お米のなみだを観た [2008年09月19日(Fri)]
■お米の涙をみた。
地球温暖化の問題。米づくりの問題。 自然学校が今まで気にしてきたことがますます気きになってきた。 地震のせいで、自然学校は里山に降りてきた。 新しく降りてきた自然学校の松倉は、一つの谷あいの集落だ。水田に囲まれ民家が点在している。 毎日、事務所の窓から水田を観ていると、米のことが気になる。 自然学校の上流が山田地区、さらにその上流が新倉地区。両地区を合わせて約20軒ほどが兼業農家で米つくりをしているという。 自然学校から下流は、硫黄沢という集落で6・7軒ある。 ■先週、物干し場をつく手くれた大工さんは、米作りもしている。 JAには入らずに販売を独自に考えている。 山田米本舗≠ニいう屋号で販売をしているそうだ。 米には自信を持っている。 ■米を作る人と、食べる人が支えあってこそ、日本の米作りが持続でき、田園風景が保たれている。ここにも休耕田があり、以前水田だったという荒れた土地が点在している。 松倉の田園風景がいつまでも保たれ、ここで暮らす農家の方々が生きがいを持って米を生産し豊かに暮らすことが続けられるように今考える必要があると感じている。 ■自然学校ができること・・・ 全国にいる仲間、ネットワークに農家の取り組みを知らせ、その生産物を購入し支えてくれる【特定多数】のファンを開拓することだと思う。 生産者と消費者がお互いに支えあう関係のお手伝いができる。 生産者が苦手な情報の発信をお手伝いしてみようと思った。 ■最近世間の話題に上がっている偽装表示や事故米の問題・・・・もうこれ以上食の問題を起こさないために。 |