CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

茨城・学びの会情報発信ブログ

「茨城・学びの会」月例会の報告を中心に発信しています。明日の学校づくり・授業づくりのために,会員のみなさんや授業づくり・学校づくりに関心のある方からのコメント等をいただければと思います。


11月例会報告 [2014年11月17日(Mon)]

11月の例会を行いました。
今月は14名の会員が参加し,授業DVD1本に絞ってのリフレクションを時間をかけて行いました。

11月例会

11月例会


岩井第一小学校 猪瀬千代子先生の授業実践  
1年生算数「長さくらべ」 児童24名

授業デザイン


・本時の目標
粘土のへびの長さくらべを通して,直接比較や媒介物を用いた間接比較,任意単位による測定などの方法を考えることができる。

授業DVD視聴後の話し合いから
・粘土で作ったへびは動かすと切れてしまう。長さを比べるのに切れてしまっては都合が悪いので,切れてしまわないようにして長さを比べるのはどうしたらいいかと考えさせた。教師側も何か用意しておけば子どもは工夫してそれを使うのではないかと,細いひもやおはじきは全員に与えた。(授業者)

○導入時の先生の表情の豊かさ,子どもの目を一人ひとりみながら,丁寧に指示を伝えつつ黒板に改めて課題を掲示し確認させていた。
○長い・短いという比較が「でっかい・ちっちゃい」「大きい・小さい」という表現になっている。子どもの日常生活が言語の習得に厳しい状況になってきていることを感じる。言葉は自然に習得していくことが多いものであるから,教師もそういう言葉に気づきつつ「長い・短い」という言葉を意識的に使用していく必要もあるかも知れない。
○粘土が切れる場面で「事件発生」と教師呼びかけ,切れたら直せばいいのだけれど,粘土の端を重ねて直すと短くなってしまい,長さ比べができなくなってしまうことを投げかけている。比較方法を考えさせる大切な場面を共有している。「また切れるかも知れないよ。どうしたらいい?」「おはじきをぶちゅってする。」「おはじきをならべていっておはじきの多い方が勝ち」等たどたどしいがおもしろい発言があった。
○A君は机を並べた隣のBさんの机まで粘土のへびをのばし,へびにひもを沿わせて同じ長さで切った。Bさんも同じようにひもを沿わせていきはさみで切っていた。この沿わせていく作業は端をしっかり押さえなくてはならず,1年生にはなかなか難しい作業のようだが,ペアで協力することでそれができることをこのふたりは学んでいるようだった。また,切ったひもをその先どうすればいいのか,ふたりでひもの長さを比べて止まってしっているようにも見えた。
○ひもの長さをマジックの長さでひもに印をつけていくペアもあった。おはじきも同じ事だが,任意単位の測定物に何を使うかについても事前の準備と工夫が必要になると思われる。ここでは正確な測定は無理であるので,おおよそおはじき何個分,マジック何本分という比較になるのだが,中途半端な長さになったときに,子どもがどう考え工夫するのかという面白さもある。ひもについても,へびより短いひもならどうするのか,など。
○楽しく授業が流れている。この,自然に授業が流れることのすばらしさ,学ぶことや学んだことをみんなで共有することができることの大切さを学んだ。また,活動が十分に保障された,安心して学べる授業と学級であると思う。
○粘土のへびのよさは,直接比較しにくいよさがある。(動かすと粘土が切れるという特徴を逆に利用した)へびを粘土で作った時点で長い・短いの概念が起こってくる。
○授業デザインでの計画はT次で3時間かけて学ぶことが,この1時間で全てが起こっている。子どもの力(興味関心)は教師や指導書の予想を超えるもの。この事実に教師が一人で関わらなければならないとすると,どんな授業をめざせばいいのかが自ずと見えてくる。
 
・この他,冬のセミナーについての打合せ(期日・会場の変更等)や1月の学びの共同体(伊東)研究会について,次年度7月の学びの共同体(幕張)等の連絡がありました。

トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント
<< 2020年07月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
リンク集
月別アーカイブ
日別アーカイブ
カテゴリアーカイブ