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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


日の寄進 [2007年08月22日(Wed)]

中越沖地震で設置された西山にある災害ボランティアセンターでひのきしん隊長野隊の宮本隊長にお会いできた。
先の能登半島地震や今回の中越沖地震にて、赤紙家屋禁止に対して例外として活動を行っているボランティア組織があります。その団体は災害救援に関した活動を行っている方にはあまりにも有名な「天理教災害救援ひのきしん隊」です。
私たちとは1998年の南東北豪雨水害にて白河において活動拠点を共にしたころからのお付き合いです。ひのきしん隊さんの活動は当然ボランティア活動ですが、重機やダンプなどその装備の充実と日頃訓練された活動の内容から行政と直接交渉し、自己完結型で活動することが主でした。しかし、能登・中越沖ではボランティアセンターと連携を取りながら、一般ボランティアが対応できない危険を伴う活動を中心に行っております。
これまでの災害でも、一般のボランティアさんが手を出しにくい現場を、個人的にお願いし処理いただいたことも沢山ありました。これからも同じ赤紙に拘る災害救援仲間として共に手を携えて行きたいと思います。
最近は災害でのボランティア活動が新聞などで取り上げられることがありますが、ひのきしん隊さんがメディアに出ることはあまりありません。特定の宗教団体だからなのか、目立たない地道な活動がそうさせるのかはわかりません。ですから一般にはあまり知られていない凄い人たちなんです。

PS:よく仲間から「ひのきしん」の意味を聞かれることがあるのですが「ヒノキ神」ではなく、「日の寄進」ということを聞いたことがあります。つまり「日々の奉仕活動(ボランティア)」とのことです。

※上の画像は柏崎の友人が以前に撮影した日本海に沈む夕日です。
林床に光を [2007年08月22日(Wed)]
林床(地面)に光を入れることが災害の防止に繋がる。日本の森(人工林)は木を切らなくてはならないんです。
https://blog.canpan.info/makezu/archive/291


たった数本の間伐でも、この日、林床に陽があたりました
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