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廣江友和「Hellish Toy Story -地獄草紙より-」@MEGUMI OGITA GALLERY [2015年12月11日(Fri)]


消えてなくなるからこそ美しいのか。
永久に残り続けるからこそ価値が高まるのか。

uneasy20hellfire.jpg
"uneasy hellfire" 2012-2013, 260.6 x 324cm, oil on canvas mounted on board


日本には、侘び寂びという文化がありますが、
盛者必衰、人間のように儚い命だからこそ輝く美も素敵です。
それは芸術においてもそうなのでしょうか。

今回、廣江さんは大きな壁画も描かれました。
ギャラリー内の真っ白い大きな壁に描かれた鳥獣戯画。
一匹一匹に命が宿ったかのように躍動する動物たちがいたのでした。

DSCF2514.JPG

私が行ったのは会期ぎりぎりのことだったのですが
「明日には、この壁を塗り直して次の展示の準備をしなければ」
と語られたスタッフの方の言葉に驚きを覚えたのです。

こんな素晴らしい絵を消してしまうなんて。。。
もったいないではないかー!と思いました。
「そういう作品」なのだと聞いても、なかなか納得はできませんでした。

DSCF2515.JPG

これまでに、インスタレーションアートや
参加型のアートプロジェクトにも体験したことがあります。
同じ一期一会の作品なのですが、なんだかそのときとは異なる感情を抱いております。

しかしながら、消えてなくなるからこそ美しい。
この感覚を腹の底から分かったときに、
おそらく大きな一歩を踏み出せるのではないか。そんなことを予感したのでした。

最後に、廣江さんの作品についても解説をば!
2D感と3D感を絵の中で表現しているのが、廣江さんの最大の特徴だと伺いました。
3Dには、影がしっかり付いています。そこだけがフッと浮き上がって見えるから不思議です。

残念ながら、インフル・エンザさんとの対決が長引いてしまったために
会期終了後の報告となりました。m(_ _)m


※ギャラリーの許可を得て撮影しています。
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MEGUMI OGITA GALLERY
東京都中央区銀座2-16-12 銀座大塚ビルB1
Tel & Fax. (03) 3248 3405
2015. 11.20(Fri.) - 12.5(Sat.)
開廊時間
火曜日 - 土曜日 ( 日・月・祝休廊)
11am - 7pm
http://www.megumiogita.com/index.html
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