綱紀粛正
[2007年10月30日(Tue)]
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群馬で水害フォーラム
群馬県では9月に起きた台風9号の影響で道路が寸断され、県内の南牧(なんもく)村が孤立状態となり、陸上自衛隊第12旅団が道路復旧などが行われました。
そんなこともあり、台風被害に関するフォーラムが高崎で開催されます。 防災・減災フォーラム2007in群馬 ◇主 催:国土交通省高崎河川国道事務所 ◇日 時:2007年11月16日(金) 13:30〜16:30(13:00開場) ◇場 所:高崎シティギャラリーコアホール (高崎市高松町35−1) ◇定 員:300名(先着順,11/9締め切り) ◇プログラム: [基調講演] 群馬県の気象災害〜台風被害と防災の歴史〜 田代大輔氏 (気象予報士) [パネルディスカッション] 台風9号に学ぶ〜高めよう地域防災力 〈パネリスト〉 ・田代大輔氏(気象予報士) ・座間愛知氏(高崎市副市長) ・清水義彦氏(群馬大学准教授) ・前佛和秀氏(国土交通省高崎河川国道事務所長) 〈コーディネーター〉 ・小林忍氏(上毛新聞社論説委員長) ※申し込み方法ほか、詳細は以下のHPをご覧ください。 [上毛新聞社] http://www.jomo-news.co.jp/tokyo/bousai/
漸く走れる
災害時の帰宅行動について
国土交通省関連のシンクタンクである「運輸政策研究所」の研究報告会にて、首都災害時の帰宅行動をテーマにした報告があります。
2007秋季(第22回)研究報告会 ◇日 時:2007年11月22日(木)12時開場、12時開会 ◇場 所:海運クラブ国際会議場(千代田区平河町) ◇入場料:無料 ◇プログラム(抜粋) 13:00-13:05 開会挨拶 森地 茂氏(運輸政策研究所長) 13:05-13:10 来賓挨拶 北村 隆志氏(国土交通省総合政策局次長) 13:10-14:00 研究報告 首都震災時の鉄道による帰宅行動がおよぼす危険性について [報告者]大野 恭司氏 以下省略
津波と高潮の国際WS
津波・高潮に関する国際ワークショップが横浜で開催されます。
第4回国際沿岸防災ワークショップ 〜これからのアジア・太平洋の津波・高潮防災を考える〜 04年インド洋津波、05年ハリケーンカトリーナによる高潮、06年ジャワ島地震津波、07年ソロモン諸島地震津波・スマトラ島地震津波などにより、近年、甚大な津波・高潮災害がアジア・太平洋地域で発生しています。04年インド洋津波直後から毎年実施してきた国際沿岸防災ワークショップでの議論を踏まえつつ、本ワークショップでは、アジア・太平洋地域におけるこれからの津波・高潮防災について、世界の研究者、技術者、行政関係者による一般参加者も交えたワークショップとパネルディスカッションを通して考えます。 ◆主 催: 独立行政法人 港湾空港技術研究所 財団法人 沿岸技術研究センター 国土交通省港湾局 ◆日 時: 《1日目》 2007年12月1日(土) 10:00 〜17:30 (受付 9:30 〜) 《2日目》 2007年12月2日(日) 10:00 〜16:00 (受付 9:30 〜) ◆場 所: 横浜シンポジア横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル9階 TEL 045(671)7151 ◆参加費:無 料 ◆プログラム :下記のPDFファイルから ◆締切:11月26日(月) ※定員になり次第、締切 ◆お問い合わせ先: 第4回国際沿岸防災ワークショップ事務局 TEL03-3234-5862 《講演者》 B. H. Choi, Professor (韓国・成均館大学校教授) J. R. Choudhury (バングラデシュ・BRAC大学副総長) S. Diposaptono (インドネシア・海洋漁業省) B. Edge (米国・テキサスA&M大学教授) 藤間功司(防衛大学校教授) T. Healy (ニュージーランド・ワイカト大学教授) S. Hettiarachchi (スリランカ・モラトワ大学教授) 今村文彦(東北大学大学院教授) 磯部雅彦(東京大学大学院教授) 金田義行((独)海洋研究開発機構海洋工学センター) 河合弘泰((独)港湾空港技術研究所海洋・水工部) 河田惠昭(京都大学防災研究所長) N. Kobayashi (米国・デラウェア大学応用海岸研究所長) L. Kong (UNESCO/IOC・国際津波情報センター長) P. Lukkunaprasit (タイ・チュラロンコン大学教授) 三浦房紀(山口大学工学部長) 小田勝也(国土技術政策総合研究所沿岸海洋研究部) 清水勝義((独)港湾空港技術研究所海洋・水工部) 高山知司((財)沿岸技術研究センター沿岸防災研究所長) 富田孝史((独)港湾空港技術研究所津波防災センター) S. Yim (米国・オレゴン州立大学教授) 《パネルディスカッション》 ◇コーディネーター: 高橋重雄((独)港湾空港技術研究所研究主監・津波防災センター長) ◇パネリスト: B. Edge (テキサスA&M大学教授) S. Hettiarachchi (スリランカ・モラトワ大学教授) 磯部雅彦(東京大学大学院教授) 今村文彦(東北大学大学院教授) 河田惠昭(京都大学防災研究所長) L. Kong (太平洋津波情報センター長)
自衛隊の装備
![]() 災害被災地に入っていつも感じることは、自衛隊の装備の多くが災害救援活動に極めて向いていないこと。当然のことだが軍用装備を災害に流用しているからだろう。自衛隊が国民の前でその存在を直接発揮できるのは災害救援活動だと思う。その意味からも、災害での救援活動が、自衛隊の存在が一般市民からもっともっと感謝され、理解される貴重なチャンスと捉え災害救援装備の充実を図ってもらいたいと思うのです。現場の自衛隊員の声が届かないのも自衛隊の構造的な問題なのだろう。 それもそのはず。3年前の中越地震の時も、防衛庁(当時)のトップはゴルフ三昧なのだから(怒) 中越地震の影響で水害被害を受けた浦柄で泥にまみれて活動する自衛隊員。こんなときにも彼は・・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() また、被災地に入る大型で大量の自衛隊車両の給油も全て自前の燃料で給油される。柏崎でもおびただしい量のドラム缶が港に並べられていた。もしガソリンスタンドで給油できる仕組みがあれば、被災地の復興にもつながるし、渋滞の解消にもなると単純に思うのだが。
台風20号が通過中
地域資源を無駄なく
竹林を甦らせる
学生を中心としたNPO団体、IVUSAさんが冬合宿を兼ねて荒れた竹林整備をしたいとの相談を受け、その候補地として竹で村おこしを行っている、栃木県茂木町の竹原地区を訪ねました。
◇竹林の荒廃【1】 ◇竹林の荒廃【2】 栃木県を水源とし茂木町を抜け、茨城県水戸市を通り太平洋にそそぐ那珂川。カヌー愛好者には関東の四万十川ともいわれ、ゆったりしたカヌーを楽しみたい人向けの清流です。艇を上げ下ろしする場所も至る所にあります。 ![]() 大瀬の簗付近 ![]() 茂木町は棚田を復活し、観光の目玉にもしています ![]() 蕎麦の産地でもあり、美味しい手打ち蕎麦も。この天ぷらそばは値段も手ごろで、本当に美味しかったです。 ![]() 宿泊所として使えそうな囲炉裏のある大きな空き民家も見学 ![]() 茂木町(もてぎまち)は車マニアにはF1クラスの国際レースもできる「ツインリンクもてぎ」が有名ですが、日本の原風景を至る所に残すのどかなところです。しかし荒れた竹林も多く、合宿地として決まればまたひとつ日本の竹林が甦るでしょう。
山だ紅葉だ!
![]() 防衛省の守屋武昌前事務次官が防衛専門商社「山田洋行」の元専務とのゴルフ接待などを受けていた問題を、迷彩服を着ている自衛隊員はいったいどのように感じているのだろうか。街のインタビューのように、基地内の草刈や訓練に明け暮れている陸士や曹レベルの隊員に聞いてみたいと思う。 自衛隊27万人のトップたる人間がこの体たらく。考えれば考えるほど、彼のしたことは許しがたい行為だと思うのです。 そんな防衛省のトップがただゴルフに明け暮れている時も被災地頑張る自衛隊さんでした。兵隊さん、ありがとう!因みに被災地に派遣される隊員は普通はテントで寝泊りしているが、地面が凸凹している場合にはコットがあると快適ですが、実はそのコットは自前とのことです。何をするにも資金不足の自衛隊では当然のことのようです。 自衛隊の地震災害での三大支援は、水とお風呂と炊き出しです。因みに着ている迷彩服は、以前お訪ねた長野の障害者授産縫製工場でも縫われていました。 ![]() お馴染み、自衛隊風呂 ![]() 大量炊き出し車両、正式名称は「野外炊具1号(200人タイプ)」、因みに2号は50人用の小型タイプ。走行しながらも飯炊きができる優れものです。 ![]() 揺れる荷台に乗る兵隊には業者接待は無縁の世界であるが、そのツケは装備老朽化などのシワ寄せとなって影響を受けているのでしょう。 ![]()
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