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扇子 @靖山画廊 [2015年07月08日(Wed)]

仰げば、ひらひらと舞う扇子。
私も夏場には、扇子を愛用しています。

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小さく折り畳まれた扇子を開くと
そこに広がるアートの世界。

変幻自在の持ち運べる芸術品である扇は
日本の美意識が詰まった逸品なのだと思います。

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しかし、今回の展示で初めて知ったことがありました。
扇子の美は、扇状形のキャンパスに納まりきらないものなのだと。

最も面白さが詰まっているのは、
扇子を納める桐箱にあったのです。

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扇に描かれた柄や絵の最も象徴的なものが映し描かれた桐箱。
もしかしたら、ここに美の結集がなされているのかもしれません。

夏の風物詩である扇子。
そこには、持ち手のセンスが現れるのだと思います。

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私も装いや気分、天候に応じて
扇子を選び変えるような、素敵な感性を磨いていきたいなあと思いました。

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html

「扇子」
2015年7月3日(金)~7月24日(金)
11:00~19:00 会期中無休
日祝、最終日は17:00にて終了
線の会 @靖山画廊 [2015年05月15日(Fri)]

点と点がつながって線となり、
線と線がつながって面となる。
面がたくさん連なると立体になり、
立体はやがて風化する。

日本画にとって、「線」は命だそうだ。
筆で描くその細い道は
輪郭となってそのカタチを表す。
そして、完成された作品を見て、私たちの元へ届く。

「線の会」って素敵な響きだなあ。
たぶん、読み方は「せんのかい」なんだろうけれど、
「せんのえ」って読んでほしいなあ。

さて、作品についてですが、6名の作者の作品が楽しめます。

アメツチの歌.JPG
「アメツチの歌」

ともえ牡丹.JPG
「ともえ牡丹」

うたたね.JPG
「うたたね」

勝手にトリミングしてしまいましたが、
私のお気に入りはこちらの作品。
エッチングみたいで素敵です。
庭を編む.JPG
「庭を編む」

※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html

「蓮の会 -木彫- 」
2015年5月14日(火)~5月29日(金)
11:00~19:00 会期中無休
日祝、最終日は17:00にて終了
若冲と蕪村 @サントリー美術館 [2015年05月11日(Mon)]

私が若冲のことを大好きになったのはおよそ三年前の初夏のこと。
ある展示会で出会ったのが、若冲の犬の絵でした。
おそらく以前にも見たことがあったと思うけれど、
三年前に始めて名前と絵とが一致したのです。
教えてくれた人は、昔東京で開催した「若冲展」の様子まで語ってくれました。
あれから時は経ち、私は初めて若冲展を見に行くことができました。

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今回行ったのは、サントリー美術館で開催された
「〜生誕三百年 同い年の天才絵師〜若冲と蕪村」。
同世代に活躍し、互いに切磋琢磨しながら独自の絵を描き続けた
二人の生涯に迫った展示でした。

最終日に行ったもんだから、館内は人でいっぱい。
なかなかゆっくりと絵と向き合うことは難しかったけれど
そんな中でもお気に入りの絵を見つけることができました。

私のお気に入り「若冲賞」はこちら。
栗に雄鶏図.JPG

2Dの絵画なのに迫り来る様子が伝わるこの作品には心奪われました。
若冲の描く鳥の表現・表情がいいんだなあ。
ちょっとデフォルメされた感がなんとも愛しいのです。


そして、私のお気に入り「蕪村賞」はこちら。
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闇と舟の光のコントラストを墨の濃淡で見事に表されています。
静かな夜の海で鵜飼をする親子の楽しい会話が聞こえてきそうです。

もっとゆっくり見たかったなあ。
図録もボリュームたっぷりの内容だったので、
こちらで楽しむことにします。

※写真は図録から抜粋しています。
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サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/
上坂匡「年賀アート」展 @Art GalleryM84 [2014年12月19日(Fri)]

子どもの頃は、年賀状をていねいにつくっていました。
私の場合は、ハンコを使った年賀状づくりに凝っていて、
とくにエンボス加工をしてちょこっとおしゃれにするのが肝。
干支にお正月飾り、雪の結晶などいろんなハンコを集めたものです。

子どもの頃は、年賀状の数を家族と競っていましたが
もちろん末っ子の私はいつもビリケツ。
高校生の頃からは、年賀状よりもメールでのやり取りが多くなり
いつしか年賀状を送ることはなくなりました。

今回の展示は、「あああ〜、年賀状って素敵だなあ」って思えるもの。


これは、私が生まれた年に出された年賀状。

雷雲龍.JPG
「雷雲流」

なんだか勇ましくってすてきです。
ちょうどバブルのまっ只中に生まれたので
時代は上げ上げだったらしい。
その好景気の高揚感も表しているのかもしれません。


私のいちばんのお気に入りはこれ。

さるらんぼ.JPG
「さるらんぼ」

かわいくって、ユーモアあって、素晴らしい!
お猿さんのおしりの赤がちょっとリンゴっぽいので
リンゴでもいいかも…と思いましたが、
ネーミングを考えるとやっぱり「さるらんぼ」ですね。


今回の展示を飾られた上坂さんは、もともと着物の絵柄のデザイナーだそうです。
着物のデザインの原画も飾られていました。

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着物の展開図にポスターカラーと泥絵具で描かれた模様。
きっと実際に紙を折って見え方はどうなるだろうと試行錯誤して
デザインが仕上がっていったのだろうなと思うと、感激…。
だけどいまでは、そのほとんどがグラフィックで作られているようです。

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たくさんのお話を聞いて最近思うのは、人間は結局アナログだって言うこと。
いくら文化が発達して、世の中が便利になったとしても
それは道具でしかなくて、自分の力にしていくためには
コツコツと積み上げていく他、方法はないと思います。

見誤ってはならないと思うのです。
続けなければ残らないこと。
残そうと努力しないとなくなってしまうもの。
「便利」「効率性」だけでは、私たちの暮らしは豊かにはならないということ。

※ギャラリーの許可を得て撮影をしています。
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Art Gallery M84
東京都中央区銀座四丁目11-3
ウインド銀座ビル5階
開館時間:10:30〜18:30(展示最終日は、17:00終了)
休館日:日曜日、その他 展示の無い日
Tel:03-3248-8454
http://artgallery-m84.com
会期:2014年12月8日(月)~12月20日(土)
菱田春草展 @国立近代美術館 [2014年11月09日(Sun)]

「必ず行きたい」と瞬間的に思ったこの展示。
もちろん、菱田春草がもともと好きでしたが、
この展示のPRのために作られたコピーが秀逸だったのです。

「見つめあえたら、きっと運命」

雷に打たれたような衝撃でした。
春草の作品のうち、有名な「黒猫」がじっとこちらを見ていて
「偶然目があったあなたにこそ、ぜひ遊びにきてほしい。」と語りかけるのです。

ああ〜。行きます。と約束したのにも関わらず、
展示に行ったのは、最終日のことでした。

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「黒き猫」(1910年、絹本彩色、151.1×51センチ、永青文庫蔵、熊本県立美術館寄託、重要文化財)

曇天で少し寒い日でした。
北斎展は2時間待ちの長蛇の列と聞いておりましたが、
春草展は10分も待たずとして入れました。

春草の素晴らしいと感じるところは、朧げな色彩。
闇夜に輪郭だけが浮かび上がり、ほんのりと輝くとき。
太陽がすでに山に隠れ、空に残る橙色と紺碧。
枯れた葉の、まだ生命が鮮やかに残る部分と虫に喰われてしまった部分。

見入ってしまうとはこのことでしょう。
色彩で素晴らしかったのは「曙」という作品でした。
朝の日が昇る前の靄がかかったあたたかな色味が美しかったです。

表現で魅了されたのは、「落葉」でした。
木々から散り落ち、地面に敷き詰められた落ち葉と
まだ木の枝に残っている大きな葉。
精密な描写とピントの表現が絶妙で、これぞ春草の成せる技だと感じさせてくれました。

満たされた気持ちで帰り道を歩いていると空が少し晴れて参りました。
春草はこの空をどんな風に表現してくれるのでしょうか。

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※一部写真はインターネットから引用しました。
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東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/Honkan/honkan.html
ツジモトコウキ日本画展 @靖山画廊 [2014年09月23日(Tue)]

黄金に輝く白鯨が空を舞う。
まるで、頭上を覆う大きな雲のように。

吉兆双白鯨図.JPG
「吉兆双白鯨図」

すっかりと秋空に変わり、うろこ雲がふわりと浮かぶ今日この頃。
夏のどっしり構えた入道雲はどこへ行ったのやら
暑さも和らぎ、早くもヒートテックデビューをしております。
昼間は夏の暑さが少し残っているのに、
私はどうやって冬を越すのだろうと、自分でも心配になってしまいます。


寒いときには、あたたかな光りをみるのがよいのです。
蛍光灯のような白い光りではなく、
ハロゲンライトのような、あたたかな光り。

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「虹煙白像図」

金箔にはそんなあたたかさがあるのです。
自然の鉱物だから放つことのできる柔らな光り。

光りが柔らかく、あたたかくなるためには、
金箔に施す色彩にも気をつけなければならないのです。

ツジモトさんの作品は、優しい色使いをしているので
光りが一層美しく映えるのだと思います。

だって、金だけだったら秀吉みたいに自分を誇示する気持ちで
なんか居心地悪くなっちゃいそうですよね。

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あったかい光りをみて、まだ来ぬ冬の対策をしたいと思います。

※作者の許可を得て撮影をしています。
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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html

2014年9月12日(金)〜26日(金)
11:00~19:00
会期中無休
土日祝、最終日は17:00にて終了
大矢真嗣 日本画展 @靖山画廊 [2014年05月12日(Mon)]
最近の私は、ぐうたらになってきてしまいました。

ついつい近場のギャラリーに行こうとしちゃうんですよね。
おかげさまで運動不足。
解消するために、久しぶりにちょっと遠くのギャラリーに行こうかな!

近場だけれど、やっぱりこのギャラリーは面白いのです!
作者さんはとってもお若い方でした!

游.JPG
「游」

もうすぐ夏だから、金魚!
春はどこへ行ったのやら〜という感じですね。
日本の四季は移ろいが早いものです。

紅一点.JPG
「紅一点」

それから、驚きの技法を教えていただきました。
それは一度のせた色を水で落して、下地をわざと出すのだそうです。
この独特の色合い。
暗い水の中に、太陽の光が差し込んだような雰囲気は、
たくさんの色が混じり合って生まれたのです!

深赤.JPG
「深赤」

とくにお魚が好きだそうで、
観賞魚のようなカタチが可愛いものがいいと言われてました。

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お家にも観賞魚がいるそうです。
うらやましいです!

集まる.JPG
「集まる」

お父様も日本画家だったらしく、日本画はごく身近にあったそうです。
日本画が身近にある生活って素晴らしいでしょうね。
でも、身近にあるから良さに気がつかないことは多々あることです。
その魅力に気がついて、ご自身も日本画家になられたのは、すごいなと思います。

私は離れてから実感することが多いです。
地元の良さも、親の有り難みも。
「当たり前」にあるから気がつかないことでも、
思い合うことで乗り越えていけるのではないか。
この言葉は、ある人からの受け売りなんですけどね。
最近は、本当にそう感じています。

思い合うことで、私の、私たちの「当たり前」が
ちょっとずつ変わっていくのかもしれないな。

※写真は作者の許可を得て撮影しました。
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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html

大矢真嗣 日本画展
2014年5月7日(水)〜17日(土)
11:00~19:00
会期中無休
土日祝、最終日は17:00にて終了
春の江戸絵画まつり 江戸絵画の19世紀 @府中市美術館 [2014年04月18日(Fri)]

江戸から明治へ変わる過渡期。
不穏な時代に生きた芸術家たちが見たモノ・描いたモノ。
この時代ならではの表現に着目して集めた面白い展示でした。

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「諸国滝廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝」
葛飾北斎 中外産業株式会社蔵(原安三郎コレクション)

今回の展示は、19世紀に活躍した画家たちを一堂に集めたもの。
こういう展示では、ざざざっと全体を見て楽しみます。
時代の変遷による変化や同年代の作品の対比が面白いのです。

なので、ご紹介しようと思うと
「図録を買ってください」とか言いたくなっちゃうのですが、
私のオススメをちょこっとご紹介します。
それは、「光と陰影」です。

「光と陰の巨匠」と言われたのは、ご存知、レンブラント。
彼が活躍したのは、17世紀でした。
一点に強い光を集めた明暗対比が、非常にドラマティックに演出しますよね。

今回の展示ではレンブラントとはちょっと違った光と陰影を楽しむことができます。
でも、レンブラントに負けず劣らずの繊細さが美しいのです。


敦賀市立博物館.jpg
「二見浦富士」
原在中 敦賀市立博物館蔵

こちらは、二見浦に差す朝日がとてもキレイですよね。
注目は、夫婦岩に向かって伸びる、一本の光りの筋です。
これって、レンブラントのスポットライトに似てませんか?
夫婦岩の神々しさをたった一本の光りの筋で表現。
この光の道が、太陽に伸びていくようで素敵ですよね。


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「雪月花 月」
歌川国芳 ギャラリー紅屋蔵

国芳好きな私ですが、こちらの作品は初めて見ました。
まだまだ勉強が足りませぬ。
それにしても、ぐわっと押し寄せる格子の陰。
美人の陰もくっきりと映し出すこの光の源は月明かりなんて想像もしませんでした。
モノの陰の明暗はくっきりしているのに、
服などの立体のグラデーションの陰がないのが当時の日本の陰の付け方の特徴みたいです。


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「月の陰忍逢ふ夜 行灯」
歌川国貞 北九州市立美術館蔵

私の一番のお気に入りの作品です。
行灯の光を浴びる部分と夜の陰に包まれる部分のコントラストが
本当に繊細で美しい。
とくに注目していただきたいのは、着物の色彩です。
明暗でこんなにも見え方が違うものかと。
タイトルもキレイですよね。

暗闇の中、月の陰に隠れて思い人に会う。
人にも、月にも隠れ忍んで会わなければならないから光は禁物。
だけど、せっかくのこの美しい着物をみてほしい。
行灯の光を手に、愛するあの人が来るのを待ちましょう。

…と、勝手に妄想。
やっぱり日本画は色彩がキレイですよね。
これほど琴線に触れちゃうのだから、
きっとDNAに組み込まれているのでしょうね。


※画像はインターネットから引用しました。
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春の江戸絵画まつり 江戸絵画の19世紀

府中市美術館
〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
電話:042-336-3371(代表)

会 期:2014年3月21日(金曜日・祝日)から5月6日(火曜日)
    会期中、展示替えを行います(展示替えをしない作品もあります)。
    前期 3月21日(金曜日・祝日)から4月13日(日曜日)
    後期 4月15日(火曜日)から5月6日(火曜日)
休館日:月曜日(5月5日をのぞく)
会館時間:午前10時から午後5時(入場は4時30分まで)
観覧料:一般700円、高校生・大学生350円、小学生・中学生150円

http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/edokaiga19.html
鈴木紀和子 日本画展 @靖山画廊 [2014年04月13日(Sun)]
東京が葉桜になり始めた頃、
東銀座の、歌舞伎座の近くで満開のしだれ桜に会いました。

謳歌.JPG
「謳歌」

桜の花が、これでもか!これでもか!
と押し寄せてくるような満開の桜。

気がつけば、
ため息とも言える声が漏れ出していました。

作者の鈴木さん曰く、
普通、桜の絵を描くときは
「枝」を主にして描くのだそう。

枝に桜の個性が出て
枝に桜の生命力が出てくるかららしいです。

でも、今回鈴木さんは「花」を描きたいと思って
この作品に取り組まれたのでした。

花が生きる絵。
とくに、夜にライトアップされて夜桜になると
ホンモノそっくりなんだそうです。

今年のお花見は雨で室内になってしまったので
この絵の下でやればよかったなと思いました。

鈴木さんの描く絵は、本当に繊細なのです。
四季の移ろいや命の輝きが作品のテーマ。

雪柳.JPG
「雪柳」

何で日本画を選んだのかと聞いたところ、
岩彩でしか出せない色彩。
自然そのものの色合いは日本画しか表現できなかっただからとおっしゃられました。
それから、伝統を受け継いできた日本画は馴染みやすかったのと
とても上品に微笑みながら教えてくださいました。


でも、とってもアクティブでチャーミングな一面も。
このホワイトタイガー。

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「貌」

ホンモノそっくりで、超カッコいい!
とくに眼のぐっと迫ってくる感じは、
わたしが荒野に立たされたシマウマだったならば、きっとコンマ数秒で
彼のご飯となることでしょう。

さて、この素敵な作品は
なんと、鈴木さんは、東武動物公園でしっかり入念に観察した後、
図鑑等で調べて描かれたのだとか。

現場主義なお方なのです。
だからこそ、この躍動感、リアリティが描けるのでしょうね。

輪投げ.JPG
「輪投げ」

本当に愛情一杯の絵です!

※作者・画廊の許可を得て撮影しています。
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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html
2014年2月28日(金)〜4月12日(土)
11:00-19:00
会期中無休 土日祝・最終日は17:00まで
KALEIDOSCOPE 若手作家日本画展 @靖山画廊 [2014年02月03日(Mon)]

グループ展は好きです。
お気に入りの作品を見つけたり、
自分の新たな嗜好に出会えたりできるから。

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それから、こんな技法もあるのか!と
他の作品と比較しながら見るのも楽しいです。

今回の日本画展もたくさんの発見がありました。

日本画っぽくないのに…これも日本画なんだという発見。

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一番手前の青空の作品は、とくにそうでした。

日本画のジャンル分けの一つとして
顔料に岩絵の具を使っているかどうかがあるそうです。
こちらの青空の作品は岩絵の具を使っているので日本画なんだとか。
近くで見てみるとキラキラした粒が見えるので
とってもきれいでした。

私が一番好きな作品は、
この手前のちょっと切れた
ウリとサツマイモとカキの作品です。

DSCF3142.JPG

色使いがとってもかわいい!
ポップなんだけど、和彩色でなつかしい。

こんなおしゃれな日本画をリビングに飾れるようになりたいです。

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靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
TEL:03-3546-7356
http://www.art-japan.jp/news/index.html

「KALEIDOSCOPE 若手作家日本画展」
2014年1月24日(金)~2月11日(火・祝)
11:00~19:00 会期中無休
土日祝、最終日は17:00にて終了

中村ケンゴ「心文一致"Ourselves in Today' s World"」 @MEGUMI OGITA GALLERY Showcase [2014年01月23日(Thu)]

Emotion

私自身を表現するならば
きっとこの言葉は正しい表現なのではないかと思います。

昔から、感情の振れるままに生きてきてしまったような。
いまになってようやく「バランス」や「コントロール」という
言葉を学んだような。
そんな人だと自分では思っています。

だから、感情を表現するツールは私にとって欠かせないものだと感じます。

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「”心文一致”」
パネルに和紙、岩絵具、顔料、アクリル、樹脂膠
2013, 100 x 80.3cm



私はメールでは「!」と顔文字(親しい間柄の人だけですが)を
多用する人なのです。

学生時代は携帯電話のメール機能をよく使っていたせいか、
一時は絵文字を使うことが多かったですが、
パソコンを使うことが多くなったいまは、
絵文字よりも顔文字派になりました。

自分の気持ちを表現している顔文字や記号。
でも、結局は文字では感情を表現できないとも感じます。
面と向かった相手に対しても、
自分の感情を言葉で表現ができないのです。

言葉で表現できないからこそ、
「顔文字」と言う独特の発想が生まれたのですが、
私自身、面倒な人間なので
表現したい言葉も、感情も、
自分の中で迷子になって、絡まって、
分からなくなってしまうんですね。

さて、作品についてですが、作者の中村さんはこう語っています。
「メールによるコミュニケーションが当たり前になった今日、
私たちは顔文字を使い、emotion(感情:心)を
そのままicon(記号:文)することで、相手に自分の自意識を伝えようとしています。
コミュニケーション手段が発達すれば発達するほど、
むしろ孤独を感じる現代人の、人と繋がって いたい、
人に理解されたいと強く願う、「自分」を生きる切実さ、
あるいはその裏腹の軽さが、美しい画面の上にリアルに浮かび上がります。」

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「”心文一致”」
パネルに和紙、岩絵具、顔料、アクリル、樹脂膠
2013, 100 x 80.3cm


哀しかったり、楽しかったり、
嬉しかったり、驚いたり…。
私も、相手に理解してもらいたいという思いが強いから、
いろいろ苦しむことが多いのかもしれません。

DSCF3076.JPG
「”心文一致”」
パネルに和紙、岩絵具、顔料、アクリル、樹脂膠
2013, 33.3 x 24.2cm


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Showcase MEGUMI OGITA GALLERY
東京都中央区銀座5-4-14銀成ビル4F
2014/1/14(火) - 2/1(土)
★Reception: 1/14(火) 17:30 - 19:30
12:00 - 19:00(休廊日:月•日•祝 )
http://www.megumiogita.com/cn5/cn7/pg364.html


中村ケンゴ
〈個展〉
2010 「自分以外」MEGUMI OGITA GALLERY/東京
2007 「スピーチバルーン・イン・ザ・ビーナスと21世紀のダンス」
    MEGUMI OGITA GALLERY/東京
2006 「『自分以外』その他小品」Bunkamura Arts&Crafts/東京
2003 「COMPOSITION TOKYO」CAI International/ハンブルグ 他
〈グループ展〉
2012 「XYZ」(中村ケンゴ ディレクション)MEGUMI OGITA GALLERY/東京
2006 「COOL 4」GALLERY 360°/東京
   「日本×画展(にほんガテン!) しょく発する6人」横浜美術館/横浜
2005 「art is christmas christmas is art」CAI International/ハンブルグ、ドイツ
   「Japanese Artists at Lichthof」LICHTHOF/ケルン、ドイツ
   「ART/ROOM展2005−2006 1.リビングルーム:ひとの集まるリビング」
    アートフロントギャラリー、アートフロントグラフィックス/東京
2004 「SHINKUS★multiple」Gallery TEZZ/東京
   「Zimmer frei」Murata & Friends/ベルリン、ドイツ
京都-洛中洛外図と障壁画の美-@東京国立博物館 [2013年11月11日(Mon)]

友達に誘われて、
急遽、フランスから来た19歳の乙女と
東京kawaiiもの探しの旅に行きました!

昼前に墨田区のキラキラ橘商店街の
ムームーコーヒー集合。


でもその前に、土曜日から止まってしまった時計の修理に行きました。
腕時計の電池の大きさを初めて知りました!
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むっちゃ小さいのです!
こんなにも小さいのに、何年も持つ電池のパワー。
それを直してくれたおじいちゃんも素敵なのです。
田舎のお母さんの話をすると、まるで孫のように心配してくれたおじいちゃん。
墨田区の方はあたたかい方が多いです。
DSCF1530.JPG

でも、おじいちゃんと話が盛り上がりすぎて、
おじいちゃんが、なんと腕時計の部品をどっかやってしまったのです…!
無事、代替品を見つけていただいたのですが、
二人してあたふたしてしまいました!


ムームーコーヒーでは、友達おすすめのミックスジュースをいただきました!
DSCF1532.JPG

こちらのミックスジュース、むっちゃおいしい。
というのも、バナナと豆乳、そしてエスプレッソが入っているから
甘ったるくなく、少しの苦味がドーナツと合う!

ムームーコーヒーのオーナーさんは
若干30歳くらいのミュージシャンだというからびっくり!
今度ライブに行こうと思います!


そして、日本好きなフランスから来たお友達のために
東京国立博物館で開催されている特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美-」
に案内しました。
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その前に、西洋館のロダンの像の前で記念撮影。
「考える人」をみて考える人になってみました。
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この「京都-洛中洛外図と障壁画の美-」はデジタルの時代を思わせる
機能満載の企画展でした。
フランスからの友達にせっかく日本画を見てもらうので
たくさんたくさん説明をしたいのだけれども
poor EnglishとKnow littleのため、ちっとも説明できず、
フランスの女の子は「サムライ!サムライ!」といって喜んでいるので、
楽しそうだからいいかと思い、そうだそうだと頷きました。

その後、11月15〜17日に浅草でAラウンドというイベントの
打ち合わせがあったので、早々にお別れしましたが、
フランスから「日本が大好き」と言って来てくれる若い女の子との一日は
すごく楽しくて刺激的でした。

もうちょっと勉強し直します!!


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ムームーコーヒー
http://muumuucoffee.moo.jp
東京都墨田区京島3-48-3
TEL:050-1527-1337
営業時間11:00 - 18:30
定休日:水曜日
モーニング:火曜日(7:30-10:00)
※営業時間、臨時休業のお知らせや変更はfacebook page、twitterにて告知致します。


東京国立博物館
東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館
電話番号:03-3822-1111(代表)
http://www.tnm.jp

東京国立博物館 平成館 企画展「京都-洛中洛外図と障壁画の美-」
2013年10月8日(火)〜12月1日(日)
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、会期中の金曜日および、11月2日(土)、3日(日・祝)は20:00まで、
11月4日(月・休)は18:00まで開館)
休館日:月曜日
(ただし10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館、
10月15日(火)、11月5日(火)は休館)
一般1500円(1300円/1200円)、大学生1200円(1000円/900円)、
高校生900円(700円/600円)、中学生以下無料
http://www.ntv.co.jp/kyoto2013/