紹介したことがあった。
もう一度、協同して栗駒での環境の取り組みを発信することを約束した。
栗駒版条約締結だ!!!!

▼企業誘致が地域のためと信じている輩は、この足元の資源に気がつかないのだろうと思う。未だに20世紀型の古い概念と価値観に縛られている。
アメリカや中国に渦巻く経済亡者と同じに感じる。
多くの民を犠牲に一部の人間の為の金儲けはなく、人類の未来、地球環境のため、多くの地球市民の幸せのために経済活動があるべきで、EUのように進歩した政策や市民の社会づくりが拡がることを望みたい。

豊志@〓
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