
2009年
みなとまち海浜公園に来てくれた
【ラブ・ジ・アースミーティング】過去記事は
こちら
当時
みなとまち海浜公園の海岸清掃をしてくれたことに
対して
ラブ・ジ・アースミーティングの柏崎での受入れ団体ではないですが
みなとまち海浜公園を活動拠点とする当会としては隣県の山形県は酒田市で
ラブ・ジ・アースミーティングを開催するとあっては恩返しをしなければ

思いとも強迫観念ともつかぬ何かに駆り立てられ山形県は酒田市に行くぞ

いつも通りの無謀な計画を立てました

隣県と言っても山形県の酒田市までは柏崎市から距離にして250km強

バイク乗りの社会貢献のイベントとなれば当然バイクで行くのが礼儀

一路酒田市までバイクを走らせます






これが何だかわかりますか

冬季漂着した重油(オイルボールです)

気温の上昇とともに溶けていますが鳥や生物には厄介なシロモノです



わかりずらいですが切れた釣糸

かなりの長さを巻き取りました

ロストしたルアーなんかも結構ありました・・鳥たちには脅威です


地元の参加者と大きな流木や電球のガラス片を片付けながら話したのは
ラブ・ジ・アースミーティングに参加(海岸清掃)すること、全国各地の海岸の
惨状を目の当たりにすると自分自身ゴミの出し方や意識は確実に変わる

と言っていたことが印象的であり、仰る通り

とも思いました

人間の出した(消費した)漂着ゴミを何とかしないとマズイ・・
人為的なゴミの代表である
タバコのフィルターは半永久的に生分解されない・・そいつをポイ捨てするのは一番罪深く人としての心掛けでどうにかなる話しで
あるだけに悲しい限りですと言っていました。
まったくその通りで切ないですね



海岸清掃が終わってステージイベントでは
ラブ・ジ・アースミーティングに
最多参加のレーサー
高橋 巧選手のトークセッション

今年のレース体制や
8耐に賭ける意気込みを語りました

一般ユーザーと共に交り汗を流し海岸清掃をする高橋選手は実力も人間性も
超一流だなぁ〜と感じました

ステージイベントではバイクでの参加者が対象の最遠長、最多参加、最年長、
各受賞者への表彰がおこなわれこのイベントは意識ある一般のバイク乗りが
主役であると改めて感じました

ラブ・ジ・アースミーティングは100点満点でしたが少しだけ残念な話し

海岸清掃をしているとどこからともなく水上オートバイ・・彼等には悪気は
微塵もなかったであろうと推察します。海岸に多人数で何かしているけど
何だろう

と単なる興味本位で停船しただけであろうと思います。
善意で集まった全国の2輪のライダーが海岸清掃中に水上オートバイ出現

それだけのことですが水上オートバイは全国的に厳しい目で見られています。
水上オートバイに対して否定的な人が見れば
『いい気なもんだ』となります。
私たちが日頃の活動拠点である
みなとまち海浜公園で水上オートバイ持込み
受入れに携わり、周辺に暮らす市民から様々な苦言や、こうしたら良くなると
いった提言を頂戴する機会が少なくなく
『水上オートバイの連中に海岸で
BBQやって楽しんでばかりでなく海岸清掃をさせろ
』当然のことですが
近隣の住民から辛辣なご意見を
頂戴することがあります。諸事情により現在
みなとまち海浜公園では水上オートバイの受入れを停めてますが数年前は
水上オートバイやBBQの海岸利用者で時折ゴミの不始末をする輩がおり

結果後始末は地域の負担となるだけに放置ゴミは地域の大問題です
こういった活動(海岸清掃)は本来海をアクティブに使う者、海岸の恩恵を
ダイレクトに受ける者が率先してやるべきことである
今回の参加者の中にもそう思われる方がいても至極当然かと思います。水上オートバイの業界も
ラブ・ジ・アースを参考にユーザー主役で海岸清掃を
起点とした社会貢献活動を仕掛ければ水上オートバイに乗らない人や水辺の
自治体の理解が深まると思いますし何よりユーザー個人個人の意識が変わり
ゲレンデを大切にしようという大きな流れになると思います。




時間的に観光地を巡る余裕はなかったのですが
ラブ・ジ・アースミーティング会場内で酒田市観光協会の方が
山居倉庫を熱心に薦めてくれたので帰路
山居倉庫に立ち寄ってみました

立ち寄って大正解でしたが帰路は250km強で時間がない・・滞在正味30分
山居倉庫は
映画おしんのロケ地とのことで
庄内映画村オープンセットと併せて
次回また酒田を訪れたいと思いました

参加者にこんな風に思わせることが
2輪の社会的地位向上を目的とした
ラブ・ジ・アースミーティングと受入れる
自治体の環境保全と地域振興という利害の一致で良いことずくめですね

開催地を訪れ、開催地の窮状を知り、開催地の温かさや歴史文化に触れて
今度は自分自身の旅の目的地として
『また来よう
』という気にさせる
ラブ・ジ・アースミーティングは改めて素晴らしい事業であると思いました
ラブ・ジ・アース事務局さん

また柏崎にもおいでくださーい
