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愛すべき「のらもじ」@ [2014年01月15日(Wed)]

仕事が立て込んで、
全く余裕のないここ最近。
時間も、気持ちもゆとりがないために
なんだか悪循環している感じです。
ギャラリーを周る時間も確保できません。

でも、そんなときほど
路上観察するにかぎります。

ハト観察も楽しいですが、
オススメは「のらもじ」探し。

DSCF2951.JPG

最近は、グラフィックでデザインされた
まさに無駄のない文字の看板が目立ちます。
文字も、形も、申し分内くらいの美しさ。

でも、人って「完璧」には感動しないものなのですね。
何か寂しさがあったり、
どこか不均衡があって、
かわいいな、もっと見ていたいなと思うのですね。

のらもじは、まさしくそんな存在なのです。

きっと、用心深い私は入店することはないであろうお店。
古く、さびれた佇まい。
ひっそりと、でも堂々と店を構えるその姿。

おそらく職人が一文字一文字ていねいに書いたのでしょう。
もしくは、ちょっと疲れて手を抜いた箇所もあるかもしれません。

そんなのらもじに出逢うべく、
ちょっと近所をぶらっと見渡すのです。

デジタルにはない
温かさと、可愛さを兼ね備えた
愛すべき「のらもじ」を見つけることができるのです。


私は、ちょっと丸みを帯びていて、
独特のクセのある字が好きです。

DSCF2953.JPG

たとえば、この「び」の文字。
張り出した丸みの部分がなんて美しいのでしょうか!
ちょっと鳥っぽいところも素敵です。
ひらがなを見ると、つくづく日本人に生まれてよかったと思います。


漢字も負けてはいませんよ。
この均衡のとれたレタリング。
中・高でむっちゃ練習しましたが、
こんなに上手に書けたことはありません。
まさしく職人技!
DSCF2955.JPG

看板にさりげなく電話番号を載せているのも
のらもじ看板の一つの特徴です。

また、のらもじ探しの旅に出かけます!

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