昔々あるところに、3匹の子ブタがいましたとさ…。
と始まる物語は、ご存知「3匹の子ブタ」です。
このお話の教訓は、ワラや木の家に比べて
レンガの家を建てるのは時間と労力が必要だけれども
勤勉に働くことで、最終的に報われるということのようです。
仏像も、木や石、鋳造などさまざまな形で作られますが
やっぱり一番力が必要なのは石仏なのです。

とくに、仏相を象ることは至難の業。
しかし、石仏は野ざらしにされることが多いようで
木仏に比べてその風化は甚だしいように感じます。

雨風に耐え、その地を見守り続ける石仏は
優しく、慈愛に満ちたような、丸みのある表情に削り取られ、
もはやどこが目で、鼻で、口なのかは分からなくなってしまっているのです。
そんな石仏が、私は大好きなのです。