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口蹄疫被害家庭支援・CANPAN子どもの学び応援基金を開始します [2010年06月09日(Wed)]

2010年6月9日
特定非営利活動法人CANPANセンター


  「口蹄疫被害家庭支援・CANPAN子どもの学び応援基金」




  日本財団CANPANプロジェクトでは、本日より、口蹄疫被害の子どもたちを
  応援する基金を開始します。(募金期間:2010/06/09〜2010/11/30)

  2010年4月、宮崎県、川南町・都農町を中心に広がった口蹄疫の被害は、
  約28万頭の家畜にワクチンを接種し埋却することで感染防止の対応する
  こととなりました。

  口蹄疫の被害は、宮崎県が非常事態宣言を発令して以降も、
  県内での移動制限や多くの人が集まるイベントの中止等により、
  畜産農家だけでなく、流通や、観光、サービス業といった様々な分野に
  広がり、宮崎県内の経済にも深刻な影響を与えてきています。

  被害にあった家畜農家では、廃業も検討しているところもあり当面の
  収入が皆無となるところもあります。被害にあった農家に対しては、
  6月4日に施行される口蹄疫特措法で強化されますが、一定期間を経て
  生活の再建を自ら行う必要があります。

  また、被害の影響が様々な分野に広がりつつあるなか、県内で経済的な
  影響を受けている事業者は少なくなく、県内全域で生活環境が日増しに
  厳しくなっています。

  このような経済状況のもと、収入減少に伴い、高校や大学に通う(又は通う
  予定の)生徒・学生の学費の支払いに今後苦慮される家庭が多くなることが
  考えられます。

  そこで、日本財団CANPANプロジェクトでは、地域団体ならびに
  行政機関と連携しながら、口蹄疫の被害にあった世帯の子どもたちが
  学ぶ場を安心して確保するための基金
  「口蹄疫被害支援・CANPAN子どもの学び応援基金」を設置します。

  本基金は、子どもが学ぶ場を支え、宮崎県をはじめとする口蹄疫被害の
  家庭の子どもたちの学びを応援するものです。

  本基金への参加を広く呼びかけながら、全国各地の支援・応援の声を
  口蹄疫により被害を受けた生徒や学生に届けてまいります。



(※1)日本財団公益コミュニティサイトCANPANは、は日本中から
  「世の中のために様々な活動をしている方々」が集うポータルサイトです。
  登録団体数:4761
  アクセス数等月間237万人Visit1,501万PV
  URL:http://canpan.info/

(※2)CANPANとは、"Can(できる)"と"Panacea(万能薬)"を組み合わせた
  造語です。CANPANが利用する人によって様々な効能を発揮し、日本の
  公益活動をもっと元気にしたいとの思いを込めて名付けました。



「口蹄疫被害家庭支援・CANPAN子どもの学び応援基金」概要

1.主催:日本財団CANPANプロジェクト
  (日本財団の運営する「公益コミュニティサイトCANPAN」を活用し、
  特定非営利活動法人CANPANセンターが基金を設置及び運営します。)

2.資金源(資金の出し手):
  個人および企業・団体からの寄附金
  基金への寄付はこちらから【クレジットカード決済専用ページへ】

3.募集期間:
  2010/06/09〜2010/11/30

4.給付先(資金の受け手)
  ・口蹄疫被害にあった世帯の子ども

5.給付先の設定
  地元関係者などで構成する
  「CANPAN子どもの学び応援基金審査委員会」を設置し、
  資金を配布します。

6.基金運営の報告
 給付決定経過ならびに給付報告、給付金、事務経費について
 CANPANホームページ上で報告
 http://canpan.info

7.問合せ先
 特定非営利活動法人CANPANセンター
 担当:高島、鈴木
 Email: kikin@canpan.org
 ブログ:https://blog.canpan.info/manabiouen/


Posted by 高島 at 09:44 | 基金について | この記事のURL | コメント(0)
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