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みんなが思う平和ってなに? [2016年10月03日(Mon)]
今日は久しぶりのpeace of peace
「みんなが思う平和ってなに?」というテーマで
ピースウイング代表の山中光茂さんのお話を聞きました。

最近ずっと、山中さんからは市役所建替えやら、まちづくりのお話を聞く機会が多くて
一度平和のお話を伺ってみたいと思っていた私。

「茶色の朝」で燃え尽きた感じで停滞していたpeaceの二人に
山中さんと出逢って欲しいなぁ〜と思い、急きょ提案して決まった企画でした。

「平和」をテーマにしたこうした会に思春期の子ども達を連れ出すのは至難の業です。
子どもに声かけたけど、撃沈して自分だけきたわ・・・って人もいれば
何とか連れてきたわよ!って人もいた。
どんな状態であれ、参加してくれたこと、共に同じ時間を過ごせたことに感謝です。

山中さんはとても優しく、とても穏やかな口調で「平和」について考えるきっかけを作ってくれました。

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喧嘩や争い、そして戦争はなぜ起こるのか?
違った価値観があるから争いが起こります。
自分の方が正しいと思いこんで主張し合っていても争いは終わらない。
他人の価値観をしっかりと考えること。
そして他者の痛みを想像する社会へ・・・

ここでまず、胸にズンときた。
自分の価値観を変える必要はないし、ぶれなくてもいいけど
相手の価値観も知ることが大切だと思いました。

山中さんのアフリカでの体験。
そこで生きる人々の暮らしや思いを聞いていたら
「幸せ」って何だろう?って考えさせられました。

本当に食べること、生きることで精一杯のアフリカの子ども達。
エイズに侵されている子、親を亡くした子、路上で暮らしている子
とても貧しい暮らしです。
でもみんな笑顔で精一杯生きています。
誰も、自殺しようなんて思っていない。
そんな彼らは幸せといえるのか?

学校に通えることも食事を頂けることも当たり前の日本の子ども達。
でも世界の幸せ幸福度ランキングは低いし、自殺者もいっぱい。
そんな日本の子ども達は幸せといえるのか?

http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160926/Bizjournal_mixi201609_post-8126.html

何が「幸せ」であるかも人それぞれ、自分次第です。
「幸せ」を感じる心が幸せを創りだす。
「幸せ」とは何か・・・

死体が山積となっている写真。
エイズが蔓延しているとうことは、女性が犠牲とならざるを得ない暮らしであること。
ひとたび戦争などの争いで壊された暮らしや差別を元に戻すことは本当に大変なこと。

山中さんが実体験から感じ、語られることは、とても心に響きました。
個人的にはずっと山中さんのお話を聞いていたかったけど
後半は、いつものpeaceのように、グループに分かれての交流会。

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それぞれが自分の思いを
少しでも声にして話すことができたらいいのかなぁ〜と感じています。
また各グループの様子を聞いてみたいです。

交流会でなかなか思いを語ることが出来なかった子ども達もいましたが
それぞれに感じるものがあったと思います。

一部感想紹介

・今回の講演で、自分の生活を見直し、勉強できること、食べ物があることが、とても幸せだと実感しました。
アフリカの子ども達は本当に学校通えることになったら、すごく頑張ると思います。
その根拠は、何かをすることが、とても楽しいと思える意欲があるからと山中先生が言っていたからです。実際、カンボジアの子ども達は、絵の勉強をすると、とても楽しそうに書き、すごく吞み込みが早くて絵が上手です。だから山中先生が言っていたことは事実だと思いました。(中2)

・当たり前のことが出来なくても、幸せに生きるって凄いと思った。(小6)

・「平和」とか「自分の幸せ」って何だろうって深く考えさせられた(中3)

・貧しいけど自分たちにはないものを持っている。(家族や物を大切にする)アフリカの子どもからみたら、俺らは幸せに見えるのかな?(高2)

・社会の授業みたいやった。マンデラが新たに差別化を生み出し同族を殺した。⇒白人化し黒人の気持ちを忘れた。⇒新たな差別。⇒選挙権が18だから、よく選ぶ・・・とかの展開が欲しかった。(中3)

・自分が何が「幸せ」か分からないから、他人の「幸せ」について考えたという犠牲バント精神は凄いと思った。でも、もしかしたら山中さんは、いつの間にか見つけているのかもしれない。「他人の幸せ」を見つけることが「自分の幸せ」ということに。そういう人がたくさんいると素敵。そのためには、自分の幸せと相手の幸せを語り合おうと思った。「大人が綺麗言 言わないでどうする」と山中さんが言ってくれたから・・・(青年)

今日は個人的に、考えさせられることばかりの1日でした(^^;)

気付かせてくれる人や出来事に感謝して、日々を大切にしていきたいと思います。
今日はありがとうございました。

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