森のようちえん [2016年09月13日(Tue)]
|
大学の実習でシュタイナー保育の幼稚園を選択した娘。
シュタイナー保育を選んだのはクラスで娘だけだったらしく 大学の先生と話が弾んだそうです。 私から聞いていた「森のようちえん」の話を先生にしたら 夏休みの課題として「森のようちえん」のレポートを出すように言われたそうです。 娘はえ〜宿題増えたやんって ぼやきながらも「森のようちえん」での実習を約束。 実習先は「森のわらべ 多治見園」 私の大好きな 浅井智子さんが園長を務める「森のようちえん」です。 http://plaza.rakuten.co.jp/morinowarabe/ 娘さん、私が夕方家に帰った時は爆睡していました。 きっと疲れたんだろうなぁ〜 そう思いながら、パソコン開いたら娘のレポートが出てきた(共有のPC) なんかね、レポート読んでたら泣けてきた・・・ 最後の部分だけ抜粋・・・ ほんとうに仲の良い園だと思いました。 みんなが穏やかで自分も友達も大切にする姿がたくさん見られました。 喧嘩もとても少なかったです。 もし喧嘩してしまっても、保育者に陰口する子もいなく、自分たちで解決できていました。叩いてしまった子に「さっきは叩いてごめんね。痛かったよね。」と自分で気づけていました。その姿にとても感心しました。 自然の中で遊ぶ姿はやはりいつ見ても素敵だと思いました。 おもちゃなどが無くても、子どもは自分たちで遊びを見つけていける力があるのでその力を大切にしたいと思います。 素敵な園に巡りあえました。行ってほんとうに良かったです。 いろいろな考え方の保育があるなと改めて思うことのできる見学でした。 何で泣けたかっていうと 私の働く学童の子ども達が頭に浮かんできたから・・・ 禁止事項がどうしても多い学童室。 十分理解もできますが、私はやっぱり小言が苦手・・・ 指示がないと動けない。 なんでも聞く、言いつける。 解決する力も交渉力も弱くトラブルが多い。 すぐ手や足が出て、心痛む言葉が飛び交う。(1部のお子さんです) みんな一人一人はとってもいい子で、 想像力と優しさもちゃんと持っているのに なかなか気持ちがコントロールできない子どものSOSが私には聞こえます。 でも、これは学童室だけの問題ではなく、学校現場でも同じような状態だと思います。 先生たちも危機感は感じているのに、なかなか変えられない現実。 森わらの子ども達とあまりにも違うと思った。 どんな大人と出逢うかで こんなにも子ども達が違ってくる・・・ 目の前の子ども達に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。 森わらの保育には、鍵となるヒントが詰まっています。 焦っても仕方ないけど、やっぱ変えていきたい。 今のままでは絶対にいけないって思いました。 またゆっくり、娘と話たいです。 森わらの皆さんに心から感謝です。 |



