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MOMATコレクション「特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示」@東京国立近代美術館 [2015年12月14日(Mon)]

先日、藤田嗣治の一生をある本から学んだところなので、
絵を前にしたとき、当時の藤田が浮かび上がってくるような錯覚を覚えたのです。

fujita.png
藤田嗣治《五人の裸婦》1923年

とくに今回は、戦争画が14点も展示されるとのことで、
《アッツ島玉砕》《血戦ガダルカナル》《サイパン島同胞臣節を全うす》など
有名で、かつ映画「FOUJITA」(小栗康平監督・オダギリジョー主演)にも登場する絵が
多数展示されたのでした。

何を想って、これらの絵に向かい合ったのだろうか。
その心の奥底は計り知れませんが、
きっと上手に描きたい、もっと大勢に見てもらいたいという
純粋な気持ちが隠れていたのだろうと推測します。

天才・藤田嗣治の作品に鳥肌が立ち
素晴らしい時間を過ごすことができました!
図録もお手頃価格だったので、嬉しかったです。


※画像はHPから引用しています。
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MOMATコレクション 「特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。」
日時:2015年9月19日(土)〜12月13日(日)
〈前期〉9月19日(土)〜10月25日(日)
〈後期〉10月27日(火)〜12月13日(日)
時間:10:00〜17:00 (金曜日は10:00〜20:00)
※入館時間は閉館30分前まで
料金:一般 430円、大学生 130円
※高校生以下、18歳未満、65歳以上、障害者手帳所有者および付添者(1名)は無料
無料観覧日:10月4日(日)、11月1日(日)、11月3日(火・文化の日)、12月6日(日)
会場:東京国立近代美術館
URL:http://goo.gl/tEZxXf
Pow Martinez “from the bitter abyss” @MEGUMI OGITA Gallery [2015年09月23日(Wed)]

約1ヶ月ぶりの更新でございます。
お盆を終わった頃から出張が続き、
夏バテで体力も落ちていたので
なかなか出歩くことが難しかったのです。

彼岸花も咲き、金木犀の香りがし始めました。
季節は変わって秋になりつつあります。
夏バテも解消されてきましたので、
ブログも復活、といたしましょう!と
意気込んで書き始めたのでした。

久しぶりの更新は、MEGUMI OGITA Galleryさん。
先日から気になっていた展示です。
作家さんはフィリピン在住のポウさん。
ウィットの効いた作品ですが、
なんだか共感する部分もありました。

DSCF1718.JPG

銃を持ったり、人間が鎖で繋がれたり、
映画で見たような世界が現実にあるのです。
私は行ったこともないような遠い土地では
日常的に起こっている出来事。
もしかしたらポーさんが目にしてきた世界が
描かれているのかもしれません。

DSCF1716.JPG

ゴッツリと盛られた筆の跡。
憤りか、勢いか。
色遣いが明るいので、決してくらい気持ちにはならないのですが
ドキドキと考えさせられるテーマです。

久しぶりに見た作品が、ポウさんので良かった。
心が惹き付けられる素晴らしい数々でした。

DSCF1715.JPG

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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MEGUMI OGITA GALLERY
東京都中央区銀座2-16-12 銀座大塚ビルB1
Tel & Fax. (03) 3248 3405
2015. 9.11(Fri.) - 10.3(Sat.)
開廊時間
火曜日 - 土曜日 ( 日・月・祝休廊)
11am - 7pm
http://www.megumiogita.com/index.html
アントワーヌ・アンリ展  @靖山画廊 [2015年02月17日(Tue)]


空はどんより雨模様。
ずいぶんと昔に買った長靴履いて出動するも
肌寒い雨に心が挫けそうになってしまいます。

そんなときにはとっておき、
楽しい絵を愛でて穏やかなひと時を。

DSCF9065.JPG

ポップなカラーリングでお家の中の風景を描いたアンリさん。
日曜日まで画廊にいらっしゃったらしいのですが
タイミングが合わず、会えなくて残念でした。

スタッフの方に人となりをお伺いすると
どうやら、関西弁がお上手と聞く。
きっとユーモア溢れる楽しいお方なんだと勝手に想像する。

私のお気に入りはこれらの作品です。
一つは色と光の三原色を駆使したすばらしいお花。
DSCF9067.JPG

色遣いが明るくてとても晴れやかな気持ちにさせてくれますが
深い緑の影が全体を上品にまとめていると思います。
お部屋に飾りたい…!

それから、こちらのテーブルも好き。
DSCF9063.JPG

パッと見たとき、青と緑と黒でやや寂しげな印象を持ちますが、
花瓶とそこに生けられたお花がビビットで、メリハリのある素敵な絵だと思います。

アンリさんの作品は見れば見るほど引き込まれてく魅力があるなあと感じました。
何でかなあと思いながら見ていたんですけれど、
いま、ようやく分かった気がする!

色がキレイなんですね。
マットに仕上げていますが、ベタベタ塗り固めた厭らしさがない。
だからスッと絵に入り込みたくなるのだと思います。

フランスから春のお便りをもらった気がしました!

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html

「アントワーヌ・アンリ展 」
2015年2月9日(月)~2月27日(金)
11:00~19:00 会期中無休
日祝、最終日は17:00にて終了
服部知佳「silence of the sea」@Art Gallery M84 [2015年02月03日(Tue)]

「初日に来るなんて、珍しいね」

そんな会話が交わされる居心地のよいギャラリーで
素敵な展示が始まりました。

「silence of the sea」
海の沈黙。

百合の花だと思ってました。
silence of the sea.JPG
「silence of the sea」

闇夜に可憐に咲く一輪の百合。
だけれども、聞いてみると貝殻なんだとか。

「お花っぽいですねと言われても嬉しい」
と作者の服部さんは言っていました。

すごく素敵な返答をされる方だなあと思いました。
だって、作品を観る側の者に委ねてくれているってことだもの。

coincidence.JPG
「coincidence」

「手放す」って難しい。
とくに、何ヶ月もかけて向き合ったものに対して
見方を相手に委ねるってなかなかできないことではないのかなあと思うのです。

しかも、服部さんはキュートにタイトルまで委ねてくださいました。
だから、これらのタイトルは、(仮)です。

DSCF8986.JPG

海の沈黙に耳を澄ませながら、
流れに身を委ねたいと思える展示でした。

※作者の許可を得て撮影をしています。
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Art Gallery M84
東京都中央区銀座四丁目11-3
ウインド銀座ビル5階
開館時間:10:30〜18:30(展示最終日は、17:00終了)
休館日:日曜日、その他 展示の無い日
Tel:03-3248-8454
http://artgallery-m84.com
会期:2015年2月2日(月)~2月14日(土)
橋爪 彩『Beautiful Stranger』 @POLA MUSEUM ANNEX [2014年10月07日(Tue)]

Estber.JPG
「Estber」


しなやかで芯のある強さを持った女性。
この作品を描いた橋爪彩さんは、きっとそんな方なのだと思う。

女性的なやわらかな曲線は
花や洋服やジュエリーで着飾ることによって
さらに引き立てられて、その魅力が深まっていく。

Accessories.JPG
「Accessories」

それは、異国の地で
肌の色、瞳、言語、文化の違う地で過ごした彼女だからこそ
異質の中にこそ見える「美」を描けるのだと思う。

肌の透明感は西洋の文化を
見えない表情は日本の「陰」の文化を。

Madeleine.JPG
「Madeleine」

和と洋を混ぜ上げて画面に彼女のアイデンティティーを残している、
そんなメッセージを私は受け取った。

※ギャラリーの許可を得て撮影をしています。
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POLA MUSEUM
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階
2014年9月27日(土)-10月19日(日)
11:00~20:00
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/index.html


橋爪 彩(Sai Hashizume)
1980年東京都生まれ。2006年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。
2006年から2010年にかけて渡欧、文化庁芸術家在外研修員、
ポーラ美術振興財団在外研修員としてドイツに滞在、吉野石膏美術振興財団在外研修員としてパリに滞在。
主な展覧会に、2005年「αMプロジェクト vol.2」(artspace Kimura ASK?)、
2006年「VOCA展」(上野の森美術館)、
2012年「ポーラミュージアムアネックス展2012“華やぐ色彩”」(ポーラミュージアムアネックス)、
2013年「DOMANI・明日展―未来を担う美術家たち〈文化庁芸術家在外研修の成果〉」(国立新美術館)、
2014年「ノスタルジー&ファンタジー」(国立国際美術館)、
「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.04」(高松市美術館)など。
2013年、第5回絹谷幸二賞受賞。
主なコミッションワークに2012年”Esther”(POLA THE BEAUTY銀座店)、
また今秋、ポーラ最高峰ブランド「B.A」のエントリーライン「RED B.A」の
メインビジュアルとして”RED SESSION”を制作。
島田雅彦著『美しい魂』の他、書籍の装幀も多数手がける。
岩月ユキノ「みる 2014」@MEGUMI OGITA GALLERY [2014年06月28日(Sat)]

月末なので、仕事が立て込み
なかなか外出することも出来ず
更新することもできずにいた日々。

改めて、仕事をちょっと離れて
ギャラリーに行くことの素敵さ、
アートに触れられることの喜びを感じた一週間でした。

久しぶりのギャラリー巡りは
ずっとずっと行こうと思っていたけれど
なかなか行けなかった(行かなかった?)ギャラリーです。

会社からほど近いのでいつでも行けるはずなのに
行かなかったのはなぜかしら?
ここに行かないなんて、ほんとうにもったいなかったなあと少し後悔。

DSCF5884.JPG

だってこんなにすてきな作品に出会えるんですもの!

sanctuary.JPG
「聖域/sanctuary」

私が一番好きな作品はこちらでした。
「聖域」。
目に見える境界線もあれば、目に見えない境界線もある。
それは、お寺も同じくしていて
仏様が安置されるところと我々参拝者とは
見えない境界線があって、聖俗に分けられている。

そこに行きたいのに行けない。
それが、聖域なのかもしらない。


peak.JPG
「山/peak」

そこに行きたいのに行けないもの。
もう一つが、山だと思う。
登山経験のない私なので、完全に妄想で書きますが
山って一つのシンボルだけれども
実際に登り始めると
遠くからみた山の風景はなく、目の前に広がるのは
鬱蒼と茂る木々や舗装された道路、険しい崖…。
私がイメージする山なんてどこにもないような気がするのです。

行きたいけれど行けないところは、遠近から生まれるイメージもあるのかもしらない。

vancant land.JPG
「空き地/vancant land」

はっきりとは覚えていないけれど
私の地元にも
錆びた車や鉄鋼が無造作に投げられた場所があって
そこを探検するのが楽しかった。

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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MEGUMI OGITA GALLERY
東京都中央区銀座2-16-12 銀座大塚ビルB1
Tel & Fax. (03) 3248 3405
開廊時間
火曜日 - 土曜日 ( 日・月・祝休廊)
11am - 7pm
http://www.megumiogita.com/index.html

岩月ユキノ / Yukino Iwatsuki
2014.6.14(Sat.) - 6.28(Sat.)
三浦拓郎展 @Oギャラリー [2013年12月28日(Sat)]

本日仕事納めです!

やっぱり締めくくりには、
落ち着いた心で美しいものを見るのが
一番幸せなことだと思います。

心穏やかに見とれるもの。
それは、お花。

花音2.JPG
「花音 2」


実際で見るのと、
カメラで見るのとでは何かが違う。
大きな違いではなく、
ほんの少しの違和感なのです。


花音6.JPG
「花音 6」

花音5.JPG
「花音 5」


1輪だけのお花。
しかも茎も葉も描かれていない
花びらに焦点を当てたこの構図に引き込まれていきました。


花音10.JPG
「花音 10」

花音4.JPG
「花音 4」


心が穏やかになりましたか?

私の好きな絵は、ちょっとデザインがほかと違いました。
鮮やかな、澄んだ青がとってもきれいなのです。

花音8.JPG
「花音 8」


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OギャラリーUP・S
東京都中央区銀座1-4-9 第一田村ビル3F
Tel/Fax03-3567-7772
12:00~20:00(日曜11:00~16:00)
会期中無休
2013年12月23日(月)~12月29日(日)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/