大好きな子ども劇場の「子どもキャンプ」

今日は保護者の皆さんへの説明会。
久しぶりに劇場の皆さんの前で、思いを語らせて頂きました。

子どもキャンプへの思い。
子どもキャンプはアクティブKのみんなで企画運営しています。
アクティブKは中学生・高校生・青年の集まりです。
中学生になると、子ども劇場を辞めていく子が増えていきます。
青年になっても残っているのは本当に数人。
子ども達が、中高生、青年になっても劇場に残っているのは何故だろう?
それは、例会を観ることが好きって理由と、あとは友達とのつながり。
学校区もバラバラで時々しか会わない子ども達が劇場の中でつながっていくことは難しい。
そんな中、「子どもキャンプ」ここに関わるかどうかは結構重要だと思っている。
実際にキャンプでつながっている青年・高校生・中学生はあんまり辞めません!
アクティブKに集まるメンバーは学校も学年もバラバラで日常のしがらみみたいなものはほとんどありません。
何が出来るとか出来ないとか、どこの学校いってるとか、明るいとか、おとなしいとか、なぁ〜んも関係ない。
自分らしくいられる、ありのままを受け止めてくれる場所だと思っています。
忙しい子ども達。
どのこも劇場の優先順位は低いけど、それが許される場所と感じ自分のペースで関わってくれる。
いつも思う事は、来てくれてありがとう!それだけ・・・
チラッとでも顔出してくれるだけで嬉しい・・・
そんな場所なんです『アクティブK』って、めっちゃ楽ちんな場所。
会議なんて、いつもダラダラでやる気あんの?って感じなのは当たり前。
彼らに寄り添い気づいた事!第一は期待をしないこと。
でもね、期待以上のパワーを、発揮する力を持ってること私は知っています。
劇場が一番!なんて子は誰もいません。
じゃぁ、やらされてんの?って聞かれたらそこだって否めない。
でも、嫌なの?って聞いたら
本当に嫌だったら、来るわけないじゃん!
皆そう言います。
たいした話し合いなんて重ねてません。
でも積み重ねてきた日々を信じてる。
本当に根拠のない自信です。
森のわらべ多治見園 園長 浅井智子さんの『母と子の幸せ講座』で学んだ「信じて待つ」を私なりに伝えてみました。
https://blog.canpan.info/manacafe/archive/185http://plaza.rakuten.co.jp/morinowarabe/「信じる」ことと「待つ」ことの間に大人がすべきことがある。
思春期の子ども達に寄り添っていくことは、なかなか骨が折れます。
でもね、思いを伝え背中をそっと押してあげることも時には必要です。
そして他者の力を借りることも大切。(他の親や子どもたち)
青年までつながっていくことをイメージして活動を創っていって欲しい。
かつて青年だった子は今はいません。
でもその頃小学生だった子が青年となり、子ども達と関わっている。
ついこの間小学生だった青年は子どもにとても近い存在。
彼らの気持ちをとても理解し、めっちゃ心が広いです。
そんな青年は自分たちがやった方が早いとか思うようになり、つい手や口を出してしまうこともあり、大人の気持ちも理解してくれるようになりました。
そんな子どもにも大人にも寄り添える、青年の存在は本当に偉大です!
アクティブKの子どもたちとずっと関わって来れた私は幸せ者です。
こんな素敵な環境を共有しないのは勿体ないです。
是非、会員の皆さんには積極的に関わって欲しい。
そんな思いを一通り伝えたあと
青年のめいちゃんと高3のかなちゃんが子どもキャンプへの思いを語ってくれた。

「ここで挨拶してくれた中高生の小学生時代を私は知っています。
とても親さんの前で挨拶できるタイプやなかった。
キャンプの時も、部屋に閉じこもって出て来なかったり、全然着替えをしなかったり・・・
そんな子が中学生として皆さんに挨拶をしている姿が凄く嬉しかった。
子ども達が成長して、つながってくれていることが嬉しい。
たまにしか会えないけど、キャンプが楽しいから関わっています。」
「キャンプで同学年の友達ができました。友達に逢いたくてまた参加しようと思った。
そして青年の皆とも話せるようになってきた。
受験で今年は止めようと思っていたけど、青年が奏行こ!って誘ってくれたから今年もいく事に決めれた。」
それぞれが自分の言葉で伝えてくれたキャンプへの思いはとても素敵で全ての会員さんに聞いて欲しい!って思いました。
めちゃ振りだったのに、ありがとうね。
さぁ今年のキャンプも楽しみです!みんなで盛り上げていこうね!