帰宅難民の移動手段
[2007年11月22日(Thu)]
国土交通省関連のシンクタンクである「運輸政策研究所」の研究報告会にて、首都災害時の帰宅行動をテーマにした報告会があり傍聴の機会をいただきました。
タイトルは「首都震災時の鉄道による帰宅行動がおよぼす危険性について」です。
首都圏1都3県での帰宅難民の数は大よそ650万人。因みにこの人数は通勤距離が10キロ以上の方のみを指します。もし平日の昼間にマグニチュード7.2以上、震度6以上?の地震が発生した場合には、これまでと違って4日間は帰宅せず(移動せず)勤務先や学校、または避難できる場所に留まることがよいとされています。
その後、鉄道など公共交通機関の復旧に併せるように帰宅(移動)するというものです。しかし、この一斉移動時期に駅や駅のある周辺で「想定外」のことが起きると言うのが今回の報告です。
JR・私鉄・地下鉄が一斉同時に動くことはなく、その復旧に併せ多くの人が再開路線駅などに集中しパニックを引き起こす可能性が十分にあるとうい内容でした。
その一つがデルタ現象(くさび現象)です。駅に滞留する人が飽和状態となり極めて危険な状態なる現象です。電車に乗るためにホームに入りたい人と電車から降り外へ出たい人がそれぞれ前にも後ろにも動けなくなってしまう。群集の形がくさびを打ち込んだように見えます。
タイトルは「首都震災時の鉄道による帰宅行動がおよぼす危険性について」です。
首都圏1都3県での帰宅難民の数は大よそ650万人。因みにこの人数は通勤距離が10キロ以上の方のみを指します。もし平日の昼間にマグニチュード7.2以上、震度6以上?の地震が発生した場合には、これまでと違って4日間は帰宅せず(移動せず)勤務先や学校、または避難できる場所に留まることがよいとされています。
その後、鉄道など公共交通機関の復旧に併せるように帰宅(移動)するというものです。しかし、この一斉移動時期に駅や駅のある周辺で「想定外」のことが起きると言うのが今回の報告です。
JR・私鉄・地下鉄が一斉同時に動くことはなく、その復旧に併せ多くの人が再開路線駅などに集中しパニックを引き起こす可能性が十分にあるとうい内容でした。
その一つがデルタ現象(くさび現象)です。駅に滞留する人が飽和状態となり極めて危険な状態なる現象です。電車に乗るためにホームに入りたい人と電車から降り外へ出たい人がそれぞれ前にも後ろにも動けなくなってしまう。群集の形がくさびを打ち込んだように見えます。