チーム絆重機隊
[2007年05月31日(Thu)]
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あったらいいのにな!
災害ボランティアに油圧ショベルを操作できる人たちが多くいてほしい理由。それは下の水害の画像からもお解かりいただけると思います。災害現場でとても役に立つ機械のひとつです。
![]() ![]() ![]() ![]() 水害ではバケット、地震ではグラップルが役に立つ ![]() アムダ(AMDA:旧称のAssociation of Medical Doctors of Asia=アジア医師連絡協議会)、災害や紛争地で医療活動を行っている医療系のNGOです。フランスの国境なき医師団のアジア版といったところです。以前、AMDA代表の菅波茂医師に以前お会いした時、以外なことをおっしゃっていました。 医師でもある彼が言ったのは、「被災地に入っていつも思うんです。勿論医療機器も必要ですが小さくてもいいからユンボを一台持っていけたらいいのになぁ!」でした。
夕張からの美味しい便り
避難所のことを考える
災害が起こり被災した人たちが避難する場所が、学校や公民館など公的な施設に臨時につくられる「避難所」。災害が起きるたびにその避難所のありかたが問われています。それはなぜなのか?この避難所が持つ機能は、災害の種類、起きた時間や季節などさまざまな要因によって実は似て非なるものだからなんです。そんな避難所についてのことをまとめた本が震災がつなぐ全国ネットワークが発行するブックレットシリーズから「避難所のこと考えたぞう!」として出版されました。
A5判サイズ、88頁(定価:650円)に過去の災害を経験した23名によってあらゆる角度から避難所を捉え書かれて居ます。避難所設置のノウハウ集として、また過去の失敗を繰り返さないためにも是非ご一読ください。 第1章 避難所の運営 第2章 避難所における課題 第3章 避難所の備え 第4章 地域コミュニティの中での避難所の役割 ![]() ![]() ![]() 編集に関わったみな様、お疲れ様でした ![]() ◆購入の問合せ: 震災がつなぐ全国ネットワークまで
乾パンを美味しく
三重県防災ボランティアコーディネーター養成協議会の松野さんから防災に関するユニークな活動のご報告をいただきました。所属されているグループの「防災一座」で取り組んだ「2004年度防災教育チャレンジプラン」での「防災クッキングのレシピ集」です。
災害時の非常食としてストックしたり救援物資として送られてくる乾パンですが、実は以外に食べにくいものですが、そのおいしい食べ方がご紹介されています。 ![]() ◆参考サイト: 防災教育チャレンジプラン みえ市民活動ボランティアセンター 防災ボランティアみえ.jp
破壊機が役に立つ?
精神障害者を支援する全国団体に財団法人全国精神障害者家族会連合会(全家連)という団体がありました。9億円以上負債を抱え先日解散しました。精神障害者を取り巻く問題が全家連が解散したことにより大きく停滞することになります。
では福祉関係の団体がなぜこんなにも負債をかかえてしまったのか? その顛末は以下のようなあらすじです。 精神障害者を抱える家族で作る家族会の所へ役人がやって来て儲け話を持ち掛けました。その立上げのお金として半分は俺が出してあげる。その代わり残りの半分は家族で出し合えばいい。足りない分は銀行などから借金すればいいと手取り足取り教えてくれた。周りの人たちはそんな話は危ない、儲からないと止めたほうがいいというのも聞かず、役人を信用して儲け話に乗ってしまうのです。家族会が出したお金は1億1千万円、借りたお金は8億円。案の定、儲かる話は儲からず、そして家族会は働く人(精神障害者)を守るために、やっていはいけないことに手を染めるようになったのです。 この儲け話を持ちかけた役人(厚生労働省)の責任は一切問われていません。口車に乗った家族会が馬鹿だったといえるのでしょうか?国はつまらない浅知恵でなくてはならない団体を一つ潰してしまったのです。官僚が考える障害者施策はこんなもんなんです。 問題が発覚してから、その責任もない身でありながら理事長としてその処理にあたっていた小松正泰さん、本当にお疲れ様でした。もう30年以上精神障害を患っている息子さんは多分自分ぐらいの年ではないかと感じる小松さんの年齢です。 こんな役人にもコンクリート破壊機 ![]()
ブロック塀による被害
災害ボランティアにコンクリート系破壊機の操作を習得していただきたい理由。それは下の地震災害の画像からもお解かりいただけると思います。使い方を正しく学んでいただければブロック塀に限らず災害現場でとても役に立つツールのひとつです。
![]() ![]() ![]() ![]() やっぱこれからは機械を使うことも必要だべ! ![]()
チェーンソーが役に立つ?
昨年4月に施行された「障害者自立支援法」。障害者問題に取り組む団体は暗中模索を続けながらその猶予期限へ向けて、法にかなった体制に移行しなければならない。
北海道で障害者の生活を支援している仲間のブログ「アテンド」で紹介されたある出来事。筆は静かに語っているが、怒りや悔しさ、世の中の矛盾が痛いほど伝わってくる。 障害者自立支援法への移行にはさまざまな問題が多くある。この法律を正しいものと認めそれを守ることを推し進めなければならない行政であるならば、その現場である役所の担当もまた障害を持つ市民と24時間対峙する覚悟で施行を推進する義務があると思う。 ブログにあるような役人と会う時にもチェーンソー ![]() ZARDの ![]()
流木による被害
重機操作レバーの違い
油圧ショベルの作業動作部分の操作は左右にあるレバーを前後左右に動かしますが、その動きはメーカーによってまちまちです。その違いを参考までにご紹介します。
![]() 建前上はこのタイプに統一されていると言われていますが・・・・ 右はコマツ方式、左は旋回が左右、アームが前後。旋回は分かりやすい。 ![]() コマツ方式は掘削操作が両手で砂を掬う動作をイメージしている。そのため左右旋回が前後になっている。 ![]() 三菱・キャタピラー方式はアメリカ方式なのか他と比べ右左のレバーが全く逆。 ![]() 旧ヤンマー方式は右はJIS・コマツと同様。左はアームがJISと前後逆。 ![]() 以上のようにメーカーによって全く違った動きをするアーム・ブーム・バケットの油圧系統ですが、レンタル会社の重機は自分の慣れたタイプに切り替えできるレバーが付いている場合もあります。 因みに水害などのボランティア活動で使用する場合、油圧ショベルの大きさはバケットサイズがコンマ1(0.1立米)前後あたりが小回りが効き便利です。またバケットを用いた泥処理は爪ではなく整地などで使うスクレーパータイプが便利です。また地震の場合にはバケットよりは怪獣の口のような形をしたグラップルをアタッチするほうが汎用性があります。
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