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正しいより楽しいこと[2021年09月25日(Sat)]
野外保育「まめのめ」の運営母体であるNPO法人子どもへのまなざしでは、立ち上げから毎年、子育て真っ最中の人、そして子どもの育ちに関わる人すべての人と共に今を生きる子どもにとって本当に大切なことを考える『親育ち講演会』を開催してきました。

12年前、子育て真っ最中だからこそ安心できる場所で仲間と一緒に学びたい!当時のまめのめの母たちの想いでプレーパーク「なかだの森であそぼう!」で開催し始めた講演会。
年を重ねるごとに、どんどん参加して下さる方も増え、200人近い時もありましたが、「いつものあそび場で子どもを遊ばせながら、なるべく子育て真っ最中の方が聴きやすい」講演会を目指したいという想いはずっと変わりません。
そして、毎年「今、子育て中の皆さんとこの方のお話を聴きたい!!」と熱い想いを持って講師の先生にお願いしてきました。

毎年、講演会を開催するたびにたくさんの感想を頂きます。感想を読むだけで胸が詰まる気持ちになり、その方と同じ時間を過ごせたことを私も幸せに思える気持ちになりました。
そして、私もこの1年に1回のこの講演会が、自分の子育てや生き方の軸を確認する大切な時間になっていました。

ですが、今年度、新型コロナ感染の再拡大に伴って、講演会の開催を初めて断念することになりました。
今年度は、こんな時だからたくさん泣いてたくさん笑おう!と、柴田愛子さんの講演会を予定していました。きっと今回も、たくさんの方が愛子さんの言葉に勇気づけらるに違いないと、オンラインの講演会に変更することも何度も考えましたが、同じ場所でお互いの空気を感じながら講演会を開催したい、と中止を決定しました。
来年以降、また必ず講演会を開催したいと思っています。

実は今年度の講演会が開催されていれば、当団体では愛子さんをお招きするのが3回目となっていました。愛子さんはいつも、子育てする親としてだけでなく、「あなたはどう生きたい?」と、明るくパワフルに問いかけてくださるように感じます。

今回は5年前に柴田愛子さんが講演して下さった時に、当時のまめのめのお母さんがとても丁寧に気持ちを書いてくれた感想をご紹介します。

*****
『正しいより楽しい』

「ママ、何で泣いてるの?」
柴田愛子さんの講演会中、子ども達に何度も大きな声で言われた。周りの方々の温かなクスクスを受け赤面しつつ、初めてお目にかかった愛子さんのお話に一瞬で引き込まれた。
「子どもっておもしろい!」沢山のエピソードを折り込みながら心からそう語る愛子さんは、「好きだからやっているんだ」ということを力強く感じさせた。
 こんな大人の人に子どもの頃出会えていたら、どんなに救われただろう…
 思い出したくもないけれど、私の家はとても厳しくて、常識・礼儀作法、決して人に迷惑をかけるなと一貫して教えこまれた。出来なかった時には人前でも手が出たし、朝まで続くお説教も度々。自尊心なんてもうなくなって。「全てお前のためなんだ」「親になればお前にも分かる」という言葉を受け入れるしかなかった。出来ない自分を攻めながら、反抗期もなく大人になってしまった。

 「ツマンナイこと、気にしなくていいよ!」もし愛子さんにもっと早く出会えていたら、気付かせてくれたに違いない。守ってくれたに違いないのに…。
 そのまま「人に迷惑をかけないこと」がベースの人生となってしまった私の子育ては苦しかった。外へ行けば他人の目が気になりすぎて謝ってばかり。すみません、すみません…我が子は愛しいのに、叱ることが増える。
 ある日、私の母に子どもが褒められていた様子を横で見た時、嬉しさでなく「怒られなくて良かった…」と安心する自分にハッとした。子どものために頑張っていたはずの自分に違和感を感じ始め、不安になった。怒られたくないのは、誰?
この子育て、本当にこの子のためになってる?
自問自答した。

 「全てお前のためなんだ」あの日の言葉が蘇る。
未だに「親の言うことを守らなければならない自分」を見つけてしまった。怒られたくなくて、未だに私、怯えてる…
 親になってもあの厳しさは理解できないことだらけなのに、私、同じようにしちゃうかもしれない…。怖い…。どうしたらいいのか分からず不安にもがきながら新しい道を、変われるキッカケを探した。
 そんな矢先に出会えたのが「なかだの森」。初めて訪れた日、吸い込まれるように娘は走りだした。息子は顔から泥へ入り見たことのない顔で笑った。
 それを周りの人たちは元気だねーと普通に受け入れ、寄り添い、一緒に笑ってくれた。
全く垣根を感じない。
 もう誰が誰の親だか子だか分からないくらい、大きな家族の中に入れてもらったような感覚だった。…助けてもらえるかもしれない。
何かが変わり始めた。
ここしかない。直感を信じたかった。

 通っていた幼稚園をやめ、野外保育「まめのめ」へ入園させてもらい、森の近くへ永住する覚悟で引っ越した。
勝手に決めて行動する私を「別人になってしまった!!」と両親は怒り悲しみ、親不孝者!!とののしったけれど、怯える私はもういなくなった。それは、子ども達を自由にできることで、小さな私まで癒やされていったから。
 あの日の私は悪くない。子どもってそんなものだもの。
 思い出したくなかった泣いてる私を、愛子さんが認めてくれたように感じた。
もう傷つかなくていいよ、大丈夫。って抱き寄せてもらえたように、嬉し涙が出た。

 忘れないでいたい。
 子育ては「正しいより楽しいこと」が大切だってこと。苦しかった分優しくなって、この場所でのびのびと生きていきたい。



Posted by まめのめ at 13:07 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
今の気持ち[2021年03月10日(Wed)]
「今の気持ち」


振り返りとでもいいましょうか…。

まめのめには、2年通いましたが、最初はただついて行くのに必死で毎日のお弁当作りと送迎だけで精いっぱいの日々でした。

保育園を経てから来たここはカルチャーショックの連続で、息子にとっても最初はえーー!?毎日遠足なのー。毎日外なのー?雨の日もー?ときっと楽しいながらも??がいっぱいの日々だったのかぁと思います。


私にとってのカルチャーショック色々ありますが、一番感じたのは、ここにいる大人達は、なんて子供目線で子供寄りで過ごしてくれているんだ!ということです。

日々の保育にしても親子関係にしても、それまで自分はもちろんの事、周りでもそこまで大人の都合ではなく子供の立場で物を考えている人種というのを見たことがなくて…こういう風に考えてあげられるんだ!とか、こんな考え方もありなんだとか、日々発見驚きの連続でした。

当たり前に子供優先で子供目線でみんな動いている!!だからこそ、まめのめに通わせようと思ったり、まなざしの活動に携わっているのかも知れませんが…

これが出来るってかなりすごい事だと思います。こどものやりたいを尊重してスタッフは極力寄り添ったり見守ったりということが他の園でもあるかも知れませんが、これほどまで徹底というかここまでやって下さっているところは、なかなかないのではないでしょうか。

こういった環境を作って下さっている、まめのめまなざしスタッフの皆様へは本当にただただ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

こどもが生き生きと自分のやりたいことを自由に出来る、やらせてもらえるがまめのめでそれには、同時に親の覚悟も必要で子供が自由に出来る=親は大変な訳でその大変さも全部ひっくるめて受け入れて、まめのめに通わせられるのかなぁと…だからみんなスーパー母ちゃんだしスーパースタッフだなと思っております。


この生活や母達との関係に慣れてくると、気付くことがありました。まめのめや森での常識や通用することが他では非常識!?通用しない?!みんなの子をみんなで育てようと
いう親にとっても子にとってもいいこと尽くめのような気がするのですが、一歩外に出る
と超少数派。自分の子と他人の子ときっちり分けられている感じ…淋しい。まめのめに入る前はそれが当たり前だった事に今は違和感を感じるように…なんだろうか。この違和感。

そうか!まめのめって村なんだ。

まなざし県立まめのめ村に所属しているような
感覚とでもいうのでしょうか…村の子はみんなで育てるし、村民同士は助け合ったり許し合ったり協力し合ったりするのが普通の事だし、それに似ているんだなぁと気づいた2年目でした。

そしてまもなく、まめのめ村は、一旦卒園しますが、皆さんから頂いたあたたかい気持ち、あたたかいまなざしを、おこがましいのですが、友人やご近所、これから関わる人々に伝えて行けたら、自分がしてもらった事を今度は人にしていけたらと思っています。
ありがとうございました。


母ささみき



Posted by まめのめ at 09:34 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
子ども時代が助けてくれる[2020年09月10日(Thu)]


ほめて、のびる。
みとめて、そだつ。
確かに正しい。
でも、それだけでは、子どももおとなもちょっと苦しいんだ。

私がまめのめ、いいなって思うのは、できた・できない、合ってる・間違ってる、とはちがう「それおもしろいね」っていうまなざしで溢れているところです。
「ねぇ、みてみてー!」
子どもはおとなによく言う。
褒めて欲しいのか、認めて欲しいのか。
そうだけど、そうじゃない。
本当はね、きっと分かち合いたい。
「ほらね、おもしろいでしょ!」ってね。

小学4年生の頃、朝露を小瓶に集めて、満月の光に当てて持ち歩くと、いい事があるらしいと聞き、葉っぱについた露をひたすら集めてまわっていた。
地味な遊びだけど、魔女になった気分で、しずくでいっぱいの瓶に達成感さえ感じるほど。
それを見た近所のおばさんが、「へぇ!おもしろいね」って言ってくれたのが忘れられない。

運動が出来たらすごいね、勉強が出来たらえらいねって言われるのとは違って、おもしろがってくれることが、まるごと私を見てくれた気がして、嬉しくて。
今でも心もとない時は立ち戻る。
私このままで大丈夫、またそこからはじめられる、小さな出来事だけど、自分らしさを取り戻す、大切な思い出となっている。

遊ぶことって、その子そのもの。
だから、遊ぶこととは生きること。
生きることを面白がってくれる大人がいることは、どれほどの安心感だろう。
そんなまなざしの中で、子どもの時間を心のままに過ごせたなら。
いつか彼らがおとなになった時、今度は小さな頃の彼らが相棒となってそばに居てくれるだろう。
困った時、くじけそうな時は、知恵を出し合えばいい。
そしてどうか、世界を楽しく、楽しく生き抜いてほしい。


やまとも

Posted by まめのめ at 05:38 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
梅雨のまめのめ
ー雨の日にまめのめに参加してー[2020年06月30日(Tue)]
現在、まめのめ保育スタッフをしているゆうきちゃんが
昨年度、まめ母として保育参観をした日のことを
書いてくれました。
今年も、梅雨らしい梅雨ですね。

* * * * *

毎日梅雨らしい雨が続いていますね。

娘がまめのめを卒園してからも、悪天候の日だと、
「まめのめの子どもたち、今日はどうやってすごしてるのかな…」
と思いを巡らせています。

晴れでも、
雨でも、
雪でも、
強風でも、
毎日外で過ごす野外保育まめのめ。

娘の様子から想像だけ膨らんでいたまめのめでの1日を、やっと目の当たりにできる機会が訪れました。

念願かなっての保育参観は、娘の卒園を控えた3月4日。
真冬に戻ったような冷たい冷たい雨の1日でした。

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日野市西平山にまめのめの拠点が移動してからよくきているという長沼橋の下の河原が、この日の活動場所。

カッパをしっかり着た子どもたちは、慣れたようすで河原に下りていきます。


「風があたらない、雨でも過ごせる場所を探している最中なんですよね…」
と呟いていたのは保育スタッフのたもつ。

雨宿りができる橋の下は、川の流れと合わせた風の通り道にもなっていて、濡れた体に冷たい風が当たったり体が冷えていきます。

3才以下の子どもたちは冷え切ってしまい、泣き出す子が続出…。
まもなくまめの家へ移動していきました。

この冷たい雨の中で過ごすには体力的に厳しい小さい子どもたちが
室内でほっと過ごせる場所があって本当に良かった…。


娘をみても、3歳より4歳、4歳より5歳の方が明らかに体力がついて、それに合わせて遊びの幅も力強さも変わっていきました。

冷えてしまうのなら動き続けて体を温めるしかない!

残った年少から上の子どもたちは、雨の日ならではの、それぞれ好きなことを好きなだけ楽しむ時間が、お昼をはさんで1日たっぷり続きます。


5.JPG
もぐらの通り道を発見!

6.JPG
大きな菊芋!


7.JPG
よいしょ!!!
絶妙なバランスで、リュックの屋根ができた。


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ラーメンだって。
あつあつの湯気が見えるようだね。

娘は娘で、まめのめにようこそと言わんばかりに、私にいろんな遊びをお披露目してくれました。

9.JPG
川から見つけたこの入れ物に、水だの泥だの小石だの詰め込んで、ひたすらシェイク!

見立てたものは、楽器なのか食べ物なのか…???

年少より大きい子どもたちも
雨にも関わらず娘のようにガンガン遊べる子、
寒くて固まってしまう子…と
体力も遊び方もそれぞれ個性が出ます。

それぞれの子どもたちの様子を把握しながら、保育スタッフは、丁寧に動いてくれていました。

雨があたっても、風がない方がまだ過ごしやすいからと、過ごしやすそうな場所へ固まっている子どもたちを促したり、

ガタガタ震えが止まらない子をみて、
カッパの中の洋服の濡れ具合を確認…びしょ濡れになってるとわかるとすぐに着替えさせたり、

遊びが単調になりそうなところで、雨の探検に出掛けようと誘ってみたり、

まさしく子どもたちの命を懸命に守りながら、一人一人のやりたいことに耳を傾け、時に遊びをリードしたり、つまづきに寄り添ったりしながら過ごしていました。

それは、いわゆる「安全管理」とは全く別の、子どもたちと共にこの場を作り上げているコーディネーターのようなやり方で…。

10.JPG
スタッフが用意してくれたじゃがいも。
ハフハフいいながら食べると、その温かさとおいしさが体に染み渡ります。

じゃがいも1つでこんなに生き返るとは…!!

しんどい経験があるからこそ
じゃがいものおいしさや、
翌日の日差しの暖かさ、
そよ風の爽やかさ、
自然の恵みが体にまるごと刻まれていく。

どれ1つとして無駄な経験はない。

こうやってスタッフのみんなに守られながら、1つ1つの出来事を体で感じながら過ごせる豊かさを、娘は積み重ねてきたんだなぁ。

自然のなかに身をおいて、ただひたすら遊び込める幸せを目の当たりしたら、
洗濯が大変すぎてめげそうだったことも、大したことないなぁと思えてきました。

最後絵本を読みきかせタイム。
この日は私が読ませてもらいました。
読み聞かせが大好きな娘の、この日のために選んだとっておきの2冊。

絵本を読み終えると、さようならのごあいさつ。

そして、子どもたちと一緒に帰りのバスに乗り込みました。

バスに揺られ、順にお母さんのもとへ帰っていく子どもたちを見送っていると、自分も普段お迎えに駆けつける母の一人として、日々仕事と家事で時間に追いたてられている生活の感覚が甦ってきました。

夢中になって遊んだ時間とは全く違う、スケジュール管理の時間の流れ方。

それに気づくと、胸の奥の方で何かがゴトっと音をたてたような気がしました。

まるで、娘が連日のように拾って持ち帰ってきたガラス石が床に転がったときのように。


11.JPG
家の棚で、はみ出すようにガラス石が詰め込まれた娘の宝物箱を見ると、今でもあの日の感覚が思い出されます。

子どもだけじゃなく、実は私たち大人にだってこういう時間が必要だな…と。

時間に管理されず、ただやりたいことに夢中になれる時間は、生きていると実感できる源。

娘にそんな宝物のような3年間をプレゼントできたことも、親としてこの上ない喜びではあるけれど、
私にとっても大きな宝物を受け取った1日になりました。


かけがえのない3年間を、娘と共にまめのめで過ごせたことに改めて感謝したいです。

本当にありがとう!

12.JPG

おまけ。
以前落とした手袋が、何日かぶりにこの日河原で発見されました。
なーんというミラクル!!

(ゆうき)
Posted by まめのめ at 15:23 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
まめのめに参加して感じたこと! [2020年06月25日(Thu)]
先週の木曜日(6/18)、朝からまめのめに参加してきました。
サスケ山最高!とんび(5歳児)ざりがに(4歳児)最高!
むっちゃ楽しかったです!

もぐら(3歳児)かえる(2歳児)とは、ねんも公園で分かれ
大きいチームでマタケを探しにサスケ山へ。

行きのバスの車内では、ひろみさんから「私は誰でしょう」クイズ。
「私は小さいです」
「アリ!」「ブブー」「アリ!」「ブブー」
「おしりが光り…」「ホタル!」
「正解!」。

その後も、クイズ形式で、子どもたちとやりとりしながら
まめのめが秋にお泊まりに行く大地沢に
明日の夜ホタルを探しに行くこと
1年生も行くこと、夜お弁当を食べること
今日は明日のメンバーで遊ぶよ〜、と丁寧に伝えられていました。

私は、つい子ども相手に一方的に説明して
「分かった?」って念押ししちゃう時があるけど
やりとり、大事だなぁとあらためて実感しました。

バスを降りて少し歩くとマタケポイント。
さっそくたもつがたけのこを見つけ
「あ!中にかぐや姫がいる!」
えっ?どれどれ?と群がるこどもたち。
「ほら、穴が開いてるよー」と皮を剥いていくと、虫が飛び出す。
「あー、ハサミムシだったねー」。
心の中のワクワクスイッチが押された感じ。

たけのこ取りの様子は十人十色。
「とれないー。誰かとってー」と甘え上手なMちゃん。
「とってあげるー」と即答したTちゃんは
その後、自分の分も見つけてどんどん取っていく。
「たけのこきらいだからー」とクールに取らないHちゃん。
背の高く伸びた竹の皮を剥いで、緑のツルツルした竹の肌に爪を立て
「これ、猫の爪とぎによさそうー。ちなみに、私も研いでみるー」と
独自発想のT子ちゃん。

小さなたけのこを見つけ、一生懸命取って
「これ、ママにあげるのー♪」と大事そうに持つKちゃん。
「たたかうぞ!」と長いたけのこでチャンバラ始めるZくんとSくん。
「ロケット!」とMくん。

みんなの少し後を
水筒の紐を握りしめてゆっくり歩いていくHくん。
Yくん、Hちゃん、娘と階段を登っていると
「あっちに行こう!」と、MくんとYくんに誘われてついていく。

Sくんが「待ってー」とついてくる。

分かれ道、「どっちにいく?」「明るい道?」「暗い道!」と
子どもたちで相談して決めて
MくんとYくんは林の中の坂道を駆け下りて
あっという間に姿が見えなくなる。

Sくんも駆け下りて行き、坂道の途中で転んで照れ笑い。
林の端に出て、視界が急にひらけて、街やモノレールが見える。
みんなで並んで、「いいながめー」とつぶやきながら、ふだん生活している街を眺める。
最初はどこまで行っちゃうのかなとドキドキしたけど、
去年のスタッフ含むミーティングでのたもつの話を思い出して
子どもたちをよいしょせずに見守っていたら
ちゃんと自分たちの力の範囲で
自分たちの力を信じて冒険するんだなぁと感動しました。

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竹林の端、斜面に伸びた背の高い竹に体重をかけ
ゆーらゆら揺らすSくんとKくんが
折れた勢いで斜面を転がり降りる。
その真似をして、ゆらゆら揺らすGくん。

たもつが、竹林はどんどん広がってしまうから
食べられない程大きくなったたけのこも
こうやって折ると手入れになると話してくれた。
遊びながら、お返しもしているのだなぁ。

たっぷり竹林で過ごしてから移動。
お昼ごはんを食べる展望台目指して
子どもたちの背丈ほど草が伸びた道なき道を
前の人の踏み跡を辿りながら歩いていく。
草むらを抜けると山道。それぞれのペースで登っていく。

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展望台でお昼ごはんの後、男子チームは恐竜ごっこ。
二本指をかぎのようにして、Tレックスになりきって
走り回り、食べまくり、戦いまくる!
パワーもスピードもあるとんび男子
それについていくざりがに男子。

勢い余って、Hくんの首が締まりそうになった時
すかさず、Yくんが間に入り、「首しめたらだめ!苦しくて死んじゃうから!」
と毅然と三回言う。
少し間があり、みんな静かに受け止めている感じ。
そして、遊び再開!Hが私のところに来て手を取り
「こわかった…」と涙目でつぶやくけど、目はしっかりしてて
気持ちが落ち着くと、また恐竜に戻って群れに帰っていった。
戦いの勢い余って今度はDくんが泣く。
すると、「Dが痛がってるだろ!」とSくん。
少し間があり、遊び再開、SくんがDくんと手をつないで走り始める。
まめのめののびのび遊ぶって
もっとやりたい放題やってるのかな
激しいケンカもいっぱいするのかなと思ってました。

でも、ちゃんと遊びにルールがある。
自分たちのつくった遊びだから
自分たちが楽しく遊ぶためのルールがあって
それは自分たちでちゃんと守る、ダメな時はダメと言い、受け止める。
すごく感動しました。

ゆっくり派がお弁当を食べ終わり
近くまで迎えに来てくれたバスに乗って解散場所の大木島へ。
いつのまにか始まったかけっこ競争。
みんなが誘ってくれたので
うれしくて一緒に何度もかけっこしました。
久しぶりに走って気持ちよかったです。

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…名前を上げてない子もいるけれど
24人ひとりひとりとの時間が心に残ってます。
特に今まで絡む機会のなかった現とんび男子と絡めたのがおもしろかったです。みんなほんとにかわいい。
そして、とんざりさん、とってもいい感じだなぁと思いました。
自分たちで遊び、トラブルも自分たちで解決していく。
どうしてあんな風に遊べるのだろう、と不思議に思い
「子どもへのまなざし」を読み返しているところです。

わが家は連日、兄弟ケンカ。
「きょうだいがいる一番の長所は、きょうだいげんかができること」
と聞いたことがあるけど、私の育て方が悪いのかしらと軽く凹みます…。
スタッフのみなさん、日々の保育ほんとうにありがとうございます!
これからの真夏に向けても、子どもたちは仲間たちと
「今をとことん楽しく過ごしてくれるだろうな」と感じました!

(のの)
Posted by まめのめ at 14:59 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
入園して8年…
初めての我が子のまめのめ参観記
〜まめのめの日常はぶっとんで楽しすぎた〜[2020年06月18日(Thu)]
ママ、まめのめに8年ぶりに見学参加!!

長女が入園してから早8年が経過した。
まめのめの入園を考えて見学したあの日以来、まめのめの保育時間にお邪魔するのは初めて。


我が子3人は、まめのめから帰ってくると楽しかった!楽しかった!と必ずいう。
もうまめのめなんか行きたくない、と言った事は、3人合わせても、なんと1度もない。

だから私もまめのめにいきたかった。

だから私もまめのめと同じ時間を過ごし、感じてみたかった。その夢が叶った日、それが今日。

末っ子卒業の最後の1年、年長さん最後の誕生日会の日、思い切ってママの体験見学を申し出てみた。

明日の天気は雨なんと梅雨入り1日目。
なんでこんな日に限って梅雨入りするのよ。
そう思いながら眠りについた。

ワクワクしながら朝5時に目が覚めた。
お弁当を作り、ちょっとみんなで食べられるおやつを作り、空を見上げると、晴れ!!

朝から本降りと昨日の天気予報は言っていたのに、晴れた!
そして、今朝の天気予報は大風。昼過ぎより雨!すごい!
まめのめらしい季節感を、さまざまな天気を、たくさん感じさせてくれるのね。とほほ。


雨が降るならレインコートと長靴で行くし、晴れるなら水着で行く。こんな日が1番困る。

でも今日を楽しみたいから、全身水着で行くことにした。

まめのめに向かい、門を開ける。

うわ。涙がこみ上げてきた。

子どもたちがずっと幸せに過ごしてきたこの場所。

母になり、たくさん悩んで、転んで、ぶつかって、泣いて笑って、もみくちゃになって、
ここでわたしも成長してきた。

わたしが「母」になった場所。
そして、母を超えて、「わたし」をみつけたじかん。
まめのめとの出会いは、
ここでのたくさんのママやパパやスタッフさんとの出会いは、本当に…

ありのままのわたしでOK、
がんばるわたしも、がんばらないわたしも、
すきなわたしも、大っ嫌いなわたしも、
全部合わせて、このわたしで生きていく、
そう、「THEちーちゃん」をつくってくれた。

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そんな想いが、子育て11年分の想いが走馬灯のように蘇ってきたのだ。
長女がお腹に来てくれた日から、いろんなことがあった…
涙が。うっ。なんだこれ!うっ。


門を踏み込むと、

「ちーちゃん、おはよー!」

こどもたち
「はちぃぃぃー!はちの巣だよ〜!!! 大変だ大変だ〜こわい〜!!」
「こーわーい!こーわーい!」←声を合わせて歌ってる♫うれしそう(笑)


そこへ、枝切りバサミを持ったたもつ登場!
ガシガシ!ガシガシ!どれどれ、切っちゃうぞーガシガシガシガシ!

サラッと帰ってきたたもつの手には、蜂の巣が。

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たもつ「蜂の子だよ〜食べたい人ー!?」

こどもたち「はーい!はーい!はーい!」(笑)

たもつが、
はちの巣を「ここのね一番外側が卵でね、ここが幼虫で
この中は、もうさなぎになってて、ほら、どんどん進化してるんだよー。」
一つ一つ説明してくれる。こどもたち重なるように、覗き込む。
はちの巣の壁をひろみさんが開けていくと。。。

幼虫〜!ひぃぃぃ〜!
ハチの形してる〜サナギ〜!ひぃぃぃぃ〜!!
出てくる出てくる。

さっきまで、食べるーと言っていた子たちが、
「やっぱりいいや」
「おらもやめとく」
食べてみた子は、「おぇー、にがーい!」おえっ。。。

みんなが一歩一歩気持ちが遠ざかっていく。

ここで食べなきゃ、女が廃る!よしっ!
せっかくなので、おひとつ、勇気を出していただいてみることに。。。

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頭から行くか、お尻から行くか、
うっ。。。うー。。。。
噛んでみる。。。むにゅ、ぷちっ。うっ。おえ。
んんんん?!
クリーミー♡
意外といけるかも!(笑)

そんなこんなで、感傷に浸っている間は5秒で終わり、こどもたちとの楽しい1日が始まった♫

朝から遊びこむこどもたち。砂場に、鬼ごっこに、かくれんぼ、虫探しに、柿の実集め。

わたしがいても、だーれも気にしないで遊んでる。
たまに普通に話しかけてくれて、
当たり前にここにいさせてくれる。

こどもたちの世界で、穴を掘り、実を集め、観察。
木に登り、石を転がし、棒をふる。

小さな小さな2歳の子も、言葉になるかならないのお話しをしながら、なんか笑い合っている。
すてきだなぁ。
ちょっと距離をとって空気になってよーっと。

こどもたちのゆったりとしたじかんを眺めながら、幸せな気持ちが胸に溢れてくる。

さ、全員揃った♪
出発しよう!
川へGOGO!!

川へつくと、あっという間に着替えがはじまって、
あっという間へ川へ!

川の中へ飛びこむや、スィスィ〜とばた足しながら流れていく。
こどもたちとながれていくと、ナマズ!コイ!
でかいのが、私たちに挨拶をするように間をすり抜けていく。
みんなが追いかけても追いかけてもすり抜けて、「おはよー」

いつもひろみさんがFacebookにあげてくれている写真を眺めて幸せな気持ちになっているが…
本物の世界は比べ物にならない。
遠くの山と、青空と、こどもたちが一つに見える世界。
空気が流れ、水が流れ、こどもたちが流れているリアルな世界。
水が冷たくて、魚が「あ!」とみつけられる世界。

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こどもたちのもともと明るい顔が、もうどうしようもなく、これ以上はじけようがないような眩しい笑顔になる!
一気に表情がはじける!
水の力はすごい!
一瞬だ、一瞬でこどもにワクワクのスイッチを入れてしまう。

男の子たちは、なにがあるわけでもなく叫び始める!
がおー!!!ぎゃー!がぉーぎゃー!!!きゃーひゃーひょーいぇーい!
誰と絡むわけでもなく、水を叩いて、水を蹴って、自分の最大の声でオタケビをあげる!
それぞれがひとりとして叫びまくっている。
いい顔!いい顔いい顔!!!!!!!いい!

こうやって楽しい!気持ちい!最高って気持ちを表現するんだね!!


こんな顔、自然がなければなかなか見れない。

わたしも学校や保育園で働いていたけれど、
この表情、このはじけかた、こんな声。やっぱりなかなかお目にかけられない。

わたしのまわりにもちっちゃの子がわちゃわちゃ。
2歳のすぐに転んじゃいそうな子も、手を繋いでガシガシ川の中へ。頼もしいねー。
後ろからも前からもとびついてくるこどもたち、
足の下をトンネルしたり、足を引っ張り上げたり、引っ張られたり、
こりゃ全身筋肉痛間違いなしだ。。。スタッフさん、すごいな、これ、毎日って。。。

水の中でたくさん泳いでたくさん遊んで、
寒くなってきたら、岩場へ上がる。
あったかい石の上に寝転がり、
あったかい石をお腹や足の上に並べる。
そうするとね、全身があったまるんだって。

ほんとだ、めっちゃ気持ちいい。

空を見上げて、太陽さんに話しかけて、
体を温める。
気持ちよすぎて、眠くなってきたよ。

目の前の川を長い長い3mくらいの木の棒の端と端を持って、流れていく人たち…
「電車でーす、乗りますかー?」って。
お。スタッフのともちゃんも電車に乗って流れてる(笑)


「ちーちゃん、こっちおいでー」
いろんなところから、声がする。

うれしいなぁ。
たのしいなぁ。

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遠くで我が子も遊んでいる。
男子たちでつるんで、絡まって、走りまくっている。

こんな風にいつも遊んでるんだね。
頼もしい。

遊びの中でもたくさんのちっちゃなケンカがおこる。
でもさすがのまめのめ。
大人に依存せず、自分たちでサラッと解決していく。

誰かが怒る。寄り添う人がいる。
誰がが泣く。そっと隣にいる人がいる。
誰がが奪う。一緒に喧嘩する。
誰がが引っ張る。さささっと逃げる。
誰かが威張る。ながいものにはまかれる。
誰かが相談する。一緒に考える。

当たり前のように、川の中で対話が生まれている。
当たり前のように、相手の気持ちを感じて、コミュニケーションが生まれ、
自分のあり方を判断して、選択して行動している…無意識に。

すごいなぁ。。。
目に見えない力、たくさん学んでいるんだなぁ。
ここで。もう参ります参ります参ってます。
8年間、まめのめの保育には本当に感動してばかりですが、
もうどうしようもなく「ここで子育てさせてもらえてよかった」と、
それ以外の気持ちが見つからないほど心がいっぱいになる。

さ、たくさんあそんで、お昼ご飯。
くるみがたわわとなる木の下で、お弁当を広げます。おいしいね〜、というも束の間…

ザーー!!!!!
ま、大人は予想通りですが、大雨ザーッ。

風は吹き荒れ、
大粒の雨が。。。

すばやく木の下の雨がなるべく来ないところに逃げる子もいれば、
ボー然と身動き取れずに雨に打たれる子も…

お弁当がビッチョビチョのお粥になる子もあれば、立ちながら口に流し込む子も。

過酷ですなぁ、自然は。。。あはははは。。。

雪が降る、雨が降る、台風が来る、
春が来て、梅雨が来て、夏、秋、冬が来る。
暑い、寒い、気持ちがいい。
いろんな季節と、天気をこれでもかってくらい感じながら過ごせる毎日。
この幼児期。。なんと豊かなことでしょう。。。


雨に打たれ、お家に帰りたくなる子、
「たいよう!がんばれー!たいようー!がんばれ!」と空に叫ぶ子たち。
大きな子たちは、水着のまま、川に行ってきまーす!と雨降る中、喜んで川の中へ。
湧き水を掘って、温泉づくりが始まる。

こだもたちがやりたいことを、
やりたいままに尊重してくれる。
なにに時間を使うかを個々にまかせてくれて、
遊び込める時間を保証してくれる。

先に帰る組とギリギリまで帰る組で分かれた。
わたしはギリギリ組だったが、

たもつが
「この子たちは大丈夫。ギリギリまで遊んでていいよ」と言ってくれた言葉が
こどもたちの気持ちに自信をつけてくれる。

「うちらは大丈夫。たもつに信頼されてるから」って♡

雨降る中、
川でまた遊びまくって、
ダッシュで着替えて、
走ってまめの家まで帰る。

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たもつが近くまで迎えに来てくれて、
まめの家が見えてくると、
なんかすごくほっとする。

帰ってきた〜。
遊びきった〜。
たのしかった〜。

すっかりこども気分♫

はぁ、たのしかった。
こんなに毎日楽しい時間を過ごしてるのか!
ずるーい、いいなぁー!
我が子に嫉妬する。

ありがとう、まめのめ。
ありがとう。

卒業まで9ヶ月。よろしくお願いします。

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(ちーちゃん)
Posted by まめのめ at 11:45 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
森から始まったのだ[2020年02月25日(Tue)]



森から始まったのだ


誘われ訪れたなかだの森であそぼうは当たり前のように毎週通う場になってしまった。顔見知りが増えて、声をかけてもらうのが心地よく温かくて、体を心を開かれるのだ。

感じのよい森の人々に、ここなら私も子育てを通して仲間になれるかな、息子にとってはまるごと遊び尽くす時間を重ねることができるだろうな、と流れに乗るように「まめのめ」に入れていただいた。

多摩市在住、仕事を続けたままの私に心よく力を貸してくれた母たちがいてやっと通うことができたものの、段々助けてもらうばかりの身に心苦しくもあったのだが、

「いつかできる時にできる人にお返しして廻していけばいいのよ」と言ってもらえて納得したり、「手助けする事で逆にがんばらなければならない状況に追い込んでしまったかも」と想いを共有してもらえて楽になった。

毎週の話し合いでは、初めのうちは特にみんなの前で短時間で自分の事を話すのは難しくて、どう伝わったのかなと不安になったけれど、何日かして「この前のこと、もっと詳しく聞かせて」と、知ろうとしてくれているのがわかると一方通行ではなくてよかった、とほっとしたのだった。

反対に軽やかな気持ちで声をかけたつもりがよくわかってあげられずに嫌な気持ちにさせてしまったり、きちんと伝えきれずに傷つけてしまうこともあった。そんな時にそっと寄り添ってくれているのが感じられる言葉や何気ない雰囲気に、ふいに救われたり「まめのめの人々」の心に触れながら精進の日々。

ふとしたきっかけで話をしてみると全く違和感がなく何でも話せる様になったり、一緒に作業をすると自然に出てくるその人らしさを知って親しみが湧いたり、思いきって伝えたありがとうを喜んでもらえた時、口に出すことの大切さを実感したのだった。

何度もやりとりを繰り返しながらあれやこれやたくさんの言葉を交わして、すんなりとはいかなくてもお互いを受け止め会える関係をつくっていけたらいいな。

「あせらずにそれぞれの人と、少しずつ関わりを深めてゆけばいい」と言われた時に、はっとしたのだろうけれど、そうなのだろうな。

森を通して出会えた人とこれから又いろいろな形でつながりながら喜怒哀楽と共に育ちながら仲間になっていけたなら、そんな風に思っております。



卒園母 Fっすぅ



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Posted by まめのめ at 11:14 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
「まめのめに入るまでと、入ってみて。」[2019年09月19日(Thu)]


かえる(2歳児クラス)の時に、まめのめに来てくれた女の子の話です。





「まめのめに入るまでと、入ってみて。」

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娘は赤ちゃんの時から動くのが好きな子で、
歩けるようになると、電池が切れるまでひたすら歩き続きける子でした。
産休・育休中は、家の近くの鹿島台広場に毎日のように通い、
私はベンチに座って、娘が広場をあっちやこっちに歩いていくのを、ただ、見ていました。
そうやって歩ければ娘はご機嫌で、ごはんをよく食べよく寝、何も困る事はありませんでした。

娘が1歳半になった4月から保育園入りましたが、すると困った事が起こり始めました。


朝はギャン無きで、私の服をつかんで離さない。
先生の抱っこから、のけぞって落ちそうになる。
ーーまあ、これはよくある事だと思うけれど。

昼間は、教室の中をひたすら走り回って危ない。
お散歩ではどこまでも遠くへ走って行ってしまう。
突然大泣きして、なかなか泣き止まない。原因がわからない。
トイレに誘っても行かない。
トイレに入ったら、今度はぞうさんの柵にのぼって遊び始めて出てこない。

個人面談で「お母さん 困っていませんか」と、専門家への相談をやんわり勧められ、
お断りしましたが、先生はとても困っていたようでした。

その後も、「嫌なものは嫌」を貫く娘と、
なんとかみんなと同じようにして欲しい先生との攻防は長く続いて、
私と保育園の考え方の違いも明らかになって来た頃、
先生の本音を聞く機会がありました。

「今は担任のうち一人がつきっきりで対応する事もあるが、
来年になると担任が一人減るので、このままではちょっとキビシイ」

先生は、娘の性質を尊重して、できるだけ無理なく皆になじめるよう、頑張ってくれていました。
その事には、私もとても感謝していました。
でも、どう考えても、この保育園の性質と、娘の性質は合っていなかった。
このままこの保育園に通っていると、みんなにとって幸せではない。
先生も困っているし、娘も多分困っているし、これからもっと困る事になるだろう。


そういうわけで転園を決めました。
偶然のお導きもあり、めでたくまめのめに入園する事となりました。
「自由に遊ばせてあげたい」という一点で選んだまめのめでしたが、大正解だったと思っています。
毎日遊んでばっかりで楽しそうだなあ、私もまめのめ行きたいなあ、なんて思っています。
保育者さんが、子どのも気持ちを汲んでくれる事が、とてもうれしいです。
また、素敵な保育者さんたちが霞んでしまうほど、お母さんたちの存在感がすごいです。
いろんな人が、いろんな事をしているんだなあ、と日々感心しております。


                          
        優しい声の持ち主。かにぱん大好きな娘の母 A
                 



Posted by まめのめ at 00:00 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
最初で最後のまめのめの体験[2019年03月19日(Tue)]
東京に越してきたのが、2017年7月
ご縁がありその年の11月から娘のSちゃんはまめのめに通っている。


3月4日、卒園を来週に控え、最初で最後の親の体験をしてきた。

結論から言うと、仕事の休みをとってでも体験してよかったと思えた。



雨の降る中、気温は8度、長沼橋の下。

ぞくぞくと、まめっこが集まる、

みんな赤、青、緑の登山スタイルのレインコートに
リュックカバーのまめのめスタイル。

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僕だけ、装備不足で、いつものパーカーにスラックス。

スタッフゆみちゃんに装備をお借りし、同じようなまめのめスタイルに変身!

レインコートって素晴らしい!長靴って素晴らしい!

超あったかいんですね。



子ども目線になってみると、普段は何気なく見逃してしまう
雑草でさえおもちゃでありおやつだし
焚火の燃料を探しに行くと、大きな流木が宝物に見えたりするので不思議なものです。

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橋の下で一日を過ごしたのですが、子どもたちをずっと見ていて、

飽きている子供がいない、みんなイキイキしていることが印象的でした。

そんな場を作れるスタッフの皆さんってすごいですね。



今の日本の日常では得られなくなった、かつての日常を体感できる尊い時間でした。
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何がすごいって、これを毎日やっている!ってこと。

タフだなぁと。そりゃ、体力もつくわな!って思いました。

日々、Sちゃんが、帰ってきてソファでダウンして朝までってことがよくあります。

その理由がよくわかりました、当日ぼくも帰ってきたらダウンして寝ていました。



子どもたちと、素敵な時間を過ごさせていただきました。

参加させていただきありがとうございました。
(かんちゃん)
Posted by まめのめ at 14:19 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
まめのめの参観をして[2018年12月17日(Mon)]

親として最後の年度だ。
できれば季節ごとに保育現場の様子を見学したいと思っていたが、
気がつけばもう11月。

西平山がメインの拠点になってから1か月強。
子どもたちが過ごす場も少しずつ開拓されていっているらしい。
この1年ぐらいで新たに入園した子も多いから、
子どもたちの顔と名前、お母さん、お父さんの顔と名前が一致する子は
半分くらいかな。もうちょっとかな?

古民家にはすでに何度か来ているけど、まめの現場として来るのは初めて。
30人以上の子どもたちが庭で遊んでいるのは、どんな様子なのかな〜、と思っていたら、
うん、なんだか、いい感じ。

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何がいい感じって、囲われた庭の中で、手狭感があったりするかな、と思っていたら、
そんなことは全然なく、前で遊びたい子は前で、
裏で過ごす子は裏で、山に登って飛び降りて、石の通路でドーンじゃんけん・・・
なんか、それぞれの子がそれぞれの過ごし方をしながら、
いい感じの空気が流れているなあ。

山を作ったのは大正解!楽しそうに登ったり飛び降りたりしている。
たくさんの大きな石をどけたのも、子どもたちが過ごす場所を広げたみたい。
みんなで筋肉痛になった甲斐があったなあ(笑)

ここでも十分に遊んで過ごせそうだなあ、と思っていたら、さあ出発!
今日の目的地は近場の長沼橋の下。

道すがら、こどもたちはうれしそうにいろいろと教えてくれる。

ここを通り抜けていくんだよ。
この石段は歩きやすいけど、こっちは滑りやすいから気を付けてね。
ほら、この石、きれいでしょ。
ここね、粘度石がたくさんあるんだよ。

そして、たくさんの遊びを提案してくれる。

大きな石の上だけ踏んで歩くのね。落ちたら負け!
きくいも、掘ろうよ!
あっちで魚が寝ているの。見に行こうよ!

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1か月だけだけど、ここでの過ごし方はもうみんなが先生。
いつも誰かが話しかけてくれて、一緒に遊んでくれる時間を過ごした。


子どもたちと過ごして感じたのは、
もう子どもたちには、ここでの日々が日常的なあそび場になっているなあ、ということ。
年が明けてからの拠点移動に関しては、それはもう色々あった。
たくさんの物件探しにはじまり、西平山に照準をしぼってからも(そこまでも長かったけど)、
行政や大屋さんとの調整、通い方についての話し合い、
地域の方々との調整、引っ越しの用意、古民家の整備・調査・補修・・・
まだまだやることは沢山あるけれど、
新しい場所は、子どもたちにとって日常的な居場所になっている。
子どもたちと過ごしながら、その思いをじっくりと感じられる時間だった。
そういう流れを作るには、現場スタッフ、事務スタッフの皆さんが
いろいろ腐心して、工夫して、やってくれたんだろうなあ。
本当に、本当に感謝です。ありがとうございます。

そして先日の地域の方々への拠点説明会で、
地域の方々が集えるような場を求めていることが聞けた。
自分たちのことだけでなく、この地域に溶け込みながら、
人々が過ごす時間や空間を作っていけそうな勇気をいただいた。

あ!我が子のこと、全然書いていない(笑)
長沼橋の下は、菊芋畑でもあった。
普段は春馬はごっこ遊びが好きで、菊芋はほとんど掘らないらしい。
うん、持って帰ってきたところ、ほとんど見たことないです。
でも今日は私がいるので、一緒に付き合ってくれた。
菊芋って、本当に面白いように出てくるのね。
しかも、この目の前が全部菊芋だよなあ・・・・
うん、遠慮はいらないね(笑)
と言うことで、大量に収穫させていただきました。
後日、素揚げときんぴらでおいしくいただきましたよ〜。

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参観の時の我が子たちの姿は、三者三様。
春馬は私が居てもいなくても関係ないような自然体。
来たい時にこっちに来て、またどこかへフラフラと行く。
三人ともそれぞれ全く違う過ごし方をしているなあ、とこれも感慨深い。

今度は長沼公園をみんなと一緒に歩きたいなあ。
はるまの誕生日は寒い季節。
丘陵地で過ごすにはもってこいの季節かな?

我が子三人、まめのめで過ごして、年月を数えたら
それはそれは長い時間だったはずだけど、
もうすぐ終わっちゃうのか、という寂しい気持ちの方が強い。

心残りだったのは、同じ日に15時過ぎに予定を入れてしまったので、
川原の帰り道を子どもたちとゆっくりと歩きながら、あそびながら帰れなかったこと。
次は予定なんか入れずに、子どもたちとゆっくり過ごせるようにしよう。

あっきー

Posted by まめのめ at 17:58 | 親のつぶやき | この記事のURL | コメント(0)
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