大晦日
[2005年12月31日(Sat)]
災害VC看板シリーズ【9】
中越地震での仮設住宅は震災前のコミュニティの維持を最優先に考えられ設置されました。被害の大きかった川口町の田麦地区でも小学校のグラウンドに仮設住宅が作られました。地震が起きた年の冬、仮設住宅を支援するために小学校に隣接して越冬のためのボランティア拠点があいち中越支援ネットなどボランティア有志によって設置されました。
パキスタンから帰国報告
災害VC看板シリーズ【8】
災害VC看板シリーズ【7】
災害によって災害救助法が適用になるほどの被害があった地域には救援に駆けつけたボランティアをコーディネートするための災害ボランティアセンターが立ち上がる。当然のことながら緊急に立ち上がったボランティアセンターでの規則やルールはなく、刻一刻と変化する被災地の状況に併せ走りながら作られ改善されてゆく。何もないところからスタートし閉鎖される頃にはルールや約束事ができあがり、それらが貴重な資料となり、また新たな被災地でのボランティア活動の道しるべとなる。
阪神大震災以降このことが繰り返されボランティアセンターの報告書の作成も被災地責任として果たされてきたように思う。災害年といわれた2004年、多くのボランティアセンターから良かったこと・・・失敗したこと・・・エキスの沢山詰まった報告書をいただくことができた。 ユーモア賞! 川口町災害ボランティアセンターにて
災害VC看板シリーズ【6】
メリークリスマス!
災害VC看板シリーズ【5】
三重県の尾鷲周辺は日本でも有数の多雨量地区ですが、04年台風21号では備えを遥かに超える雨量を記録し、海山町を中心にボランティアによる救援活動がなされました。大台ケ原に水源をもつ宮川も濁流となり、もう一日雨が続けば河口にある伊勢市は大洪水になっていました。
また、この地域は東海地震での津波災害に備え様々な防災への取り組みがなされています。そのためかボランティアセンターへも沢山の地元の若者たちがスタッフとして加わり多くのことを学ぼうとする姿がとても新鮮でした。のちの台風23号で被害のあった兵庫県豊岡にも救援に駆けつけていただきました。 海山町に設置された海山町災害ボランティアセンター
災害VC看板シリーズ【4】
昨年の台風16号は一年で最も海面が高くなる大潮と重なり香川を中心として高潮による大きな被害を記録しました。とりわけ高松市は市内の多くが海水に浸かりボランティアによる救援活動がなされました。海水による被害(塩害)は河川洪水の淡水と違い様々な二次被害をおよぼします。その主な事象を記載しました。
(1)化学反応を起こし火災をおこす車輌があった。 (2)植栽・街路樹・芝生などがすべて枯れる ※防疫のための消毒液による被害と勘違いする苦情が殺到 (3)電気製品がほとんど使用不能 (4)屋内配線の腐食も著しい (5)通電復旧時に火花を散らすこともあった (6)臭気も淡水とはことなった異臭を放つ などなど 台風16号でのボランティアセンター運営には市内の多くのNPO・ボランティア団体が参画し、その後の台風においてもその経験が随所に発揮されることになりました。 高松市総合体育館に設置された臨時災害ボランティアセンター ※N財団 K氏作
災害VC看板シリーズ【3】
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