柄の取替え
[2007年07月31日(Tue)]
![]() |
為恢興朋汗流V
中越地震では震災直後は小千谷に拠点を設け、後に共に川口に拠点をおき、川口の和南津・八郎場・田麦山・木沢を中心に活動していたオールとちぎ隊。そのオルトチと今回も一緒に活動することが出来ました。
避難所での被災者に寄り添う足湯活動とハンマーを振る丸特隊といつも多彩なオールとちぎ隊です。 ![]() ![]() 勿論、「那須の伝説の男」桑原隊長もオルトチメンバーでもあります。 ![]() 当然のことながら、そのほかにも、災害があるごとに被災地で共に汗を流してきた、宮城・新潟・栃木・東京・埼玉・神奈川・長野・石川・静岡・愛知・京都・兵庫など、多くの仲間と一緒の中越沖地震での救援活動でした。そして今でも被災地に残り、通い、拘り支援を続けている仲間がいることも忘れないでください。
為恢興朋汗流U
中越沖地震の被災地、柏崎へ向かう途中に中越地震被災地の川口町田麦山地区の方から携帯に電話があった。自分たちに何か出来ることがあったら連絡をくれとの嬉しい言葉。今回の活動でどうしても片付けたい地域があり時間的なこともあり、急遽応援をお願いし平日にも関わらず仕事の調整をいただき、3名が柏崎市番神に駆けつけていただきました。
本当にありがとうございました。お陰を持ちまして番神はキレイになりました。 エンジンブレーカー操作をかっていただいた涌井さん ![]() ヘルメット姿は現役消防士の渡辺さん。正面はひさしぶりの現場復帰の元中越元気村田井さん。 ![]() いきいき田麦山から応援いただいた涌井さん、富田さん(消防士)、渡辺さん。そして一緒に応援に駆けつけていただいき、被災者の声を拾いながら、さまざまな相談にのっていただいた「おぢや元気プロジェクト」の若林さん(赤のTシャツ)。3年前に被災を経験された皆さんの説得力のあるお話に番神の皆さんは本当に安心されていました。 ![]() ![]() ![]() ![]()
為恢興朋汗流T
隣との関係
地震の揺れによって隣家に倒れ掛かってきた塀や生活道を塞ぐ塀。阪神のときもそうでした。お互い助かってよかったね!はせいぜい1週間まで。その後は悲しいことに「早く何とかしてもらえませんか!」に変わって微妙な関係になっていく。そんな困ったものを取り除くのもまたボランティアの役目かと思うのです。倒しているほうも、倒されているほうも、どうにかしたくてもどうにもならないもの。それを誰かが少しづつでも取り除くことができればみんな笑顔になれるんです。
新築中の家の基礎にもたれ掛かってきた隣家の塀(難易度2.5) ![]() ![]() 壁面が崩れて隣家に押し寄せた状態(難易度4) ![]() 老朽化したブロックが町内のゴミ箱に覆いかぶさる(難易度1.5) ![]() 両側の家の塀が倒れ、道の奥の人が通れなくなった道(難易度3.5) ![]()
引越し隊の準備を
丸特隊「お風呂編」
丸特隊は力仕事だけではありません。
この暑くむしむしする時期、高齢者や障がい者、或いはアトピーをお持ちの方などにとって、身体を清潔に出来ないのはとても辛く体調にも影響してきます。そこで仮設お風呂機器の手配をさせていただきました。 ご存知富山県高岡市の炊き出し用のお釜を造る「やまや」さんの仮設湯沸かし機。感動ものです。 ![]() さまざまな理由があってご自宅のお風呂しか利用できない方も居ます。そんな方へのお湯の宅配用には訪問入浴サービスで使用している「訪問入浴車(デベロ社)」を手配させていただきました。 ご提供協力頂いたのは、長野県の「上田市社会福祉協議会」さんです。ありがとございました。 ![]()
丸特隊「技術編」V
【小さくても侮れない機械】監修:風組
ボランティア活動で大きな重機などを使っての活動は、ともすると業者さんと間違われたり、解体撤去や瓦礫の搬出を請け負っている業者さんとの軋轢をうむこともありうる。それを避けるためにボランティア活動らしく小型の機械を使えばそんな心配も少なくてすむ。しかし小型でも小型なりに工夫を凝らせば大きな作業をしてくれる。そんな機械を紹介します。 ご存知、どんな軽トラにも載せ換え自由の軽トラユニック「軽太くん」。500キロまで楽々吊る事が出来ます。被災地でレンタルした軽トラに簡単に設置可能。動力はバッテリーたった一個の油圧式です。 ![]() バケットでもなぜか掴むことの出来る小型油圧ショベル ![]() ![]() 市販の機械を風組さんが災害用に一工夫した優れものです。DRT2007用に作ったものが実際に被災地で役に立ってしまった。
丸特隊「技術編」U
【傾いた塀の修復】監修:風組
当然のことながら丸特隊は壊すだけではありません。ブロック塀の補強なども行います。危険なやや傾いた塀がありご主人は近所に迷惑をかけるのでと壊そうと諦めかけていましたが、危険な箇所だけ切り取り一部の壁を残し見事倉庫として復活しました。最後は壊れていた扉もしっかり修理し完成(拍手) もう壊すしかないと諦め掛けていた倉庫兼自転車置き場が見事に復活しご主人も大喜びでした(中央町にて) ひび割れた箇所だけエンジンカッターで切り落とし ![]() ![]() 重機でちょっと押してあげ、外側に柱を立てて屋根とビスでつなぎ合せ補強もしっかりと ![]() ![]() このように専門家によるちょっとした技術が被災者への復興へエールになっていることを、いろんな人に知ってもらいたい。
丸特隊「技術編」T
【ブロック塀の処理のコツ】監修:風組
地震の揺れによって倒れたブロック塀の多くはこのように道路にべったりと倒れた状態になっています。これを砕いて処理する場合には上から大ハンマーで衝撃を与えて割っていきますが、揺れによって傾いたブロック塀を処理する場合には、倒してから行うほうが遥かに楽です。その場合のポイントとして倒す前にブロックと地面に隙間を作るようにしておけば、落下の衝撃とその後のハンマー操作がとても楽になります。 多くのブロック塀は、このように地面にぴったしと倒れていることが殆どです。 ![]() 下の塀のように余震によって倒れることを警戒しあえて人工的に倒す場合には、あらかじめブロック塊などを挟んだ状態で倒せば、衝撃により壊れ、しかもあとの大ハンマー作業がとても楽になります。 ![]() ![]() この技を使わないと疲れてしまい、ゲートボールの第1ゲートがいつまでたっても通過できない、仲間はずれの爺さん状態になってしまいます。出演は色に拘って失敗した安全靴をもどき履いている那須の与一隊長(隊長は能登半島から柏崎と被災地はしご状態です) ![]()
| 次へ
|
![]() |