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都会の動物採集@ @銀座 [2015年06月06日(Sat)]

私を路上へと連れ出してくれたのは
最近ちょくちょく登場する、赤瀬川原平さんでした。
「超芸術トマソン」「路上観察学」など
街を歩くと、あちこちに目がいってしまって
歩幅も小さく、次の一歩を踏み出す速度も遅い。
ダラダラ、キョロキョロと歩くものだから
一刻一秒を競うようなビジネスマンたちにとって
私は邪魔な存在になっているだろうと自負しています。

さて、そんな私に新しい視点を教えてくださったのは、伊藤存さんでした。
もちろん、伊藤さんも赤瀬川さんに影響された一人で、
さらに自己流に発展させたものが「銀座の生き物」という視点でした。
伊藤さんにとって、昆虫や魚やその他諸々の動物たちは
アイディアの源であり、スケッチの対象物だったり、するのです。
伊藤さんは、資生堂アートギャラリー「椿展」のメンバーの一人であり、
兼ねてから「銀座に住まう生き物から作品を生み出したい」と思っていたそうで
2回に渡るフィールドワークで昆虫や魚を探し、写真で記録したそうです。

驚きは、銀座にこんなにも生き物が生息していたということ。
もちろん街のど真ん中ではなく、フィールドワークの対象が
浜離宮や日比谷公園だったので、自然があるところではあるのですが。
田舎育ちの私にとっては当たり前だった環境が
3年間の東京生活に慣れて、忘れかけていたなあと思ったのです。

そこで、私も動物採集を始めてみることにしました。
職場の近くには、「アニマルストリート」と言って過言ではないほどに
動物の看板だらけの路地がありました。
多くのビジネスマンが昼夜問わずに行き交っている裏通りですが
看板に注目している人は数少ないのが残念です。

おしゃれなキリンさん。
「ア◯ト引越しセンター」さんに出てくる女の子もきっとこんなキリンさんが好きなはず。
DSCF0799.JPG

黒いねこの後ろ姿は可愛い。
魔女の宅急便のジジみたい。
DSCF0796.JPG

暖簾にアヒル。
ここは銀座でも有名なシチュー屋さんなのです。
DSCF0797.JPG

マグロ図解。
建造物ではないが、トマソン的匂いのするイラストです。
DSCF0800.JPG

極め付けはこれ。
銀座ではなく築地寄りの場所にありますが、なかなかアヴァンギャルドな牛です。
DSCF0802.JPG

まだまだ都会には動物が潜んでおります!
それをひっそりと観察していきたいと思います。
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