ネット情報を上手に収集する方法について【連続ブログ講座】 [2012年07月10日(Tue)]
何か気になる事を知りたいとき、皆さんどうしますか? 図書館で調べるとか、辞書を開くという人もいると思いますが、多くの人の場合は先ずネットで検索ではないでしょうか。 僕の場合は100%そうです。 「電車の時刻を調べる」とか、「本の題名を調べる」とか、単純なことを調べるときはネットで問題なくサクサク調べられるんですが、答えがはっきりしそうにない事を調べる時には、ネット上の豊富な情報にかえって混乱してしまいます。 まさにネットは「情報の大海」のようなもの。 どれが正しい情報なんだ?自分にとってはどの情報が有益なんだろか?などなど。。。 例えば「NPOってなんだ?」って思って、「NPO」って検索した場合など(笑)。 定義的な意味の情報はすぐ出てきますが、自分が知りたいことってそうじゃないんだよな〜、なんてことを思った記憶があります。 そんな時、ネット上の豊富な情報から自分が必要とする情報を上手に収集する一つのやり方が「誰かのフィルターを通して情報を収集してみる」というものです。 無数にある情報を自分で一々、調べるよりも、ある特定の人のフィルターを通った情報のみに絞って、まずは頭に入れ、考えてみるという方法です。 情報の海にただよう「浮き」を見つけ、その周辺に波立つ情報をとっかかりにするような。 もちろん、その人からの情報を鵜呑みにする必要はありません。自分が考える上での参考ということです。 先ほどの「NPO」でいくと、僕がNPOについてを考える上でフィルターにしていたのは、川北秀人さんや加藤哲夫さん等の意見や考え方でした。 彼らのフィルターを通して発信されるNPOに対する「言葉」や「考え方」を参考にし、自分なりのNPO像を構築してきました。 ・川北さんのブログ https://blog.canpan.info/dede/ ・加藤哲夫さんのブログ https://blog.canpan.info/katatsumuri/ 「二人のブログ」+「その他のNPOの皆さんのブログ」を毎日チェックすることで、NPOってこういうことなんだ、こういう役割があるんだ、ってことを情報収集することができました。 さて、このように誰のフィルターを通じて情報を効率的に得ていくわけですが、ブログをどんどん「お気に入り」に登録していくとあっという間に20,30と増えていきます。もちろん定期的に整理していきますが、ブログをチェックするだけ手間も時間もかかってしまいます。 そして、大事なブログの内容を読むことが疎かになってしまうわけです。 次回以降は、そんな多くのブログを読まなくてはいけない時に効率よく読み進めていく方法を書きたいと思います。 なにも特別な方法ではありません。 「RSS」と「RSSリーダー」というごく一般的な方法のご紹介ですので、「もう利用しているよ」って方は、どうぞ読み飛ばして下さいね。 P.S. 前半に書いた情報収集の考え方は、佐々木俊尚さんの「キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる 」で紹介されていますので、ご覧になってくださいね。 |