• もっと見る

雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


東京マラソン【16】 [2007年02月19日(Mon)]
《第5ブロック長のつれづれマラソン日記》

18日の日曜日に開催された東京マラソン。これだけの大会になるとその組織も凄いことになるようです。まず「東京マラソン組織委員会」なるものがあり、名誉会長にはじまり会長、副会長6名、委員29名、監事2名、事務総長で構成されています。

さらに、それとは別に「東京マラソン実行委員会」なるものもあり、委員長、副委員長2名、委員35名、事務総長で構成されています。

さらにさらに、競技役員組織があり、本部41名、スタートエリア12名、マラソンフィニッシュ11名、10kmフィニッシュ8名、計時関門9名、収容関門17名、給水・給食52名、走路審判員19名、救護20名、コース整理員指導員11名、車いす・障害者等2名と気の遠くなるような役員の数です。その中には誇らしげにか特に怒られることもしていないのに、大きな声でボランティアに対して怒鳴る方も割といらっしゃいました。

日本での市民マラソンの普及に努めてこられオリンピックにも3度出場したことのある名選手に宇佐美彰朗さん(新潟出身)という方がいらっしゃいます。宇佐美さんはこの東京マラソンを成功させるためにマラソンボランティアの育成などにも熱心で、ボランティア講習会の講師などもされていました。ちなみに上にある役員さん名簿には宇佐美先生は入っていなかったと思います。

この東京マラソンのゴールのビックサイトで私は見ました。清掃ボランティアのユニホームを着て多くのボランティアと一緒にゴミ拾いをしていた宇佐美先生を!名ばかりの役員やむやみに威張る役員さんとは対象的に、この方は決して競技ではない”市民スポーツとしてのマラソン”を心から愛しているんだなと改めて思い、その地道な姿にとても感動しました。

宇佐美先生は中越復興イベントのマラソン大会などにもご尽力されています。

日本スポーツボランティアアソシエーション(NSVA)

| 次へ