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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


避難所での足湯効果 [2007年03月28日(Wed)]
能登半島地震の避難所にいる方達の疲れが極限に達していると。そんな報道を聞いていて、こんな時こそ足湯ボランティアの効能を強く奨めたい。

大型避難所などでは自衛隊風呂などが設置されるが、そのお風呂にも何らかの理由で入れない場合も少なくない。身体に障害があったり、混んでたり、遠かったりと。そんな時、足湯がとても効果的です。災害では12年前の阪神・淡路大震災ではじめて行われ、中越地震でも被災者のケアの一環として避難所を中心にさまざまなグループによって行われていました。能登のボランティアにも是非とも足湯活動をやってもらいたい。

明日、能登半島被災地に入ります。当然「足湯マニュアル」も持っていきます。
能登地震情報【第17報】 [2007年03月28日(Wed)]
<被災地での資機材についての情報>

先遣として現地にはいっていたチーム絆のSさんからの貴重なアドバイス。建築関係のSさんならではの専門的な内容です。

◆現地での活動に際しては、原付バイクや自転車(門前町深見地区をはじめ車両の行きずらい場所多々とのことから)
◆作業に際しては、一輪車(ネコ)及びリヤカー、テミ、大ハンマー、エンジンカッター、発電機、電動ハンマー、電動鉄筋カッター、チェーンソー、電動インパクト(ビス用 ナット用)、バール(解体用ヒラバール)、番線カッター、鉄筋カッター(手用)等・・・
◆車両は軽ダンプ又は軽トラックがあると効率の良い作業が可能
◆ブルーシート多数

アドバイスにある資機材は大よそ送れたと思います。それ以外は現地調達かな・・・
能登地震情報【第16報】 [2007年03月27日(Tue)]
能登沖地震被災地の調査及び災害ボランティアセンターの立上げ支援で、現地に入っている震災がつなぐ全国ネットワークの先遣チームからの報告内容が、事務局のブログにて詳しく書かれていますのでご紹介します。

能登半島地震関連情報(神戸事務局より) 
能登半島沖地震【第4報】
能登半島沖地震【第3報】


https://blog.canpan.info/shintsuna/

読んでいて現地の状況が手に取るようにわかり、報告者の災害弱者に対する気遣いと被災地の豊富な経験が伝わってくる内容です。今後も「震つなブログ」をご注目ください!

能登半島沖地震フォトアルバム←こちらから!
GLAYのTERUさん [2007年03月27日(Tue)]
今月半ば私達が夕張入りする直前にGLAYのTERUさんが、夕張のことを危惧し自分達に何かできないかと、福祉などの関連施設を私的に回られたとの話を聞きました。その折、私達が訪ねた障害者施設の「清水沢学園」も訪ねられ、いろいろとお話を聞いていただいたことをお聞きして、その思いやりのある取り組みに素晴らしさを感じ、また本当にふるさと北海道が好きなんだなとも感じた。

今回夕張を訪ね、現地からの情報があまりにも少ないと感じ、学園の関係者に是非ともブログの開設し夕張発の生の情報発信を行っていただきたいと提案をさせていただいた。そのブログが、

夕張の知的な支援を必要とする仲間たち
きのこの森へようこそ
の二つです。

そして嬉しかったのは、TERUさんがご自分のブログTERU2007にて、学園の皆さんが新しく立ち上げたブログを紹介いただいたことです。そして訪れたファンの皆さんからは心温まる沢山の励ましのメッセージを学園に入れていただいたことです。

学園の方々から本当にブログを立ち上げてよかったと電話をいただきました。TERUさん本当にありがとうございました。

因みに私事ですが、GLAYのTAKUROさんの奥さんのご実家は横浜で写真館を営んでおり、そのご実家で子どもの成人式や家族の記念写真などを撮っていただいたことがあります。それだけですが・・・・ 
資機材を発送 [2007年03月27日(Tue)]
夕方から能登沖地震被災地に向けて震災関連で使用する資機材の発送を行いました。現場で道具などに不足のないよう大小14個口になりました。07救援隊先遣隊のMKさん、引き取りを宜しくお願いします。

僻地地震とボランティア活動 [2007年03月27日(Tue)]
今回の能登半島沖地震でのボランティア活動はどのような結末になるのだろうか?と思う。

水害と違って、地震災害でのボランティア活動は様々な難しさがある。
◇ケガをするリスクが高い
◇活動時間が終日必要とされる(避難所対応)
◇活動が長期化する(余震なども影響する)
◇余震などによって活動が制限される
◇人海戦術での作業がそれほどない
◇活動内容に専門性が要求されるものが多い(建築・医療など)
◇避難所生活が長引く
◇ニーズの掘り起こしが難しい
◇地震は補助金などの法律が複合的に関係してくる などなど

また、今回の地理的な影響から
◇人や物資の輸送が容易な幹線道路や鉄道がない
◇大量のボランティアを見込める都市部から距離がある

04年台風21号の被害の受けた三重県旧海山町も交通の便の悪いところだった。そのことから活躍したのが三重のボラバス方式だった。

今回も道路事情や渋滞の問題などからボラバス案もでているが、日帰りボランティアを主とするボラバスではどれだけ効率よく充実した活動ができるかは極めて疑問を感じる。僻地である半島の突端での地震災害。653世帯が全半壊した旧門前町でのボランティア活動はどのような展開になるのだろうか?と思う。

石川県は近年自然災害の経験が極めて少なく、災害に関するボランティア活動では10年前のナホトカ号による重油災害の経験がある。石川県ではこの重油災害でのボランティア活動で不幸にも犠牲者を出してしまった苦い経験もある。

被災地でのボランティアに対して、慎重論が先行するのも分かる様な気がする。東海・東南海・南海地震では5000以上の集落が孤立化すると指摘されている。兵庫県南部地震から12年。今回の能登半島沖地震でのボランティア活動が今後の大規模災害におけるボランティア活動の試金石ととらえ、この12年の間、災害ボランティア活動に関ってきたNPO・社協も力の入れた活動にしてもらいたいと思う。災害を克服するには災害から学ぶ経験が重要だろう。能登半島沖地震を中越地震では経験できなかったことを学習する貴重な体験の場ともしたい。それが石川県のボランティア活動に関することを所掌する方々の被災地責任でもあると思うのは私だけではないだろう。

中越地震ではオールとちぎ災害Vネット愛知などが行った中期滞在型のボラバスがひとつのヒントになるように思う。しかしこれを実行するには、そのネットワークと資金的な覚悟と相当の熱意が必要だろう!過去の地震災害では鳥取地震のケースがもっとも近いかもしれない。

先遣で被災地に入った多くのNPOからの情報も整理できたし、ぼちぼち風゜も現地に入ろうかと・・・・

情報提供いただいた県外先遣チームさん及び現地の関係者さま:

◇震災がつなぐ全国ネットワークさん
◇あかつきボランティアネットワークさん
◇チーム絆小千谷さん
◇にいがた災害ネットワークさん
◇ヒューマンシールド神戸さん
◇ふくい災害Vネットワークさん
◇那須野が原青年会議所さん
◇チーム絆静岡さん
◇門前町福祉会さん
◇B&Gの能登にあるセンターさん
◇旧富来町に帰省していた友人
能登地震情報【第15報】 [2007年03月26日(Mon)]
現地からの画像(旧門前町)



能登半島沖地震フォトアルバム←こちらから!
能登地震情報【第14報】 [2007年03月26日(Mon)]
災害ボランティアセンターの運営体制について固まるのは、もう少し時間が掛かりそうです。とりえ合えず現地からの情報では27(火)又は28(水)をVC開設としておりますが、車両規制、駐車場の問題などもあり、金沢など都市部からのボラバスを基本に考えるようです。
従って県外からの一般ボランティアの受け入れは、今のところは行わない予定との情報です。

被災地の画像(旧門前町)


能登地震情報【第13報】 [2007年03月26日(Mon)]
旧門前町?での災害ボランティアセンターの運営の骨格が決まったようです。内容は追って正式に発表されると思います。
主な構成団体:
社会福祉協議会
青年会議所
地元災害系ボランティア他

震災がつなぐ全国ネットワーク事務局ブログもどうぞ!
能登地震情報【第12報】 [2007年03月26日(Mon)]
災害ボランティアセンター立上げのための会議をしています
地元青年会議所、地元ボランティア関係者、県外NPOほか