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真鍮のアンティークの指輪 [2015年11月28日(Sat)]

近頃の私にとって、とっても珍しくなったこと。
それは、衝動買いです。
昔は何かと理由をつけては、あれやこれやと買ったものですが
ここ数年、めっきりなくなってしまいました。

物欲は留まることを知らないほどにありますが
実際に買うものといえば、図録や写真集、本。
洋服は帰省した時に必要な分だけ買うくらいで、
鞄も靴もほとんど増えていません。

ところが、今日は久しぶりに思い立って買ってしまいました。
古着のジャケットと真鍮のアンティーク指輪。
前々からジャケットは仕事着に必要性を感じていたし
指輪はいま付けているピンキーリングが気に入ってなかったから良かったのです。

DSCF2501.JPG

真鍮の指輪を初めて見て、使い込まれた渋い色味に一目惚れ。
私の右手の薬指に収まっていますが、やや大きいかなって思います。
蛇をモチーフにしたそうで、辰年生まれの私は一年早く生まれていますが
そんなの気にしない!

素晴らしいご縁と素敵なひとときに満ちた休日でした。
植田正治写真展「幻影」@Art Gallery M84 [2015年11月26日(Thu)]

一晩眠ると、季節が一気に進む日があります。
2,3日前から東京はすこぶる寒くて、もはや冬のように冷え込み
早速冬物コートを引っ張り出しました。

寒さに身を縮めながらいつものギャラリーに行くと
何と大好きな写真展が開催されているではないですか!
足早に展示会に向かいました。

DSCF2485.JPG

開催されているのは、植田正治さんの晩年作品。
何枚もシャッターを切って、映し出された、
まるで合成したかのような写真でした。

私が知っている植田さんの作品は、鳥取砂丘での人物のポートフォリオ。
こんな面白い作品をつくっていたのかと知って
鳥肌と興奮で楽しくなってきました。

DSCF2486.JPG

当時はフィルムなので、光りの具合やシャッタースピードなど
トライ&エラーを繰り返して出来たんだよと教えてくれたオーナーさん。

たとえば砂漠に置かれた4つの家具。
じつはそれぞれの家具と砂漠の絵と合計5回シャッターを切って現像したのだそうです。
私はすっかり砂漠に置いて撮影したと思っていましたが、よく見ると影の位置がバラバラ。

B-01_convert_20150625185151.jpg
コピーライトマーク Shoji Ueda 2015/G.I.P.Tokyo

写真のことは詳しくないので、オーナーさんから教えてもらわなんだら
そのまま見過ごしてしまうところでした。

今回の展示作品は、画集にもなっているとのことなので
今度はお財布を握って行きたいと思います。
※入場料が必要なのでご注意を!
(今回は、サザエさんのようにお財布を忘れてしまい、
 特別に後払いをさせていただきました。
 オーナーさん、本当にありがとうございました!)

http://artgallery-m84.com/?p=1626
杜の都に住まうねこ [2015年11月24日(Tue)]

銀杏が黄金に染まった秋深きある日、
2匹のねこに会いました。

黄金の落ち葉をさらに輝かせる、真っ白いからだ。
朝日を浴びてのっしのっしと優雅に歩いていました。

2匹は、一定の距離感を保っています。
入り込まず、だけど離れすぎない微妙な距離。

プライドか、プライバシーか、はたまた生まれ育ちの違いか。
ただ一つ言えることは、嫌い合っていないということでした。

見つめ合うのは、互いを確認し合うため。
今日も元気か、無事か、何事もないか、2匹はしっかと確かめます。
DSCF2414.JPG


何かがあると、すぐに同じ方向を向いてしまいます。
知らず知らずに心は通じ合っているのでしょうか。
DSCF2415.JPG

朝日が少し昇ったら、今度は場所を変えて同じ距離感を保ちます。
今日も杜の都のどこかで、街の様子を2匹揃って眺めているのです。
旅路 [2015年11月17日(Tue)]

DSCF2385.JPG

すっごくキレイだったんだけどなあ・・・
と後悔が募ります。
カメラのせいか、撮る側の腕の無さか、
間の悪さか、光りの加減か・・・。

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甲府から河口湖への道中は、紅葉が美しく彩り、
ほんとうにキレイだったのです。
きちんと収めたかったなあ。
やっぱり直接見るのが一番いいのかもしらないですね。

今回は残念だったけれども、次回は頑張っていい構図を探したいな。
オノ・ヨーコ 私の窓から @東京都現代美術館 [2015年11月15日(Sun)]

同じ場所で、オノ・ヨーコさんについて話したことがありました。

from my window.jpg

私が、オノ・ヨーコさんについて知っていることといえば、
The Beatlesのジョン・レノンの奥様だということ。
そして、二人が行った喫茶店に私も行ったことがあるということ。
それくらいだったのです。

しかし、オノ・ヨーコさんについて話したあの場所で
オノ・ヨーコさんの展示が開催されるなんて不思議なご縁だと思い、
今回は足を伸ばしてみることにしたのです。

面白かったのは、「モーニング・ピース」でした。
牛乳瓶の欠片だったり、瓶の底だったり、
単なるガラス片なのかもしらないですが、それを通して見る空は
未来の朝を描き出しているんだというメッセージは、心が震えました。

DSCF2369.JPG

全然知らなかった、オノ・ヨーコさんの世界。
もう一度、行ってみたいな、と思いました。

※美術館の許可を得て撮影しています。
*********************************************************
オノ・ヨーコ|私の窓から 
会 期:2015年11月8日(日)−2016年2月14日(日)
休館日:月曜日(11月23日、2016年1月11日は開館)、11月24日、12月28日〜2016年1月1日、1月12日   
会 場:東京都現代美術館(企画展示室地下2F)
開館時間:10:00-18:00 ※入場は閉館の30分前まで
観覧料:一般 1,200(960)円
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/yoko-ono-from-my-window.html
吉田花子展 @GalleryQ [2015年11月12日(Thu)]

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初めて見たとき、音のような絵だなと思いました。
風に揺れる木々の葉音、川のせせらぎ、鳥や虫の音…
自然界から生まれる、優しく、自分の中にスッと入る音のような感覚を
吉田さんの絵を見て思ったのです。

DSCF2348.JPG

今回の個展のテーマは、「残像」。
そこにあった大きな建物や物体、もしくは人かモノ。
それらがなくなったときに残る、影か、香りか、はたまた温もりか。
見えなくなってしまったその「残像」を表現されたそうです。

「まだ、今回の作品はカタチがはっきりしているんです」と優しく教えてくれた吉田さん。
何の残像だろうかと思いめぐらせてみたのですが、分かりませんでした。
でも、こうやって思案を巡らせ、いろんな見方を楽しめるのが、
抽象画の素晴らしいところだと思います。
そのお話を聞くまで、私はてっきり音を表したのかと思っていた位なので。

DSCF2346.JPG

「残像」という普段はあまり耳にしない言葉を聞いて、
残像はその人にしか残らない記憶のようなものだと思いました。
だから、残像を共有することは難しいのです。
でも、一つの絵をきっかけに、自分自身の思い出や記憶が蘇ってくる、
内部に残った私の残像は、吉田さんからいただいたプレゼントのような気がしたのです。

※作者の許可を得て撮影しています。
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Gallery Q
東京都中央区銀座1-14-12 楠本第17ビル3階
tel.03-3535-2524
会期:2015年11月9日(月)- 11月14日(土)
11:00~19:00(最終日は17:00)
日曜休廊、祝日は開廊
http://galleryq.info/index.html
大事にしたい「愛でる」気持ち [2015年11月11日(Wed)]

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生き物のように変わるお店が、好きです。
人も、店も、街も今日というかけがえのない日を過ごしているから
季節や天候、感情…いろんなものが反映されて当然のことだと思います。

一方で、チェーン展開する店が増え、ロードサイトには似たような面構えが揃い、
どこに行っても、同じような店、同じような街が増えています。
私の田舎だってそうだから。

だけど、中には四季を感じられるお店があるのです。
先日取材させていいただいた新潟のあるお店も、
昨日視察に行った浅草のお店も、
日々、手をかけることを大事にしていました。

スクリーンショット 2015-11-11 8.45.21.png
※HPより引用

自分の足を使わなければ行けない場所にあって
自然の光りが差し込み、ディスプレイにも季節を反映することを大事にする姿勢。
まるで生き物のように姿が変わって見えるお店です。

そんなお店を愛でる気持ちを大事にしたいし、
そんな気持ちになるお店がこれからも増えていくと良いなあと思いました。

▼S.H.S
http://www.shs-web.com
▼mederu jewerly
http://www.mederu-jewelry.co.jp
"Generation So Bright" レジナルド・シルヴェスターU@MEGUMI OGITA GALLERY [2015年11月10日(Tue)]

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うにゃうにゃと絵の具をチューブから出したような
不思議な形に描かれた世界。
まるでアメコミのような色どりは
ググッと迫ってくるような、はたまたポップのような…。

いまニューヨークアート界が最も注目しているアーティストの
レジナルドさんが表現するのは、
「カルチャーとヴァーチャル・リアリティーの関係性、現在と未来」だそうです。

私がパッと見て感じたのは、目玉が多いなあということ。
おそらく作者は目玉を意識して描いてはいないのだろうと思うのですが、
象徴的なものが目玉のような気がしてなりませんでした。

かといって、グロテスクなわけでもないのです。
時代を読む、目の前の事実を見る、夢を語る、
目で見て、実際に体験して、言葉として表現することが大事ということが
レジナルドさんからのメッセージなのかなあと思いました。

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MEGUMI OGITA GALLERY
東京都中央区銀座2-16-12 銀座大塚ビルB1
Tel & Fax. (03) 3248 3405
2015. 10.30(Fri.) - 11.13(Fri.) 
※会期中は休まず営業
11am - 7pm
http://www.megumiogita.com/index.html
宝箱のお店 [2015年11月08日(Sun)]

古いものは、ノスタルジーでロマンを感じます。
工業製品のノッペリした顔ではなく
職人の手仕事ならではの歪みが愛らしく思うのです。
そんな宝物がいっぱい詰まったお店を見つけました。

雨風にも負けないにゃんこがお出迎えしてくれます。
大きな口を開けて、招いているのか、ただ欠伸をしているだけなのか…?
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いまではダンボールに詰めて運んでいますが、
一昔前は木箱で運んでいたのでしょうか。
味があって、印字された文字が可愛くって、
一箱欲しくなってしまいます。
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ヂンレオ?いやいやオレンジサイダーなのですね。
それにしても、下の木箱の「携帯味噌」が気になります。
昔は、インスタント味噌汁の代わりに、携帯味噌を持ち歩いていたのでしょうか。
詳しい方がいらっしゃったら、教えてくださいませ。
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豆皿や徳利、湯飲みなどたくさん食器もありました。
「いいなあ」と思って気軽に手に取るなかれ。
心に響くものは、たいてい桁違いで云千円(ときには云万円)もするのです。
ウッカリ本物のお宝が紛れているから、ちょっと注意が必要なのです。
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こういう骨董品屋さんに行くのがとっても好きです。
毎日使う、大事にしたいものを
これから長い時間をかけて、ひとつ、またひとつと増やしていきたいです。
便り [2015年11月03日(Tue)]

秋の便りは、彼岸花から始まり
黄金色に染まる田んぼ、金木犀の香り
日の暮れの早さや朝晩の冷え込み
そして何より紅葉で感じます。

私はとくに紅葉が大好きで、
毎年必ずブラブラと紅葉狩りに出掛けます。
真っ赤に染まった赤紅葉も好きだけれども
生き生きとした生命の力を感じる青紅葉も好きなので
年がら年中、機会があれば紅葉狩りに出ています。

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必ず訪れる場所があるのですが
今年はまだちょっと早かったみたいです。
もう幾日か朝晩の寒さを乗り越えて
真っ赤に染まっていくことでしょう。

早かった時期だからこそ気付けたのは
一面が赤く染まる前の、緑と橙と黄と赤が入り交じった
紅葉も素晴らしいということ。
一日一日の寒暖差を乗り越えて、一枚一枚、各々のペースで
葉っぱが赤くなっていくのでした。

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盛りの時期もキレイなんだけれど
もうちょっと早い時期とか、もうちょっと遅かった時期に
眺めるのも風流なのですな。
池上正太郎も盛りの時期に外して旅行をすることが良いと言っていたことに
なんだか通じるものがあるような気がしました。
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