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2014年、わたしが買ったもの。 [2014年12月28日(Sun)]

わたしは、わたしが買ったもので出来ている。

そんなSNSの投稿を見て、
2014年のわたしは、いったい何を手に入れたのかを
大掃除がてらに振り返ってみました。

わたしに一番の影響を与えてくれる本たち。
今年は、童話が多かったなー。
なかでも、ミヒャエル・エンデとポール・ギャリコは最高でした。
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それから、美意識を育んでくれる美術展にもたくさん行きました。
菱田春草展の案内の秀逸なコピーには、作品以上に感動しました。
ロベール・ドアノーの写真展が最も心躍った展示でした。
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毎月、多大な影響と感性を届けてくれたのは、
マガジンハウスの「& Premium」。
いまや、欠かさずに購読するほどに。
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わたしとともに成長してくれる仲間も増えました。
れんが色の鞄と、チョコレート色のノートカバーと、キャラメル色のキーケース。
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信楽で買った、わたしと同世代の作家さんのモダンなそばちょこと酒器もお気に入り。
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京都の山奥で木工作品を作っている方が余り木でつくった
世界に一つの寄木細工の作品も大事にしていきたい。
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振り返ると、本と雑貨をたくさん買った一年でした。
来年は、素敵な家具、とくに椅子に出会えるといいなあ。
それから、お気に入りのお洋服も一着出会いたいと思います。

買ったもの以外にも、
一所懸命取り組ませていただくお仕事と、
たくさんのご縁から生まれる素敵な出会いも
わたしをつくり上げています。

そんなお仕事と出会いに感謝。

2015年はもっともっと、お仕事に、ご縁に恵まれますように。
皆さまにも、素敵なご縁がありますように。
たいせつなもの展 -DIAMOND @靖山画廊 [2014年12月23日(Tue)]

たいせつなもの。
人それぞれ、心に秘めるものがあると思います。

私にとってたいせつなもの。
あなたにとってたいせつなもの。

きっとそれが本当にたいせつな人と一致したら
幸せなんだろうなあと思います。

昨年もお邪魔した「たいせつなもの展」。
今回は「ダイヤモンド」をテーマに41人の作家さんが
クリエーションされていました。

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ダイヤのキャンバスに描かれた作品や
キラキラとダイヤモンドのように輝く石や岩料を使った作品。

それぞれのたいせつな思いが込められているように感じました。

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クリエイターの手から離れて
作品だけが、ネットで、口コミで、リアルで一人歩きしていく中で
クリエイターの思いはどんどんと解釈され、咀嚼され、
作品を手にした人、目に留まった人の感情に委ねられる。

思いを伝えるのは難しい。
だけれども、大事に大事に愛情込められてかたちづくられたものだというのは
皮膚感覚で伝わっていくのだと思います。

私も皮膚感覚で伝わるものをつくりあげられるようになりたいなと思います。
いまの私にとって、それが「たいせつなもの」のような気がします。

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※ギャラリーの許可を得て撮影をしています。
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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html

「たいせつなもの展 -DIAMOND」
2014年12月5日(金)~12月23日(火・祝)
11:00~19:00 会期中無休
土日祝、最終日は17:00にて終了
上坂匡「年賀アート」展 @Art GalleryM84 [2014年12月19日(Fri)]

子どもの頃は、年賀状をていねいにつくっていました。
私の場合は、ハンコを使った年賀状づくりに凝っていて、
とくにエンボス加工をしてちょこっとおしゃれにするのが肝。
干支にお正月飾り、雪の結晶などいろんなハンコを集めたものです。

子どもの頃は、年賀状の数を家族と競っていましたが
もちろん末っ子の私はいつもビリケツ。
高校生の頃からは、年賀状よりもメールでのやり取りが多くなり
いつしか年賀状を送ることはなくなりました。

今回の展示は、「あああ〜、年賀状って素敵だなあ」って思えるもの。


これは、私が生まれた年に出された年賀状。

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「雷雲流」

なんだか勇ましくってすてきです。
ちょうどバブルのまっ只中に生まれたので
時代は上げ上げだったらしい。
その好景気の高揚感も表しているのかもしれません。


私のいちばんのお気に入りはこれ。

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「さるらんぼ」

かわいくって、ユーモアあって、素晴らしい!
お猿さんのおしりの赤がちょっとリンゴっぽいので
リンゴでもいいかも…と思いましたが、
ネーミングを考えるとやっぱり「さるらんぼ」ですね。


今回の展示を飾られた上坂さんは、もともと着物の絵柄のデザイナーだそうです。
着物のデザインの原画も飾られていました。

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着物の展開図にポスターカラーと泥絵具で描かれた模様。
きっと実際に紙を折って見え方はどうなるだろうと試行錯誤して
デザインが仕上がっていったのだろうなと思うと、感激…。
だけどいまでは、そのほとんどがグラフィックで作られているようです。

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たくさんのお話を聞いて最近思うのは、人間は結局アナログだって言うこと。
いくら文化が発達して、世の中が便利になったとしても
それは道具でしかなくて、自分の力にしていくためには
コツコツと積み上げていく他、方法はないと思います。

見誤ってはならないと思うのです。
続けなければ残らないこと。
残そうと努力しないとなくなってしまうもの。
「便利」「効率性」だけでは、私たちの暮らしは豊かにはならないということ。

※ギャラリーの許可を得て撮影をしています。
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Art Gallery M84
東京都中央区銀座四丁目11-3
ウインド銀座ビル5階
開館時間:10:30〜18:30(展示最終日は、17:00終了)
休館日:日曜日、その他 展示の無い日
Tel:03-3248-8454
http://artgallery-m84.com
会期:2014年12月8日(月)~12月20日(土)
「OBROAD 未知なる道」 @コミカミノルタプラザ [2014年12月16日(Tue)]

いやはや。
これは、うっかりとしておりました。
この展示が、東京に来て忘れかけていた心を蘇らせてくれました。

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「廃道」。
それは、もはや地図にはない道。
人や車が通ることのない道。
自然と一体化してしまった道。

私たちが、生活を豊かにするべくつくったはずの「道」が
いつしか使われなくなり、忘れ去られ、道の歴史がその瞬間で止まったまま。

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人間の身勝手の集積が廃道なのかもしらない。
しかし、使われなくなった後の廃道としての歴史は日々積み重ねられていく。
ひっそりと息を潜め、その土地と一体となって古くなっていく。

それって、栄枯必衰の無常観があると思うんです。
廃れて、打ち棄てられた廃道を見つめることで
私たちの未来が変わっていくんじゃないかと思うんです。

このままでいいのかな。
迷ったときは、レンタカー借りて、廃道を探す旅に出掛けよう!
と思いました。

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※インターネットから画像を引用しました。
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コニカミノルタプラザ
2014年12月6日(土)〜12月15日(月)
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F
10:30〜19:00(最終日は15:00まで)
年中無休
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2014december/gallery_c_141206.html
ひっそりと。@両国・回向院 [2014年12月10日(Wed)]

私の好きな場所のひとつが回向院。
地元にある山寺とは違って、さすが都会と云わんばかりに
隣にはセブンイレブンやビルが建ち並ぶ中にぽかっと佇むお寺さんです。

回向院の本堂に吊るされているキラキラ光る玉は
スワロフスキーが使われていて、
しかも中にはレーザー光線で飛天が彫られているのです。
初夏の爽やかな光に照らして見るのが一番のオススメなんですよね。

もちろん、他にもたくさんの見どころがありまして、
可愛い顔をした不動明王や圧巻の千体地蔵など
いつ来ても、何時間居ても飽き足りないお寺です。

そんな境内のなかにひっそりと佇むのが、多数の石仏たち。
石仏の魅力はその経年変化と、崩れ去ったお顔から伺える無常観だと思います。

肘をついて考え込む仏さま。
宝髻を結い上げていることから、菩薩さまなのかしら。
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蓮華を持って、少し険しい表情で立つ菩薩さま。
何かあったのかしら…?
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隅っこの方で静かに佇む石仏さんたちに会いに
また時間を作っては、行きたい場所です!

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回向院
http://ekoin.or.jp
Fusion+ @Gallery 58 [2014年12月08日(Mon)]


師走に入り、まさしく矢の如くに毎日が過ぎ去っているように感じます。
時間は相も変わらず一年間、一日等しく与えられているはずなのに
どうもこの時期は早く過ぎる気がします。

きっと、世の中がそのような風潮にしているからではないかとも思う一方で
今年中にやりきらなければ、もしくは今週、今日中に
終わらせなければならないことも山ほどあるわけで、
そんなときには「時間効率」を上げなければならないのです。

とは言ったものの、要領の悪い私はなかなかサクサクと片せるようなタイプではない。
ましてや、「モモ」を読んでしまってからは
「時間の効率を上げること」についての禅問答を始めてしまうから厄介なのです。

そんなときには、すべてを忘れてギャラリーへ向かうことにします。

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前野みさと「sPACE_ff」

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宮崎光二「憂いの王」

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松見如明「Our of the window」

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重野加南子「地獄でまってる」

どきどきさせられたのは、重野さんの作品。
ふらっと見ていたときは、コラージュのような展示が一番好きで、
「可愛いなあ」なんて思っていましたが、タイトルを見てビックリ!

たくさん描かれた女性たちに、一体何があったのでしょうか?


※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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Gallery 58
東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4F
Tel・Fax 03-3561-9177
12:00pm-7:00pm(最終日5:00pmまで) 日曜休廊
会期 2014年3月31日(月)〜4月5日(土)
http://www.gallery-58.com
小山悦子展 @Steps Gallery [2014年12月06日(Sat)]

−人間を畏怖させ、人間を破壊し尽くすことすらしかねない「力」とは?

考えても答えのでないことを昔から考える癖がある私は
小山さんの考えが非常に興味深く感じました。

−自然?神?人間自身?

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「ジャコンヌ 影」

だから、泣いているように見えるのだろうか。
だから、悲しんでいるように見えるのだろうか。

トリトヌス.JPG
「トリトヌス男・女」

それとも、怒っているのだろうか。
諭しているのだろうか。

私たちを畏怖させるほどの強大な「力」があっても、
私たちはそれを乗り越える「力」も持ち合わせていたい。

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「オマージュ 影A・B」

時間はかかっても、
時代は変わっても。

互いを尊重し合って、互いに助け合って、
「力」をしなやかに受け止められるような世界をつくっていけるように。

※ギャラリーの許可を得て撮影をしています。
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Steps Gallery
東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル5F
Tel&Fax 03-6228-6195
エレベーターはありません。
2014年12月1日(月)〜12月13日(土)
12:00~19:00(最終日17:00)
日曜休廊
http://www.stepsgallery.org
「ほの明るいとうす暗い」 @Art Gallery M84 [2014年12月04日(Thu)]

一寸の光でも、私たちの世界にとっては欠かせない要素なのです。
本当の真っ暗闇を経験したことのある人にとって
光は、私たちの生活になくてはならないものだということを知っています。

だからこそ、「ほの明るい」「うす暗い」といった光の表現に惹かれます。
写真は、光を切り取った一瞬。
鮮やかな色も、モノクロの世界も、すべては光が照らしてくれているから。

今回の展示は、まさに光の強弱を作品と空間で作られていました。

私が感動したのは、こちらの作品。

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人見将

太陽の光りの影を映し出したんですって。
昔の写真の技法で、白く浮かび上がるのは、折り鶴。
とっても素敵でしょ。


それから、丸い木枠で写真を飾るとこんなにも可愛いのか!
と気づかされたのはこの作品。

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山本顕史

「あの先 そして その向こう」
時間や関係性、距離感に注目して映し出したのは、
畠山雄豪さんの作品。

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畠山雄豪


そして、佐藤志保さんは、民宿の「光学坊」を題材に
昔のフィルムを使って投影していました。
やわらかな光と人の影があたたかい。
こちらは、ぜひ実際にご覧ください!

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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Art Gallery M84
東京都中央区銀座四丁目11-3
ウインド銀座ビル5階
開館時間:10:30〜18:30(展示最終日は、17:00終了)
休館日:日曜日、その他 展示の無い日
Tel:03-3248-8454
http://artgallery-m84.com
会期:2014年11月24日(月)~12月6日(土)
青に映える [2014年12月03日(Wed)]

空の青に映える色。

雪の白。

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ちょっと寒くなると、私の頭を覆う白い雪。
今年も美しく覆ってくれよ。
なんて言ったて、私は日本一の富士。
私を見に来る人が大勢いるんだから、
せいぜい格好よく頼むよ。



銀杏の橙。

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ねえねえ、私を見て。
いまが一番の華の時期よ。
これを見ずして、他に何を見るというのよ。
ほら、ブルーに映えるでしょ。
ねえねえ、私をもっと見て。

精いっぱいに色づき、一番美しい色となった。
私を見てと言わんばかりに。