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大事にしたい「愛でる」気持ち [2015年11月11日(Wed)]

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生き物のように変わるお店が、好きです。
人も、店も、街も今日というかけがえのない日を過ごしているから
季節や天候、感情…いろんなものが反映されて当然のことだと思います。

一方で、チェーン展開する店が増え、ロードサイトには似たような面構えが揃い、
どこに行っても、同じような店、同じような街が増えています。
私の田舎だってそうだから。

だけど、中には四季を感じられるお店があるのです。
先日取材させていいただいた新潟のあるお店も、
昨日視察に行った浅草のお店も、
日々、手をかけることを大事にしていました。

スクリーンショット 2015-11-11 8.45.21.png
※HPより引用

自分の足を使わなければ行けない場所にあって
自然の光りが差し込み、ディスプレイにも季節を反映することを大事にする姿勢。
まるで生き物のように姿が変わって見えるお店です。

そんなお店を愛でる気持ちを大事にしたいし、
そんな気持ちになるお店がこれからも増えていくと良いなあと思いました。

▼S.H.S
http://www.shs-web.com
▼mederu jewerly
http://www.mederu-jewelry.co.jp
宝箱のお店 [2015年11月08日(Sun)]

古いものは、ノスタルジーでロマンを感じます。
工業製品のノッペリした顔ではなく
職人の手仕事ならではの歪みが愛らしく思うのです。
そんな宝物がいっぱい詰まったお店を見つけました。

雨風にも負けないにゃんこがお出迎えしてくれます。
大きな口を開けて、招いているのか、ただ欠伸をしているだけなのか…?
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いまではダンボールに詰めて運んでいますが、
一昔前は木箱で運んでいたのでしょうか。
味があって、印字された文字が可愛くって、
一箱欲しくなってしまいます。
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ヂンレオ?いやいやオレンジサイダーなのですね。
それにしても、下の木箱の「携帯味噌」が気になります。
昔は、インスタント味噌汁の代わりに、携帯味噌を持ち歩いていたのでしょうか。
詳しい方がいらっしゃったら、教えてくださいませ。
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豆皿や徳利、湯飲みなどたくさん食器もありました。
「いいなあ」と思って気軽に手に取るなかれ。
心に響くものは、たいてい桁違いで云千円(ときには云万円)もするのです。
ウッカリ本物のお宝が紛れているから、ちょっと注意が必要なのです。
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こういう骨董品屋さんに行くのがとっても好きです。
毎日使う、大事にしたいものを
これから長い時間をかけて、ひとつ、またひとつと増やしていきたいです。
仙台箪笥の魅力 @湯目家具 [2015年06月12日(Fri)]

私たちの生活は便利になり、
「収納」と言っても箪笥やクローゼット、小さな小物入れまで
細分化されたなかに、それぞれを納めていきます。

きっと、昔は収納スペースなんてものはなく、
(いまよりもモノが少なかったからだと思います)
一つの大きな収納器具にありとあらゆるものを納めていました。

先日、仕事で訪れた宮城県仙台市には
「仙台箪笥」という伝統工芸品がありました。

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その起こりは古く、江戸時代末期にまで遡るそうです。
仙台箪笥の一番の特徴は、
「指物:釘などを使わずに木と木を組み合わせて作る技法」
「塗り:木地呂と言われる、仙台特有の透明感と赤みのある漆塗り」
「金具:箪笥の顔をと言える飾り金具。鏨(たがね)で打ち出された紋様はまさに芸術品」
の三者の職人の技の融合。

刀の鞘のように精巧に作られた金具は、見る者の心を震わせます。
最近では、金型を使って機械でも作ることはできるそうですが、
職人が一鎚一鎚叩き出した金具は、迫力と躍動感が全く異なります。

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中でも湯目家具さんの4階には、仙台箪笥ギャラリーがあり、
歴史を積み重ねた仙台箪笥から、新しく作られたものまで
たくさんの作品を目にすることができます。

今回は湯目社長に中を案内していただきました。
初めて知ったことは、箪笥の数え方。
もともと箪笥の両側には棹を通す金具があり、箪笥は棹で運ばれていたことから
一棹、二棹…と呼ぶようになったそうです。

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時を経ても尚、朽ちることのない磨かれた表面と漆、そして金物の表情は
職人の粋を感じさせます。

湯目家具さんは、その保全と技術の継承のために活動されています。
今回、国の伝統工芸指定品にも認定された「仙台箪笥」。
もっともっと仙台箪笥について知りたいなと思いました。

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湯目家具
http://www.yunome.co.jp
仙台箪笥共同組合
http://www.sendai-tansu.com
かげゆらゆら @蔦屋家電 [2015年06月10日(Wed)]

所用があって、いま話題の「蔦屋家電」さんに行ってきました。
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興味そそられる本たちもたくさんありましたが、
今回は、蔦屋家電さん内の影に注目。

いたるところに緑が置かれ、間接照明で照らされた店内は
非常にリラックスできる空間デザインとなっておりました。
間接照明+植物となると、現れるのは美しい影。

ということで、蔦屋家電で出会った影のご紹介。

パギラのかげゆらゆら。
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ヤシ系のかげゆらゆら。
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ダンシングかげゆらゆら。
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今回はあんまりゆったりすることができなかったので、
また行ってみたいと思います。

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蔦屋家電

〒158-0094 
東京都世田谷区玉川1丁目14番1号二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット
TEL 03-5491-8550

http://real.tsite.jp/futakotamagawa/
赤ワインのカンパーニュ ノア レザン @ブーランジェリーレカン [2015年06月01日(Mon)]


美しいものには、重さがある。

手の中に感じるずしりとした重厚感だったり、
空気のように軽くてふわっと無くなってしまいそうな繊細さだったり、する。
重さは、そのもの自体の価値にはならない。
ただ、ていねいに作られたものには、実の詰まった重量があるものなのだ。

私が出逢ったそのパンは、しっかりとした重さがあった。
一つひとつの素材たちが、パン生地にやさしく包み込まれているからだった。

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その名は「赤ワインのカンパーニュ ノア レザン」と言った。
クルミ・イチジク・干しブドウが練りこまれた、まさに大好物のパンだった。
自宅にて、誰も見られることはなかったが
「女性の恥じらい」に逆らうことができず、半分にちぎって、食べてみた。

甘い。パン生地がとっても甘いのだ。小麦の味もする。
あまりの美味しさに止まらず、食べ進めた。
クルミが出てきた。イチジクにも出逢った。それぞれの素材が活きた味がする。
先っぽの方には、干しブドウが隠れていた。

干しブドウを頬張った。
驚いた。もはや、「干し」なんて付ける必要のないほどにレアな食感なのだ。
ブドウ本来の甘さと干して甘みの増したこの味わい、そしてジューシーさ。
口の中に残る香りもまた、贅沢。

「ふかぶかと胸一杯に匂やかな空気を吸い込めば、
ついぞ胸一杯に呼吸したことのなかった私の身体や顔には
温い血のほとぼりが昇って来てなんだか身内に元気が目覚めて来たのだった」
そう、梶井基次郎の「檸檬」のまさにその一節のようだった。

にわかに元気になった私のお腹に収まったのは、
作り手の愛情をいっぱいに込められたとびっきりのパンだった。

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ブーランジェリーレカン
住所: 〒104-0061 東京都中央区 銀座5丁目11−1
電話: 03-5565-0780
http://www.lecringinza.co.jp/boulangerie/
銀座目利き百貨街3 @松屋銀座 [2014年10月01日(Wed)]

線のように細い影と、面で広がる大きな影。
透き通った光りの陰影や屈折による色とりどりのプリズム。

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影と言ってもさまざまな種類があって
それは一概に「影」と一括りにするには惜しいくらいの
美しさや儚さがあると思います。

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影の形は、いまのこのときしかない瞬間性があるのです。
この時に、出会えたのが運命かのように。

だから、美しい影探しが止められないのかもしれません。
脆く、消えそうな影に出会うために。

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松屋銀座8階イベントスクエア
2014年9月25日(木)〜9月30日(火) 午前10時〜午後8時
入場料:一般800円 / 高大生600円 / 中学生以下無料
主催:日本デザインコミッティー
http://designcommittee.jp/mekiki3/
meri @オレンジトーキョー [2014年08月27日(Wed)]

墨田区のメリヤス工場の3代目・小高集さんが
「清水の舞台から飛び降りる」覚悟で始めたブランド
ルームシューズの「meri」。

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以前、仕事で対談取材もさせていただきましたが、
モノづくりのメーカーさんから、一転
オリジナルブランドへの道に進まれたのには、
糸へん産業の規模の縮小や大手会社の海外進出…という
右肩下がりの業績をなんとか打開したいという思いから生まれたそうです。

生き残りをかけて、リブを使った商品を開発したり
デザイナーや作家とのコラボレーション商品を展開したり
思いつく限りのあらゆる取組みを実施されました。

そんな中、青森からの一本の電話。
それは、民芸品の布ぞうりを作るための残端を譲ってほしいというものだったそうです。
「困っている人がいれば…」との思いで、知り合いからも残端を集め、送ったところ
お礼にと一足のぞうりが贈られました。
その布ぞうりを履いたときに…これだ!と確信が生まれました。

それから、5年。
その間、ブランディングやデザインに注力して取り組まれました。

そして、ついに私も「meri」を手に入れることが出来ました!

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「meri」の姉妹ブランドとして
メリヤスの技術を使った靴下「tutumu tokyo」も展開され
一年を通して足下を彩ってくれます。

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丈夫なので何度も洗うことが出来て、
大事に、長く愛せる「meri」。
家でのリラックスタイムがさらに楽しくなりそうです!

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オレンジトーキョー
http://www.meri-tokyo.com
化粧品の「9つの真実」展 @POLA MUSEUM ANNEX [2014年08月05日(Tue)]

普段はほとんど化粧っ気のないずぼらな私です。
お肌の手入れもほぼ知らない私。
ちょっと気を付けているのは、手作りの無添加石けんを使っていることでしょうか。

肌を見つめ直して、キレイをもっと追求…!
の前に、展示に夢中になって、
素晴らしいものを見て感動出来る心の美しさを磨くのもいいかもしらないです笑

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さて、「9つの真実」という命題にかけて、
1〜9の数字のモニュメントが展示されています。

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モービルや観覧車、思わず可愛いと小声で言っちゃうような
おもちゃの世界です。

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よく、好きな数字は?なんてことを聞かれたりもします。
昔から、「好きな○○」という質問に苦しめられてきた私は
好きな数字も、好きな色も特別なく、
どの数字も、どの色も均等に好きなつもりでおります。
強いて言うなれば、丸いフォルムにどうやら愛着があるようで、
偶数が好きです。
皆さんはいかがですか?

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化粧品のサンプルがあったり、
お肌の豆知識があったりと
キレイになるためのお勉強をしてみては?


※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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POLA MUSEUM
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階
2014年7月26日(土)-8月17日(日)
11:00~20:00
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/index.html
カフェ アリエ [2014年07月19日(Sat)]

東京に来て一年が経ちましたが、
まだまだ知らないところがたくさんあります。
行ってみたいところは日に日に積もって山のようにあるので
一つひとつ実現していかねばなりません!

今回は、「ネオ・ダダ」の聖地ホワイトハウスをカフェにリフォームした
「カフェ・アリエ」というところに行ってきました。

そもそも、ネオ・ダダとは…
1960年3月、第12回読売アンデパンダン展に出品していた吉村益信、篠原有司男を中心に結成された前衛芸術グループ。吉村益信の自邸「ホワイトハウス」(磯崎新設計、新宿・百人町)を拠点に、イヴェントやパフォーマンスなど過激な活動を繰り広げる。同年10月ごろ、吉村益信の結婚により 拠点となるホワイトハウス閉鎖でグループは消滅する。
ギャラリー58《ネオ・ダダ 新作展 2013-2014》より

https://blog.canpan.info/sec/blog/article/edit/input?id=938514

とにもかくにも、私自身がイマイチ「ネオ・ダダ」について分かっていません。
が!既成概念にとらわれない感覚で、
「これもアートじゃん」というある種の哲学的思考を持った
人たちが創り出した芸術を「ネオ・ダダ」と解釈しております。
(だれか分かりやすく、初心者向けに教えてください)

「伝説のホワイトハウス」すら知らない初心者ギャラリー好きの私が
とあるギャラリーで、ぽつねんと置かれたDMに映された佇まいに魅かれて
行ってきたのであります。

外観の蔦具合が素晴らしい。
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空調機のファンでさえも蔦に巻かれてしまっているのです。


店内の家具たちの使い古された感じも良いのです。
一枚板の、経年変化で木目の濃くなったテーブルも素晴らしいのです。
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ストーブや照明などもとっても可愛い。
こんなのを部屋に置きたいです。
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飾られている絵のセンスもいいですよね。
現代美術で、吹き抜けの空間に負けていない存在感です。
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カフェではランチをいただきました。
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のんびり〜と昼下がりを過ごすにはうってつけの場所でした。

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カフェアリエ
〒169-0073 新宿区百人町1-1-8
03-3209-8686
http://cafearie.com
野の花アート @茶房野の花 [2014年01月29日(Wed)]

私、野の花を東京に来て初めて意識しました。

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だって、私の地元には(田んぼだらけなので)
野の花だらけで、美しいとも思わなくて
逆に鬱陶しくなったりすることもあるくらいでした。

でも、銀座に野の花があると、すごくキレイに見えるのです。
人間の意識って本当に不思議です。
田舎に暮らせば田舎から脱出したいと思い、
都会に暮らせば田舎を懐かしく思ってしまう。
そうやってバランスを取りながら生きていくのでしょうか。


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社長と同僚の女の子と銀座に出ることがあって
その帰りに「せっかくならば」と連れて行ってくださったのが「茶房野の花」。
その名の通り、野の花を専門的に扱うお店なのです。
1階はお花屋さんになっていて、2階が喫茶スペースになっているお店です。

部屋に緑を置くことは好きでした。
できれば一輪挿しでも買って、お花を一輪飾りたいとも思っています。
でも、昔から日々の忙しさと日当りの悪さを理由に
お花を飾ることのなかった、私が住んできた歴代の部屋たち。

代わりに多肉植物やサボテンを買っても枯らしてしまう始末。
愛情が足りないのかもしれませんが、
なかなか上手に植物を育てられない私ですが、
「野の花」を見て、ついつい買ってしまいたくなるのです。(買っていませんが)

はやく野の花がかわいく飾れるお部屋に住みたいです。


さてさて、アートな話ですが、
「茶房野の花」に飾られているお花は、
すごく現代アート的な活け方・レイアウトをしています。
六本木のギャラリーで見た作品を思い出しました。

この展示の一番美しいところは「影」です。
お花のフォルムがちょっといびつになった感じがほんとにキレイなのです。


そして、喫茶スペースでは、お煎茶・お抹茶もいただけますが
私のオススメは手造りのジンジャーエール。

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むっちゃ生姜が効いていて体がポッカぽか。
とても美味しいです。
ホットとアイスがいただけるので、外の様子を見もって選べるのもいいですね!

こんな可愛い子たちにも出会えます!
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茶房野の花 
[営業時間] 11:00〜19:00(L.O.18:30)/日曜・祭日11:30〜18:00
[住所] 〒104-0061 東京都中央区銀座3-7-21(野の花司2F) 
[お問い合わせ] TEL 03-5250-902
http://www.nonohana-tsukasa.com/sabou.html
四角いアート @FourHeartsCafe、 [2013年12月06日(Fri)]

今日は山梨に出張。
2件の取材をしに行きました。

初めての山梨!
駅を出ると、武田信玄像がお出迎えしてくれます。
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山梨にナガオカケンメイさんがつくられた
「D&DEPARTMENT YAMANASHI by Sannichi-YBS」の中にある
FourHeartsCafeに行きました。

ラテアートがかわいいんです!!
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そして、D&DEPARTMENTには、四角いアートがたくさんありました。

要らなくなった本を3冊持ってくると
本棚の中から好きな本を1冊交換してくれます。
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食パンの型をこうやって並べるとかわいい!
でも自宅にはそんなに必要ないですね。
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色とりどりのストール。
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やさしい風合いの布巾。
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カラフルに積み重ねられた箱。
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ネクタイも選びたい放題。
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ミトンってこう並べると愛らしい表情になるのですね!
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そして、何より感動したのは
初めて生富士山が見られたこと。
新幹線の中からでしか見た事がありませんでした。
やっぱり大きいなあ。
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帰りに桔梗信玄餅を買って、
ちょっと観光気分になりました。

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FourHeartsCafe
山梨県甲府市丸の内1丁目16−13 ヤマサビル1F
電話:055-237-7793
営業時間: 金曜日 11時30分〜23時00分
http://fourheartscafe.com
http://fourhearts.blog80.fc2.com


D&DEPARTMENT YAMANASHI by Sannichi-YBS
山梨県甲府市北口2-6-10 山梨文化会館2階
電話   :ショップ/055-225-5222
      カフェ/055-222-7793
営業時間 :ショップ/11:00〜19:00
      カフェ/11:30〜22:00(ラストオーダー21:30)
定休日  :月曜日(祝日の場合は翌日休業)
http://www.d-department.com/jp/