赤十字ボランティア基礎研修会/大阪府支部 [2010年06月20日(Sun)]
今日は一日中、赤十字ボランティア基礎研修を受けました。
基礎だからっていって初めて受講ではありません。 僕の自念で基本は少なくとも、忘れてはならないものと考えます。 何事も出来るかぎり繰り返し、原点回帰する事により自分のものにします。 その中でボランティアについての講義が今の僕は、特にためになりました。 (1)ボランティア活動の特性 :ボランティアにはどんな特徴があるか? ◇自発性・自主性 ・ひとから強制されたり命令されたりして行うものではない ・それぞれの自由な意志と主体性によって取り組む ・「ボランティア」の語源はラテン語のウォロ(Volo)「喜んで〜する」とか「すすんで〜する」という意味 ・反対語はノロ(Nolo)「いやいや〜する」 ・ウォロには命令形がない ・大阪弁にすると「ほっとかれへん」「がまんでけへん」 ◇無償性 ・原則的に報酬はありません ・報酬、利益を求めて活動するものではありません ◇福祉性、公共性 ・その活動が社会福祉や生活環境、教育などの向上に役立つもの ・特定個人に対する活動ではない ◇先駆性・創造性 ・行政ルールに囚われない活動 ・自由な発想やアイデアが大切 ◇実践活動が伴う ・ボランティア活動は何らかの行動を伴います ・実践なきボランティア活動はありえません (2)ボランティア活動の意義 :なぜボランティアをするもの? ◇内面が豊かに ・様々な体験が、喜びや苦しみが自分の内面を磨き、人間性をも豊かにしてくれます ◇出会いと気づき、そして学び ・たくさんの人との出会い ・いろんな生き方や考え方 ◇やさしさのネットワーク ・誰かのために役立ちたいという人たちのやさしい心のネットワークができます ・職業や地域、年齢、国籍を越えた仲間 ◇知識、技術が身につく ・活動を通して、様々な知識や技術が身につきます (3)ボランティア活動の心得 :こんなところに気をつけて… ◇健康に心がける ・一にも二にも健康 ・健康な心と体が活動の源 ◇テーマと責任 ・まずはあいさつが基本「挨」「拶」 ・どんな小さな行動も誠意と責任をもって ・些細なことでも約束は守りましょう ◇常に楽しく ・活動の中に喜びや楽しみが必ずあります ・あなたの愉快さや明るさは周囲に感染します ◇自信をもって ・熱意があれば誰にでも始められます ・先輩がいます 仲間がいます ◇謙虚に ・常に自分の活動姿勢を点検し、周囲との協調も心がけましょう ・活動相手の立場に立って考える (4)活動の進め方 :ステップを踏んで計画的に ・活動サイクル 考え→行動する→気づき→(考えにまた戻る) (5)よりよい活動のために ◇周囲の理解を得る ・家族や職場の理解が必要です ・良いことをしているという甘えは禁物 ◇けじめをつける ・活動の時間や量は一定の範囲で ・長く活動を続けられる秘訣です ◇相手のニーズを大切に ・相手の立場に立ってニーズを考える ・善意の押しつけはやめましょう ◇学習と研鑽 ・いろいろなことに興味を持つ ・活動に必要な技術を磨く ◇ネットワークを大切に ・活動ネットワークを大切に活かす ・一人一人の力は微力でも… ◇評価、反省 ・活動の反省点を確認しておく ・反省点、気づいたことを記録する これを踏まえて頑張ろう! p(^^)q |