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愛すべき「のらもじ」H [2015年02月20日(Fri)]

道ばたに可憐に咲く一輪の花のように
踏まれても力強く伸びていく道草のように
多くの人の目には留まらないけれど
その地に根ざしてずっと光を放ち続けている宝物、
それが「のらもじ」なんです。

今回は、のらもじとゆる(?)キャラとのコラボレーションを見つけたので
ご紹介したいと思います。

まずはロゴマーク。

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これ、なんのロゴかわかりますか?
ご年配の方ならご存知でしょうか。
じつは、農協の昔のマークなのです。
稲穂に燦々と降り注ぐ陽の恵み。
それを人々が力を合わせて刈り取る姿が見事に表現されていると思います!!


飲む気が注られないメニューボードを掲げるのは
ワイルド系なおじさまだからでしょうか。

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それよりも、マスターの渾身の「焼うどん」や「極太ナポリタン」の方が
インパクトがあっていい。
今度、食べに行こう。


国道を走っているとキラキラした笑顔がちらりと見えたので
幸せオーラを探してみると、まるでピノキオの坊やを発見。

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ピノキオ坊やが片手にノコギリを持ち、楽しそうに木を切り落としている姿から
もう、何のお店か想像できることでしょう。
そう、ホームセンターです。
ピノキオ坊やに倣って、私もDIYしてみるかな〜笑
アントワーヌ・アンリ展  @靖山画廊 [2015年02月17日(Tue)]


空はどんより雨模様。
ずいぶんと昔に買った長靴履いて出動するも
肌寒い雨に心が挫けそうになってしまいます。

そんなときにはとっておき、
楽しい絵を愛でて穏やかなひと時を。

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ポップなカラーリングでお家の中の風景を描いたアンリさん。
日曜日まで画廊にいらっしゃったらしいのですが
タイミングが合わず、会えなくて残念でした。

スタッフの方に人となりをお伺いすると
どうやら、関西弁がお上手と聞く。
きっとユーモア溢れる楽しいお方なんだと勝手に想像する。

私のお気に入りはこれらの作品です。
一つは色と光の三原色を駆使したすばらしいお花。
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色遣いが明るくてとても晴れやかな気持ちにさせてくれますが
深い緑の影が全体を上品にまとめていると思います。
お部屋に飾りたい…!

それから、こちらのテーブルも好き。
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パッと見たとき、青と緑と黒でやや寂しげな印象を持ちますが、
花瓶とそこに生けられたお花がビビットで、メリハリのある素敵な絵だと思います。

アンリさんの作品は見れば見るほど引き込まれてく魅力があるなあと感じました。
何でかなあと思いながら見ていたんですけれど、
いま、ようやく分かった気がする!

色がキレイなんですね。
マットに仕上げていますが、ベタベタ塗り固めた厭らしさがない。
だからスッと絵に入り込みたくなるのだと思います。

フランスから春のお便りをもらった気がしました!

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html

「アントワーヌ・アンリ展 」
2015年2月9日(月)~2月27日(金)
11:00~19:00 会期中無休
日祝、最終日は17:00にて終了
キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展
―――200年の時を超えて咲き誇る美しき太平洋の花 [2015年02月16日(Mon)]

クリアントゥス・プニケウス.JPG
クリアントゥス・プニケウス

無性に、冒険したくなった。
冒険といっても、私の場合はちょっと背伸びしたお出かけだ。
お気に入りの本を片手に持って、カメラの充電は満タンにして。
きっと歩くだろうから、動きやすい服装を纏ってのお出かけ。

クック船長は、きっと大勢を引き連れての大冒険だっただろう。
いまみたいに、GPSなんて無い時代だから、
星の位置や動きを見つつ、方角を定めて船を走らせる。

世界中の聞いたこともないところに足を踏み入れて
前へ、前へと進んでいく勇気は、本当にすごいことだと思う。
いまの時代の人は、権威を見せつけるために危険なチャレンジをしている面もあるけれど
クック船長が活躍した18世紀、彼は別な何かに突き動かされていたように感じる。
もちろん、権威のためもあると思うが。

さて、今回の展示はクック船長と同行したバンクスがオーストラリアで集めた
700点以上の植物のドローイングを出版しようとしたのが18世紀末。
バンクスの私財を投じ、何年もかけて銅板をつくったのにも関わらず、
その企画はなかなか進行しませんでした。

それから、200年。
1980年代になって、ようやくプロジェクトが動き出しました。

アカーキア・テルミナーリス.JPG
アカーキア・テルミナーリス

200年もの時を超えて目の前にした「バンクス花譜集」の作品たちは、
いまさっき採取してきたばかりのような新鮮で、瑞々しい様でした。
まったく見たこともないようなお花や
どこか知っているカタチをしたものまで、
なんだかクック船長といっしょに旅をした気分になりました。

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ヘリクリュスム・プラクてアートゥム

この展示はほんとに楽しい!
お時間のある方はぜひ、行ってみてください!

オーストラリアを旅した後は、
入り口前のパン屋「Viron」でパリ気分も味わってみてくださいね〜!

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※写真は図録から抜粋しています。
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Bunkamuraザ・ミュージアム
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
TEL.03-3477-9111(代表)

会期:2014/12/23(火・祝)−2015/3/1(日)*1/1(木・祝)、1/26(月)休館
時間:10:00−19:00(入館は18:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
料金:一般:1,300円
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_banks/about.html

VIRON 渋谷店
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13004626/
パキスタンカレー @第一両国ホテル アゼリア [2015年02月13日(Fri)]

いよいよ始めた喫茶店カレー巡り。
初心者の私は、どこが美味しそうかまだ嗅ぎ分けることができません。

もともと料理に対してチャレンジができず、
なるべく名の知れた、味が想像できるような料理を注文するタイプなのです。
初めて行く店にはとくに注意を払いますが、
まず一人で新規開拓をすることはいままでにないこと。

友達が「○○美味しかったよ」なんてレビューをしてくれたお店にしか
勇気を持って行くことができませんでした。

そんな臆病者の私が喫茶店カレー巡りを始め、先日大失敗をやらかしました。
詰まるところ、美味しくなかった。
看板には「おいしいカレーできました」って書いてあったのに…。
く、悔しい。。。

なんてことがあったものだから、また「美味しいレビュー」のあるお店に行きました。
しかも、今回はホテルレストラン!パキスタンカレー!

見てください!この鮮やかな色合い。
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そして、ルウとライスが別盛りタイプ。
ルウの入った壷的容器が、なんとも美味しさを増幅させているように感じます。
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早速、ルウをライスの上に。
すぅっとお皿にルウが広がるタイプのカレーではなく、
どてっと存在感ある一こぶのルウの山ができました。
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ルウには、たっぷりの玉ねぎの繊維質が残っており、細かく刻んだお野菜たっぷりの
ヘルシーなカレーでした。
ライスに飾られたプチトマトといっしょに食べると、
トマトの酸味とルウの甘みがマッチして、とくに美味しかった。

全面ガラス張りのホテルレストランで食べる美味しいカレー。
爽やかな光が差し込む中で食べるのも好きだけれど、
やっぱり少しスモークがかったライトの下、お洒落にジャズなんか流してくれる
渋い喫茶店カレーも食べたい衝動が、もくもくとわいてきました。

失敗もあるけれど、美味しいカレーを探し出そう。
そんな決意を持って、喫茶店カレー巡りを続けようと思いました。

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第一両国ホテル アゼリア
http://www.dh-ryogoku.com/restaurant/azalea/
私の好きな場所  [2015年02月11日(Wed)]

大事な大事な休息の場所には
ついついお金をかけてしまいがち。

雑貨や本、できれば絵画なんかも飾りたいけれど
いまはこのくらいが私の背丈に合っている気がします。

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大切に飾っているのは、
一生アマチュアの写真家でいたいと言った、エリオット・アーウィットや
ユーモアを愛し、写真を愛したロバート・キャパ。
いずれもマグナム・フォトで活躍していた人たちです。

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それから隠れて見えないけれど、
ジョセフ・クーデルカやジャンルー・シーフもあるんだなあ。
とくにシーフは女性の美を写し出す天才だと思います。

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こうやって一瞬の出会いを忘れないように図録を買って愛でる日々。
もっと的確に言葉で表現できたらなあと思いますが
まだまだ修行が必要ですな!

私の好きな場所を拡大しつつ、磨いていきたいと思います。
石庭を愛でる。 [2015年02月08日(Sun)]

大学時代、日本近代史の授業を教えてくれていたある先生は、
しょっちゅう龍安寺のお話をしていました。

授業中はギャグを飛ばしまくり、
1人でうっひょっひょとマイク越しに笑う先生。
どうやら、ゼミでもこんな調子らしいと聞く。

私の先攻は近代史ではなかったので、
この先生のゼミを取ることはあり得ませんでした。
だけど先生の授業は面白くって好きでした。
試験は難しかったけれど…。

さて、その先生曰く、龍安寺の石庭を見ていると
世の中の嫌なこと、気に入らないこと、哀しかったこと…
全部を忘れられるというのです。

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こんな剽軽な先生でも、嫌なことがあるんだなあと思っていましたが
当時、若かった私は石庭を見て癒されるものなのかなあと疑問に思っていました。

それから5年ほど経ったある日、友達と龍安寺に行きました。
石庭を眺め、座ること数時間。
少し肌寒い季節だったけれど、ずっとずっと見ていられる。
これか!先生が言いたかったことは、と気がついたのです。

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そこから石庭の魅力にはまってしまったのです。
そこで、最近猛烈に欲しいのが、ミニ石庭セット。

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紋様を描くのはなかなか難しいけれど
眺めていても、デザインしているときでも、絶対楽しい。

次のご褒美は、これにしよう!
そして、全国の石庭を見て研究しよう!
という意思表示でした。
光のダンス [2015年02月05日(Thu)]

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ゆらゆらと揺れる時のうねり

お気に入りのリズムに乗せて

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軽やかなステップを踏んで

光のなかでダンスを踊ったあの日を想う。

山本基展「原点回帰」@POLA MUSEUM ANNEX [2015年02月04日(Wed)]

銀座のど真ん中で潮の匂いに誘われた。

エレベーターを降りると、そこ一面に広がっていたのは、
「塩」の庭だった。

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直径1mmにも満たない小さな小さな粒を
広げ、模様を作る。
繊細なレースのように、衛星写真に写る台風の芽のように。

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「塩も、人間も、いのちの原点は、海。」
最終日の3月1日には、この素晴らしい作品を壊し、
山本さんの手から「塩」を受け取り、その塩を海に還すプロジェクトが開催されます。

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「たゆたう庭」

海から生まれた塩が、銀座の一等地で飾られ、そしてまた海に還る。
もしかしたら、還った塩がまたどこかで私たちの手の元にやってくる日が来るかもしらない。

その担い手に私もなりたいな。
生命の大きな流れのなかの一員になれればいいな。

3月1日17時。
先着100名です。
皆様、ポーラに集まれ!!

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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POLA MUSEUM
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階
2015年1月30日(金)-3月1日(日)
11:00~20:00
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/index.html

山本 基(Motoi YAMAMOTO)
1966年 広島県尾道市生まれ

1995年 金沢美術工芸大学卒業  現在、石川県金沢市在住 

2003年 ポロック・クラズナー財団奨学金

2010年 ボイジャー+AITスカラシップ・プログラム 浄化や清めを喚起させる
   「塩」を用いてインスタレーション作品を制作。
床に巨大な模様を描く作品は、数日から数週間をかけて一人で描き上げる。
http://www.motoi.biz
服部知佳「silence of the sea」@Art Gallery M84 [2015年02月03日(Tue)]

「初日に来るなんて、珍しいね」

そんな会話が交わされる居心地のよいギャラリーで
素敵な展示が始まりました。

「silence of the sea」
海の沈黙。

百合の花だと思ってました。
silence of the sea.JPG
「silence of the sea」

闇夜に可憐に咲く一輪の百合。
だけれども、聞いてみると貝殻なんだとか。

「お花っぽいですねと言われても嬉しい」
と作者の服部さんは言っていました。

すごく素敵な返答をされる方だなあと思いました。
だって、作品を観る側の者に委ねてくれているってことだもの。

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「coincidence」

「手放す」って難しい。
とくに、何ヶ月もかけて向き合ったものに対して
見方を相手に委ねるってなかなかできないことではないのかなあと思うのです。

しかも、服部さんはキュートにタイトルまで委ねてくださいました。
だから、これらのタイトルは、(仮)です。

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海の沈黙に耳を澄ませながら、
流れに身を委ねたいと思える展示でした。

※作者の許可を得て撮影をしています。
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Art Gallery M84
東京都中央区銀座四丁目11-3
ウインド銀座ビル5階
開館時間:10:30〜18:30(展示最終日は、17:00終了)
休館日:日曜日、その他 展示の無い日
Tel:03-3248-8454
http://artgallery-m84.com
会期:2015年2月2日(月)~2月14日(土)
日本の色・四季の彩 染色家 吉岡幸雄展 @「えき」KYOTO [2015年02月02日(Mon)]

「いろ」についていろいろ考察することがありますが、
どうしても私の連想する「いろ」は、クレヨンや色鉛筆でよく選ばれているものが
多くを占めています。
いわゆる「青」や「赤」や「緑」などなど。

だけど、今回の展示に行って、衝撃を受けたのです。
つまり、「いろ」は色でも「日本の色」を見つめ直すことにしたのです。

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藤を表す重ね色

日本の色は季節とともに変化をするのです。
春ならば、梅、柳、桜、藤。夏は菖蒲、杜若、卯の花、
秋は撫子、女郎花(おみなえし)、尾花、菊、紅葉。そして冬は雪や氷などの
自然を写した色が、単色ではなく重ね色としてつくられていきました。

日本古来の重ね色というと、一番先に思い浮かんだものは
浮世絵に見られる十二単の美しさ。
季節に応じて描かれる色の配色は、細部まで美意識が宿る日本の粋が感じられます。

もちろん、着物や絵の中に描かれる紋様や草木も季節を表すものばかり。
全体の構図を見るのも楽しいですが、
細やかな描写を宝物探しのように見てみると、
やっぱり日本画ってすばらしいと心打たれるのです。

今回の展示は、江戸時代から続く染屋「染司よしおか」の5代当主の吉岡幸雄さんによる
四季の彩りと移り変わりに触れるものでした。

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春の色は「紅花」。これは梅を表す重ね色

入ってすぐに、240種の重ね色を植物染めで再現したものの展示があったり、
紙でつくられた季節の造り花、染めに使う植物とその染サンプルなど
私たちが普段の生活では気がつかなくなってしまった自然の移ろいに向き合う展示でした。

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椿の造り花

季節を告げる色を生活に取り入れることは
元来、先人たちが行ってきたことのはずなのに、
すっかり生活と季節が分断されてしまったいま。

もっともっともっと彩り豊かな日常を過ごすためには
季節のお野菜やお花に触れることも素敵なことだけれども
「色」を取り入れることにも目を向けていきたいなと思いました。


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美術館「えき」KYOTO
日本の色・四季の彩 染色家 吉岡幸雄展

開催日時:2015年1月2日(金) 〜1月18日(日) 会期中無休
     午前10時〜午後8時 (入館締切:午後7時30分)
     ※ただし、1月2日(金)、3日(土)、14日(水) は午後8時半閉館。
会 場 :美術館「えき」KYOTO
入館料 :一 般  900円(700円)
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html

吉岡幸雄の色世界
http://www.sachio-yoshioka.com
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