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新世代への視点2015 藤浪美世展 @コバヤシ画廊 [2015年07月30日(Thu)]

年齢的には若いとはいえ、筋力・体力がない私にとっては
残酷すぎるほどに猛暑の近年の夏。

体のあちこちから汗とともにパワーが吸い取られ
軟体動物のようにぐにゃりとして生きております。

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昨日出会った作品は、そんな私に喝を入れてくれるような
漲る力を感じさせる作品でした。

絵の具のチューブからぐわっと絞り出し
そのカタチや色をそのままアートにしてしまうのはすごいです。

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年齢を重ねるごとに、自分自身を知識や経験を塗り重ね
のらりくらりと躱したり、誤摩化す術を覚えてきたなあと感じるこの頃。

「ありのまま」の姿を出すことが憚れるようになってしまったいま、
無邪気で無垢な存在に出会うと、無性に憧れを抱いてしまいます。

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藤浪さんの作品から、仕舞っておこうと思った
純粋な感情を呼び起こされたように感じました。

http://www.gallerykobayashi.jp
アートの競演2015初夏 @Art GalleryM84 [2015年07月29日(Wed)]

心がワクワクするもの。
美しいと感じるもの。

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カタチになって表れて初めて相手の視線を知ることができるから、
どんなに近くにいても互いを分かり合うことは難しいものです。

だけど、その違いがあるからこそ刺激があって
気づきがあって、成長があるのだと思うと
相手を知ることは、尽きることのない面白さがあります。

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写真を通して感じるアートの競演。
部屋に飾りたい作品とたくさん出会えました。

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※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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Art Gallery M84
東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
03-3248-8454
10:30〜18:30(最終日17:00まで)日曜日休館
2015年7月13日(月)〜7月25日(土) ※休館日を除く
http://artgallery-m84.com/?p=1626
鯉江良二「つちからつちへ」@MEGUMI OGITA GALLERY [2015年07月26日(Sun)]

この人は、天才だ。
鯉江さんの作品を見て、そう思いました。

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こんなにも生命力とパワーに満ち溢れている陶芸ってなんなんだ!と
不思議で、魅力的な作品を鯉江さんは作られます。

立体造形の陶芸は、どこから見ても美しいと思いますが
鯉江さんの作品は、見る角度によってその表情が違ってくるから面白いのです。

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鯉江さんのもっともすごいところは、陶芸の概念を覆すような作品にあります。
もはや何の用途として使われるかわからない台(テーブル?)や
真ん中に穴の空いたお皿(?)などなど、私たちの想像を超える造形美は圧巻。

作品の在り方は作り手に委ねられて当然なのですが、
圧倒的なアイディアとそれをカタチに現す鯉江さんのような力を持った人は
天才なのだと思います。

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海外で評価されて日本で逆輸入のようなカタチで認知されたそうです。
型にはまったモノの方が評価が高いのは、昔からなのでしょうか。

…うーん。鯉江さんのような作品は
もっと衝動的で情熱的な文章がふさわしいと思うんだけど…
修行不足だあ!!悔しいです。がんばります。。

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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MEGUMI OGITA GALLERY
東京都中央区銀座2-16-12 銀座大塚ビルB1
Tel & Fax. (03) 3248 3405
開廊時間
火曜日 - 土曜日 ( 日・月・祝休廊)
11am - 7pm
http://www.megumiogita.com/index.html
すてきな宝物 @風見鶏の館 [2015年07月24日(Fri)]

異国を感じる港町で見つけた、
小さな小さな宝物。
古くてすてきな宝物。


発明の光り。
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優しく温かく家族を見守ってくれていた灯。
仲直りのキッカケや何気ない話しのタネを育ててくれたのでしょう。


透明な青葉の群れ。
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昔むかしの職人たちの技術によって作られたガラス。
真っ白い陽射しが差し込んできていました。


シックでロックなお花畑。
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ウィリアム・モリスを彷彿させる
それはそれはかっこいい壁紙でした。

宝物はそのまんまでは、残っていかないし
光ることもありません。
愛情込めて、ちゃんと手をかけていくことが必要です。

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私たちの身の回りにも、たくさんの宝物がありますが、
しっかりと目を配り、残していくことがいまを生きる者の使命かもしれません。

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風見鶏の館
http://www.kobe-kazamidori.com/kazamidori/
スターバックスコーヒー @北野異人館店 [2015年07月23日(Thu)]

出張やら、夏風邪やらで、ずいぶんとご無沙汰になってしまいました。
灼熱地獄のような暑さが続き、もうヘロヘロでございます。
とくに寝込んでいたときは、軽い熱中症になったほどです。
いつからこんなに暑くなったものか。
いつからこんな暑さに慣れるのだろうか。
まだまだ真夏はこれからなので、気合いを入れて頑張りたいところです。

さて、先日の出張では神戸に行って参りました。
記憶をたどってみると、神戸には中学一年の校外学習で行ったきり
一度も行っていない地だったのです。
出張の合間に少しの空きができましたので、
少し神戸の街を探索いたしました。

神戸市街は、六甲山に向けて緩やかな丘陵地になっています。
三宮駅前の大通り・国道30号線から北西に伸びる道をまっすぐに歩いていくと
かの有名な「風見鶏の館」があるのです。
道中はもちろん坂道。
この暑さの中歩いて登ると、額からも背中からも、体中の毛穴から汗が噴き出します。
勾配30度はあるのではなかろうか、なんて妄想しながらやっとこさ辿り着いたのが
オシャレなスターバックスコーヒー北野異人館店でした。

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なんとこの建物は、1907年に建てられたもの。
登録有形文化財のなかで、ゆったりコーヒーが飲めるなんてロマンチックですよね。
スターバックスコーヒーのブランドカラーの緑ではなく、
町並みと合わせるために黒い木製のロゴマークが使用されています。

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同じモノでもロケーションやタイミングだけで、その価値が高まります。
一体、どんな場所で、誰と、どのように過ごしたいかって
自分自身の幸福感や満足感ととても密接に関わっているような気がします。
お気に入りの場所が増えると幸せだし、穴場スポットを見つけるとなんだか嬉しい。
そんな小さな幸せの積み重ねが、日々を楽しくさせるのだと思います。

いまは、そんなお仕事をさせていただいておりますが、
なかなか自分自身の役割や持ち味を発揮するには…と試行錯誤している最中です。
焦らず、迷わず、一歩一歩進んでいけるように、前を向くしかないですね。

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神戸北野異人館店
http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=940&mode=concept
連続性がもたらすもの @gggギャラリー [2015年07月14日(Tue)]

昨日の明日が今日であるように。
1の次にやってくるのが2であるように。
「A」の次が「B」であるように。

何事にも連続性があり、
その連続性は私たちに安堵をもたらしてくれます。

そして、ある種の連続性は、物語となって
次の展開を楽しみになってくるのでした。

それは、デザインも同じこと。
連続するから表現される世界観があるのでした。

たとえば、「とらや」さん。
羊羹がずらりと並んだ姿から、季節の移り変わりや贈る相手を想像します。

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五色に分かれた羊羹は、お雛祭りのいとこにあげようか。
梅色の二層の羊羹は、いつも心配してくれるおばあちゃんにあげようか。

そんなことを思い描かせてくれるのは、
もちろんデザイン性の高さもあるけれども、並べられた効果なのだ。

ドラちゃんだって、キテレツだって、それ単体ではそのイメージしか湧かないけれど、
並べられると、なるほど不二子不二雄先生の作品集だってことが分かるのです。

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北斎を幾何学に描いたとしても、やっぱりシリーズの方が面白い。
北斎自身だって、三十二もの景色を描いたくらいだから。

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ニンゲンは、それっきりだけの存在だから、
そこから生み出されるアイディアやデザインは、
連続性が感じられて然るべきなのだけれども
世の天才たちは自分自身の連続性を自ら断ち切る術を知っているのです。

私自身も、凝り固まった堆積物を取り除られるようになりたい、
そう思ったのでした。

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)   
入場無料 
〒104-0061 中央区銀座7−7−2 DNP銀座ビル 
tel.03.3571.5206
11:00a.m.− 7:00p.m. (土曜日は6:00p.m.まで) 
日曜・祝日休館
[2015 ADC展]
2015年07月02日(木)〜2015年07月27日(月)

http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

内田望展 @GalleryQ [2015年07月13日(Mon)]

俄に思い出すこと。

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真夏の白い陽の中で、声が枯れるまで出し切ったあのとき。
いまでは信じられないほどに真っ黒に焼け、
腕に描いた「若葉」という文字がくっきりと残ってしまったこと。

そう、あれは中学校最後の体育祭。
1000人近くの生徒がいた私の中学校は、
それぞれのクラスが赤・青・黄・緑に分かれて
縦割り班を作って、組み体操と応援合戦を行うのでした。

体育祭が終わり、友達と自転車を駆け出して行った先は
いつものカラオケ屋さん。
煙草の匂いが染み付いた、古い古いカラオケで
ガラガラ声で友達といっしょに歌ったのは、JUDY AND MARYの「くじら12号」。

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この作品を見て、俄に思い出したことだったのです。
空を飛ぶくじら。
カッコよく決めて、勇ましく前に進んでいくくじら。
あの頃憧れた未来へと向かっていくくじら。

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私の青春のような作品、そう思いました。

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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Gallery Q
東京都中央区銀座1-14-12 楠本第17ビル3階
tel.03-3535-2524
会期:2015年6月29日(月)- 7月11日(土)
11:00~19:00(最終日は17:00)
日曜休廊、祝日は開廊
http://galleryq.info/index.html
扇子 @靖山画廊 [2015年07月08日(Wed)]

仰げば、ひらひらと舞う扇子。
私も夏場には、扇子を愛用しています。

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小さく折り畳まれた扇子を開くと
そこに広がるアートの世界。

変幻自在の持ち運べる芸術品である扇は
日本の美意識が詰まった逸品なのだと思います。

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しかし、今回の展示で初めて知ったことがありました。
扇子の美は、扇状形のキャンパスに納まりきらないものなのだと。

最も面白さが詰まっているのは、
扇子を納める桐箱にあったのです。

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扇に描かれた柄や絵の最も象徴的なものが映し描かれた桐箱。
もしかしたら、ここに美の結集がなされているのかもしれません。

夏の風物詩である扇子。
そこには、持ち手のセンスが現れるのだと思います。

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私も装いや気分、天候に応じて
扇子を選び変えるような、素敵な感性を磨いていきたいなあと思いました。

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html

「扇子」
2015年7月3日(金)~7月24日(金)
11:00~19:00 会期中無休
日祝、最終日は17:00にて終了
月出ずるのを待つ @東叡山 寛永寺 [2015年07月07日(Tue)]

本来の私のコースならば、上野に着くなり、足は自然とトーハクに赴き
しげしげと仏像鑑賞に浸っていることでしょう。

しかし、今回は違います。
目的は上野恩賜公園内にある、寺社巡りでした。

やっぱり、上野恩賜公園の寺社といえば寛永寺なくしては語れません。
私の故郷・滋賀県比叡山。その縁を辿るのが、この東叡山寛永寺なのです。

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創建は、日光東照宮の創建にも尽力を注いだ天海大僧正。
江戸城の鬼門に当たる上野の台地にこの寺を開きました。

寛永寺には、千手観菩薩様が祀られています。
以前に西国三十三番の観音正寺(滋賀県)に詣っていた私は
「観音巡りですか?お若いのにいいですねえ」なんて声をかけられました。
御朱印を介して、こんな会話が生まれるのはとっても楽しいものです。

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梅雨が明けたら、歌川広重が描いた「月の松」を望みながら、
もう少し上野探索を楽しみたいなあと思います。

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東叡山 寛永寺
清水観音堂
〒110-0007
東京都台東区上野公園1−29
TEL03−3821−4749

http://www.kaneiji.jp

http://www.geocities.jp/kiyomizudo/kiyomizu.html
非日常への入口 @上野五条天神社 [2015年07月06日(Mon)]

今はもうない私の母校は、伏見稲荷大社のすぐ裏手に校舎がありました。
春になると授業をピクニックに変更したり、
秋にはマラソン大会の練習コースとして伏見稲荷大社の中を駆け回ったものです。

ちゃんとお参りをしたのは、高校を卒業して数年経ってからのことでした。
初めてのお詣りはお正月だったこともあり、その人の多さにびっくりしました。
千本鳥居の素晴らしさも、このときに初めて知りました。
近くにあるモノほど、その価値や大切さに気がつきにくいものです。

さて、先日上野をぶ〜らぶらと歩いていると、
写真を撮る外国人の人だかりが目に留まりました。
その先には、懐かしい朱色の鳥居が何本も見えたのです。

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上野にこんな鳥居があったのかと、驚き半分、好奇心半分で
階段を降りていきました。
若干、雨が降って泥濘んだ石段をゆっくりと歩き進めると
「五条天神社」がありました。

何でも、五条天神社は「無病健康」にご利益があるのだとか。
6月と12月には「茅の輪くぐり」も設置されます。
私行ったのは6月末だったこともあり、茅の輪を潜ってお詣りしてきました。

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境内には、「花園稲荷神社」もあり、こちらは縁結びの神様。
お稲荷さんにちゃんとお詣りすることを忘れてしまいがちな私なので
こちらへのお詣りは気持ちだけに留めておきました。

上野恩賜公園内にはまだまだ寺社があるそうです。
東京に住んでいるからこそ、ついつい忘れちゃうこと。
おざなりにしがちなこと。
それらにちゃんと目を向けて、大切さを噛み締めたいと思います。

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医薬祖神
五条天神社
〒110-0007 東京都 台東区 上野公園 4-17
http://www.gojotenjinja.jp
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