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運ぶ、届ける [2015年12月20日(Sun)]

私たちは、入り口と出口しか知らないことが多いのです。

たとえば、離れて暮らす両親が送ってくれる品々。
食材やらお菓子やらを詰め込んだダンボールは
間違うことなく私の住む町へと運ばれてきます。

でも、その間にどんな人がどんな風にして運んでくれたのかは知りません。
というよりも、過程にはあまり興味がないのです。
大事なのは、ダンボールが運ばれてくること。
その中に詰められた母の愛情を届けてくれることです。

DSCF2225.JPG

母が宅配業者に頼む入り口。
宅配業者が届けてくれた荷物を受け取る出口。
宅配便だけでなく、私の周りにあるすべての物事が
管を通り抜けるだけのような、そんな感じがしてなりません。

管をきちんと通り抜けるには、行き先が必要です。
行き先のない荷物は、どこにも行けなくなってしまうのです。
これらの荷物はどこへ行くのでしょうか。
ちゃんと目的地にたどり着くことができるのでしょうか。

DSCF2237.JPG

私たちは、入り口と出口しか知らないことが多いのです。
それも、行き先が決められた一本の管しか知らないのです。
だから、近頃迷子になっている人が多いのかもしれません。
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