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飲食、農業、畜産、小売、運輸、観光、影響は計り知れない [2010年06月21日(Mon)]

高鍋町の商工会議所を訪問してきましたから、もう一週間が経ちます。


県の調査に先行して、地元の60社に聞き取り調査を行ったところ、
前年同期比で、飲食店▲41%、小売業▲22%。

県の調査でも、85%が口蹄疫に関連して何らかの影響を受けていると
回答しているそうです。

業種別にみると、、、

「飲食店」では、“3日間連続お客が来ていない”、“総会シーズンだが
軒並み総会中心のため二次会のキャンセルがおきている”。
4月の調査のため、5月、6月と更に深刻になるでしょう。


「農業」は、“移動制限があり、トラックが出せず出荷できない”
また、一部、“宮崎県産は受け入れることが出来ない”といった声があるようです。


5月以降、「観光バス」は動いていないそうです。

現在の所、関連業者の補償はゼロです。

これまで畜産農家に大鋸屑を売っていたのに、
今は、お金をかけて処理している。
そんな畜産に関連した事業の方の声も届いているそうです。


高鍋の商工会議所では、観光施策のために実施する予定だった
観光ネットワーク事業(都農町・川南町・木城町・新富町・高鍋町)の
イベント計画の見直しが必要。
すでに実施する予定だったイベントは、判断のタイミングが難しいようです。


「金融支援」については、終息時期がわからないので、借入のメドが
立てられらないといった声も。

「雇用」について、たとえば、「ホテル」ではパート社員さんは休み、
正社員がこれまで外注していた業務を内製化して対応していらっしゃるようです。


口蹄疫被害の影響は、様々な業種・業態に広がっています。