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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


高規格軽トラを [2007年01月04日(Thu)]
災害時にかなり重宝する軽トラック。燃費、駐車スペース、すれ違いの容易さ、住宅が密集した市街地での活動、山間地の農道と、水害でも地震でもあらゆる場面で軽トラックが活躍しました。

しかし、問題は積載量。正式には350kgと以外と積める量は少ないが、実際には1屯以上は積んでたように思う。そんなときはもちろんスピードを出して走ることはないし、一次的なものなので構造上は特に問題はない。が、実際には積載量オーバーのりっぱな違反行為だ。

そこで、実情に即した積載量1〜1.5屯の高規格軽トラックが法的に認められる(製造することができる)議論の場があっても良いのではないだろうか?その結果、軽トラユニック、軽トラバキューム、軽トラ散水車、軽トラパッカー車、軽トラタンクローリー・・・と沢山のバリエーションも考えられる。

高規格軽自動車トラック検討委員会を提案します。

06年長野水害にて土嚢処理で活躍する軽ダンプ(ノブさん)

軽トラと高圧洗浄機との組み合わせ(桑原隊長)

渋滞にもなりにくいサイズ(チーム絆誘導班親方)

軽トラ登録がもっとも少ないのは東京です。たとえば首都で大地震が発生した場合、自衛隊や消防の車両が住宅が密集した東京の町には容易に救助に入れないのではないか。自衛隊にはそのような小型の車両はありません。中越でも自衛隊の幅広い交通に迷惑なメガクルーザーを沢山見かけましたが、それにしても軍用の自衛隊車両は日本の道路に合っていない重厚長大車両ばかりだったように思う。

防衛庁から省に格上げされ、これを機に災害救援活動もこれまで以上に取り組まれるとのこと。であれば軍用目的ではない日本の道路事情や生活事情にあった災害救援車両の導入が必要ではないでしょうか。
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