フォトジャーナリスト久保田弘信さんの講演会 [2017年01月13日(Fri)]
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各務原市まちづくり助成金事業
今日は大垣出身のフォトジャーナリスト久保田弘信さんの講演会 「中東は今・・・戦争 難民」 何度も久保田さんの講演会を聞いていますが 聞くたびに日本の状況がどんどん悪くなっていることを再認識。 わかっちゃいるけど、世界から見た日本のイメージをリアルに聞くとショックですね。 その大きな要因は「報道」にある。 日本は三権分立なんだけど、第四の権力と言われる「メディア」が権力の下になっている。 これ、まじヤバイ・・・ 報道が停まり、情報が流れなくなることで何が起きるかは歴史が証明してくれている。 世界の報道自由度ランキング。 去年聞いた時は61位だった日本。 なんと72位に落ちていた。 180国の中で72位。先進国ではビリ。 しかし問題なのはそんな「メディア」よりも 報道の危機に自覚のない国民。 これ、もっとヤバイ・・・ 「メディア」の中でも特に影響力のあるテレビ。 私たちが報道を通して知る中東のイメージは常に内戦してる危険な国。 イスラム、シリア、パキスタン、アフガニスタン、イスラエル・・・って暗いイメージ。 それは、中東のニュースを事件でしか知らないから。 例えば日本のニュースを、秋葉原の無差別殺人、親殺し、ストーカー殺人、虐待、自殺などでしか知らなかったら外国から見た日本はどんなイメージになるでしょうか? イメージを作っていく報道の怖さを感じた。 日本は唯一の被爆国であり戦争をしないと決めた国。 その信用はとても高く、日本は中東で愛されてきた。 久保田さんの写真や映像を見ていれば、その信頼関係は伝わってくる。 そんな積み重ねてきた日本の平和的信頼が 現政権となり失われていることが恐いと思った。 知って、選んでいく力をつけていかなくてはならない。 主婦がTVを見る時間帯、朝の番組はエンタメ、スポーツがほとんど。 地方と都心の報道の格差。 メディアリテラシー、ひとつの情報を鵜呑みにせず比べることの大切さ。 どこから出た情報か?発信元を知ることの大切さ。 国際支援金の使い道は不明で本当に困っている人へ届いていない現実。 知らなければいけない。 知ることの大切さを痛感した。 だからこそ、こうしたpeace of peaceのような活動が大切だと思った。 久保田さんが地域も同じだと教えてくれた。 まずは自分の地域のことも知り、皆で考え変えていく。 地域がよくなれば社会がよくなる。 日本も素敵な国になる。 子ども達の未来も平和でなければならない。 日常に戦争がこないように 自分たちに出来ることを発信し続けていこうと思いました。 過去の久保田さんの講演会ブログ https://blog.canpan.info/kakami/archive/562 https://blog.canpan.info/kakami/archive/509 |



