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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


艱難辛苦を越え [2008年01月31日(Thu)]
学生の時に関わっていたNGO活動からハンセン病と出会い、中国の学生達を動かし中国でのハンセン病療養所を支援するんだと6年前に日本を飛び出した僚太郎。それまでNGO活動とは全く無縁だった中国の大学生を巻き込み、今やハンセン病問題に取り組む中国の学生NGOとなった「JIA(家)」を立ち上げ、そのリーダーとして活躍している。
やがて志し同じく共に活動する中国人の女性と結婚。そしてつい数日前Jrが誕生したとのこと。これまで療養生活をおくる多くの仲間を看取り、日本の同年代の若者たちが絶対に経験できないような様々な苦難を乗り越えてきたのだろうと思う。
タイラン、タイタイ、本当におめでとうございます!


ハンセン病療養所でサポート活動を行う僚太郎(右)

戦後の日本の学生によるボランタリーな社会貢献活動は欧米の学生から大きな影響を受け誕生した。中国の学生活動も当局の厳しい制約を受けながらも海外の学生に刺激を受け着実に育ってきている。

猪突盲進
腰の塩梅 [2008年01月30日(Wed)]

仲間のボランティアの腰周りの塩梅です。現場志向型の災害系ボランティアさんの参考に集めてみました。

【1】下降器のエイト環とやはり手斧
<画像:https://blog.canpan.info/saigai/img/41/k1.jpg>

【2】家具の分解など何かと便利なインパクト 工具の落下防止ワイヤーも
<画像:https://blog.canpan.info/saigai/img/41/k2.jpg>

【3】釘抜き付ハンマーと手鋸 ペンチなども見えます デジカメは常に出しやすい位置に
<画像:https://blog.canpan.info/saigai/img/41/k3.jpg>

【4】腰に優しい幅広ベルトにシノ付短管ラチェット、下降器のエイト環も
<画像:https://blog.canpan.info/saigai/img/41/k4.jpg>

【5】大き目のウエストバックにナタ 腰には引っ張り便利な短めのスリング
ナタの柄のハートに女の子らしさがドキドキ大
<画像:https://blog.canpan.info/saigai/img/41/k5.jpg>

【6】いわゆる建築トビのフル装備の腰周りです
<画像:https://blog.canpan.info/saigai/img/42/k7.jpg>

【7】大工系職人さんの腰周りです ただし鋸は型枠用
<画像:https://blog.canpan.info/saigai/img/42/k8.jpg>

【8】ボランティアも身体が資本 安全を考えて腰痛防止コルセットを
<画像:https://blog.canpan.info/saigai/img/42/k6.jpg>

【9】
電工マックと手斧とシノ 水の補給も手近に
<画像:https://blog.canpan.info/saigai/img/43/mg209.jpg>

外からは見えにくい腰バックの中身ですが、現場作業の違いと個人の拘りの差はありますが大よそ以下のようなモノが入っていることが多いようです。
カッター、ペンチ、プライヤー、ドライバー、番線カッター、メジャー、バンドエイド、デジカメ、チョーク、チェーンソー専用ヤスリ&レンチ等等
基本は同じ操作です [2008年01月29日(Tue)]
どんなに大きくても、どんなに小さくても油圧ショベルの動かし方は一緒です。





企業の環境への取組み [2008年01月29日(Tue)]
昨日、毎日新聞社さんの呼び掛けで、環境省と企業との情報交換を目的とした「第1回毎日環境パートナーシップ」という集りがあり、企業の皆様が中心ではありますが、何故かお声掛けをいただき参加させていただきました。
環境省からは呼びかけ人でもある小林光大臣官房長以下9名が参加され、初回の昨夜は各企業のCSR担当者等から、自社の環境への取り組みなど、1社あたり短い持ち時間ながら”熱い”ご報告がありました。
その内容は企業らしく専門性の高い分野からNPO的な地域での活動まで、実に様々な取り組みがご紹介されました。
先日のダボス会議や洞爺湖サミットなどもあり環境問題に対する気運の高まりを受けての企画でもあるのでしょう。今後3か月に1度の開催で続けられていくそうです。

■参加企業は以下のとおり(順不同敬称略)
アサヒビール
大塚製薬
鹿島
キャノン
コスモ石油
清水建設
全日空
デュオシステム
JR東海
東京海上日動火災保険
東京電力
トヨタ自動車
日本航空
ノバルティスファーマ
ファンケル
丸紅
三井住友海上火災
三菱商事
三菱重工業
三菱地所
森ビル
ワタキューセイモア

※画像はG8洞爺湖サミットをイメージしたTシャツ
被災地の相棒 [2008年01月28日(Mon)]
私の場合、被災地に入るとき最も欠かせぬ道具は画像にある手斧です。これ一丁でナタ・ハンマー・バール・ウエッジ・鳶口にもなり、スウェーデン鋼の刃は番線やFケーブルも一撃でカット。現場志向の方には是非お勧めの一品です。
被災地を一緒に渡り歩き傷だらけになった愛用のハスクバーナ社の手斧です。値段もお手ごろで、650gと軽量。柄はヒッコリー製の35cmで、すっぽ抜け難いカーブしたグリップ。刃毀れを起こさないよう刃先はあえて鋭く研がないようにしています。
お守りようでもあり相棒でもあります。
http://www.husqvarna.jp/


因みに山に入るときはピカピカに研いだ「グレンスフォッシュ」の手斧を愛用しています。
http://www.mitsuyoshi.com/axe/
続続・改造オリジナル工具 [2008年01月27日(Sun)]
地震によって崩れそうになった危険な瓦を屋根から落としたり、また落ちた瓦を砕いて土嚢袋に入れたりする作業。そんな時はツルのくちばし型の片手サイズのツルハシ君が便利。

<画像:https://blog.canpan.info/makezu/img/620/dscf1198.jpg>


災害時に使えるのではと以前購入したツルハシ君ですが、被災地に持っていってはイマイチ出番のなかったそんなツルハシ君。そこで使い勝手が良いように片口し、切り落としたハシの部分を再利用したのでした。どこかで見たことのある形かと思っていたら岩石を割ったりする鉱山ハンマーに似ています。

片口になったツルハシ君。ハンマーにもテコにもなり、これからは活躍の場があるツルハシ君になりそうです。


製作:SVTS風組
風組さん、いつもありがとうございます。
続・04救援隊の思い出 [2008年01月26日(Sat)]
夕食の準備をするちトノちゃんアワちゃん

川口VCで発見され工作班されてしまったノブさん

震つな派遣の足湯隊、吉椿さんによる足湯勉強会

和南津に出発前のオルとちの朝ごはん風景
04救援隊の思い出 [2008年01月26日(Sat)]
データを整理していたら見つけた懐かしい画像。中越地震の時の04救援隊の活動拠点の風景。ずっとずっと昔のような気もする。自分自身、今と比べてたった3年分若いはずなのですが、何故かもっともっと若かったような気がする。この3年間で実年数より老けたように感じてしまうのは自分だけだろうか・・・・。

コーゼンさん、袖さん、助さん、スターンさん、そして知野ちゃんやオルとちの増田さんの顔も

ボランティアに来ていたJr.も今は高校生




FORCE [2008年01月26日(Sat)]
身体がやっと入れるような瓦礫の中など、狭いところでは市販のバールやハンマーが使いにくい場合がある。そんな時はレスキュー隊などのプロが使っている機材が有効です。

斧、スライドハンマー、カッター、アンビル、鉄ドアカッターなどが一緒になったRESCUE UNIT ”FORCE”(スウェーデン製)。背負えるハーネスがあり両手がフリーになる。

2分割にもなり別々の道具としても使えるよう工夫がなされている

続・改造オリジナル工具 [2008年01月26日(Sat)]
被災地の様々な状況に少しでも対応できるよう道具類もより多種多様に準備したいものです。能登でも中越沖でも数多く処理させていただいたブロック塀の被害。
下の画像のように傾いたブロック塀は、最初に基礎に近い部分を砕き、まず倒してから処理する方が容易でしかも安全だ。

<画像:https://blog.canpan.info/makezu/img/621/dscf1196.jpg>

そんな時に役に立ちそうな改造型大ハンマー。振り子のように重力を利用して鋭い刃先でガツンと一撃。この鋭い刃は小型パワーショベル爪なので強度は保証済み。そしてシャフトの最もダメージを受けやすい箇所は樹脂のプロテクターを。



製作:SVTS風組
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