松倉に移り一ヶ月 [2008年07月29日(Tue)]
◆松倉の民家に移動して今日で1ヶ月になった。
あわただしい一月でしたが少しずつ根をはってきた感じだ。 10名を超えるスタッフ・寄宿生が生活していくには不具合もたくさんあるが、暮らしを作るという自然学校の姿勢を持って改善していきたいと思う。 ◆これから時間はかかるが、改善が必要な事をプロジェクトで進めようと思う。 皆さんの協力があればと思う。アイディア・労力・資金のご協力をお願いしたい。 @ お風呂プロジェクト:一人ずつしか入れないお風呂を何とかしたい・・・・。何とか秋口までに新しいお風呂建設をします。もちろん薪ボイラーで、石油エネルギーは使わない。 A 洗濯物干し場プロジェクト:梅雨明けしたのにここ数日雨続き、物干し場がないことがつらい。何とかこの人数分が十分に干し事が出来るスペースがほしい。 B 冬プロジェクト:今から冬のことが気になる。山での暖房はほとんどが薪ストーブであったが、ここ松倉の民家は薪ストーブがない・・・ということは灯油のヒーターなのか・・・・とんでもない経費がかかりそう、原油高はしばらく続くでしょう・・・・どうにかして、バイオマスエネルギーで暖をとりたい。薪ストーブかペレットストーブの導入も検討したい。誰かアイディアをください。 C 民家を購入するプロジェクト:山には当分の間帰ることが出来ない。山で根を深く張って頑張ろうとこれまでやってきたが、今回の地震で崩れた。今は「松倉」という里山に拠点を移した。先週森のようちえんを実施したもう一箇所の里山「文字」、これまで「耕英」という一本の足で経ってきたが、ここに来て「松倉」「耕英」「文字」の3本の足を得た気がする。まさに三脚の方がより安定するだろう。この松倉を拠点に据えて今後の展開を考えている。急遽借家で入ったが、田んぼや畑を活用したり、使い勝手を変更したり(お風呂の建設、駐車場の整備など)するためには借地・借家ではなくNPO法人として購入していく方向で考えている。 D 山の自然学校復興片付けプロジェクト:仮設道路ももうじき開通できるようだ。自然学校の片付け、壊れた基礎、石窯の修復など山に登って復旧するたに多くの方々の力を必要としている。 冷静に考えるとまだまだ復興再生へ向けた課題が山積しているようだ。 ◆今夜7月29日(火)21時05分〜30分にNHKラジオ第一で、今月12日に収録した番組が放映される。 NHK仙台放送局制作のラジオ番組で伊奈さんがパーソナリティを勤める「ぬくだまりの宿・みちのく亭」で地震のことでそれまでに動いてきたことを話してきた。 収録は12日でだいぶ時間は経過しているが、私もあらためて聴こうと思う。 |