阪神・淡路大震災に学ぶ [2009年03月13日(Fri)]
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■「栗原・花山の現状と私たち宮城の市民に何ができるかを考える集い2」が築館の市民活用支援センターで、今夜6時30分から9時まで開催された。
■今回の集いを企画された実行委員の加藤氏(せんだい・みやぎNPOセンター)のこの会の趣旨説明と挨拶。岩手・宮城内陸地震から9ヶ月が過ぎようとして、震災直後の緊急支援期、復旧期が過ぎ、復興期の段階に入っている。 仮設住宅や自力で避難している被災者、風評被害、観光客減少、売り上げダウン、失業や倒産などの被災者など重層的な被災者が存在している。 今後の復興の取り組みの波及効果について言及され、過去に公害問題でコミュニティが崩壊した水俣が取り組んだ「もやい直し」を例にあげて、重層的な被災者がつなぎ直る必要がり、又新たに例えば復興まちづくり会社を起業するような、いわゆるコミュニティ事業を興す考えを示された。 ![]() ■今夜の講師は、神戸からこられた中村順子氏。阪神・淡路大震災以前から、地域の福祉活動に尽力されていたが、95年神戸市東灘区で自らも被災した。被災直後から崩壊した地域コミュニティの再生へ動き、その後NPO法人コミュニティサポートセンター神戸を立ち上げた。 震災後どのような取り組みをしたのかお話された。 復興のアプローチは、【お手伝いするこありますか?】と【あなたが地域でできることは何ですか】些細な事から始まった。暮らし続けられる地域社会は、【公助】【共助】【自助】が大切で特に共助について大切だと指摘された。 “依存”と“自立”についても語られ、やる気がある方が形になる仕組みを作りことや、最終的には、中村氏は【コミュニティ・エンパワーメント】といってたが、地域の内発的なエネルギーが生まれることが重要なのだと強調された。 ![]() ■最後に、中村さんから、栗原は発信力が極めて弱いと強く指摘された。 神戸は震災後、今でも各地の災害の取り組みのニュースが流れるが、中国の四川、中越地震の山古志のことなどの取り組みが今もよくマスコミで流れているという。 栗原はまったく流れないという。 自立して活動する姿勢とそれを知らせる発信力が欠如しているということだろう。 ■確かに私が全国各地へ行って「まだ避難指示が解除されていない」というと、驚く人ばかりだ。何も発信しないので、「もう復興している」と思っている人ばかりだ。 ![]() ■もっと素直に現状を訴える必要がある。ただし、“依存”の姿勢ではなく“自立”へ向けた姿勢をだ。 ■今回花山の仮設住宅に避難されているお母さんたちが、手作りの工芸品を作り始め、自助、共助に取り組んでいる。自助・共助に取り組みそれを発信し続けることが大切なのだろう。 ■自然学校が震災直後に取り組んだ姿勢は、やはり間違いはなかった。 100%依存するのではなく、現状でできることに精一杯取り組み、その現状を発信すること。 私自信は今は耕英地区復興の会に関われないので、自然学校としての自助努力と取り組みの発信をさらに続けたい。 ■経済危機も同時に起きて、取り巻く環境はますます厳しいが、“公助”という視点では、国が経済の復興という視点で緊急雇用の対策も打ち出されている。耕英地区でもそれを活用するという。何をどうやればいいのか、他人に依存するのではなく、自ら一歩踏み出して欲しいと感じる。当面の人件費だ出るということなら、何でもチャレンジできると思うのだが・・・・。 ■相田みつをのカレンダーに「頑張らなくてもいい、具体的に動くことだね」というフレーズがあった事を思いだした。 具体的にアクションを興さなければ誰も応援はしてくれない。 豊志@くりこま高原自然学校〓 |











