我が家で、まめのめの「ほたるの夕べ」といえば、
数日前から、あと何回寝たらホタルに行くの?というくらい
夜まであそんじゃう、スペシャルなものでした。
「まめのめのホタル」は毎年、
おおきい子組と呼んでいる、とんび(年長)・ざりがに(年中)と
小1の卒園児で出かけます。
卒園児は小学校に上がったばかりの1年生が対象。
卒園して「ばいばい」じゃないよ。
ずっと、つながっていくんだよ
という想いがこめられているのかなと感じました。
(これは私なりの解釈です)
我が家も、つい数か月前はまめのめさんだった小1の長男が、
「まめのめホタル」に参加。
今回も楽しみにしているのかと思いきや…
数日前から、
「行きたくない」、「やっぱりいく」の連発でした。
はじめは、いつもの行き渋りかなと思っていましたが、
なんとなく緊張と、心の揺らぎがあるのかなと思えてきました。
母の私からすると、
長男は、あそびに夢中になるタイプで、
楽しそうと想像できれば、
「いきたい!」って言うと勝手に思い込んでいました。
小学生になり、なにか変化があったのかな?
いままでの反応と違う彼に、正直戸惑いました。
年少さん以下の次男&長女はお留守番組だったので、
なおさら心細かったのかな?
とりあえず、「行く」という決心をしたようだったので、
当日の集合場所に間に合わせるために、小学校へお迎えに。
が…、教室から出てこない。
まめのめから同じ小学校へ入学したSちゃんは、
お母さんがお迎えをして、集合場所へ向かっていきます。
そんな時に限って、小学校へ入るときに必要と言われていた
「保護者」名札を忘れてしまい、右往左往。
もう!時間ないのにと思っていたら、向こうから走ってくる二人組。
卒園児(小4)のおふたりさん。
事情を話したら、長男のクラスを偵察。もどってくるなり、
卒園児「Sのすけ(長男)、のこり勉しているよ〜!」
私「………!!!」
声にならない、落胆。こんな日に限って。
集合時間まで、あと30分間!間に合うのか?!
長男を焦らせてもなぁ〜と思い、集合時間の15分前まで
待つことを決めました。
その間も、卒園児のふたりは私と一緒に待ってくれて、
小学生のあれこれトークを聞かせてくれました。
その中で、印象的だったのは
「今日ホタルなんだよね」って話してくれたこと。
自分たちは参加しないのに、今日のことを知っていて、
ホタルを仲間と一緒に見た記憶が残っている感じかな?
長男にもホタル参加してほしいって気持ちなのかな?
気持ちは焦っているのに、
彼女たちの気持ちが嬉しくて、落ち着けた自分がいました。
あーだこーだとおしゃべりしていたら、
長男が走ってやってきました。
しかも、忘れ物だらけ。
これまた卒園児がフォローしてくれて、なんとか出発!
集合時間に間に合うことができました。
気持ちは、「ホタルいく!」に傾いていた様子。
しかも、集合場所で久々に会う仲間の顔を見たら、
何を話すわけでもなく、その場にいるだけなのにホッとした様子。
大人の私も久々に会う卒園児母たちに嬉しい気持ち。

「卒園してもずっと続くつながり」は、
子どもだけでなく、大人も一緒。そう感じました。
ホタルの夕べの様子は、
スタッフが
facebookにアップしてくれました。
お迎えは、次男&長女の就寝時間と私の運転技術の不安から、
母仲間ににお願いしました。
帰りの道中も、まめのめ仲間と一緒で楽しかったようです。
帰宅後は、やっぱりいつもの長男。
まめのめ在園時からそうでしたが、
楽しかったことなど、こちらが聞いても思い出せないらしいのです。
唯一話してくれたのは「去年よりホタルいっぱいいた」でした。
そしてなぜか、宿題を開始。
今まで、彼の過ごすほとんどを知っていただけに、
この理解不能な行動から、
「小学生」になったことを私が自覚する日となりました。
うん、これは成長の証なんだよね。
彼が何を思っているのか、正直解りません。
ホタルをみんなでみたこと、記憶には残らないかもしれない。
だけど、きっと彼の土台の一部になっているはずだと信じています。
後日、お迎えに行った母から、
駐車場でひたすら走ってあそぶ長男の話を聞きました。
なんだか、それだけで、私の気持ちは満たされました。
>>>このブログ書いた人
まめのめ母ちゃん、たなかみゆき
卒園児(小1)長男
もぐら(年少)次男
かえる(年少少)長女
三人の子どもたちの母ちゃん。
「なかだの森であそぼう!」出没率が高い一家です。
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