稲むらの火
[2005年12月18日(Sun)]
紙芝居「津波だ!いなむらの火をけすな」は、江戸時代、一人の男が大地震の直後に津波が襲ってくることを予感し、稲むらに火を放ち、多くの村人を救った実話を元に作成されたものです。1854年(安政元年)12月23日、安政の東海地震(M8.4)が発生し、その32時間後に襲った安政の南海地震(M8.4)の時の話です。場所は紀州有田郡湯浅廣村(現在の和歌山県有田郡広川町)での出来事です。
また彼は、翌年から4年の歳月と私財を投じて大防波堤「広村堤防」を築きました。これにより1946年(昭和21年)に発生した昭和の南海地震津波では多くの人々の命を津波から救うことができました。
昨年末のインド洋津波の発生や相次ぐ国内の地震をうけて「稲むらの火」の物語は今再び脚光を浴びています。今年1月、神戸で開催された国連防災会議において小泉総理大臣も稲むらの火の話を世界に向けて紹介しました。近い将来大地震が起こるといわれている中、津波防災教材として内閣府監修のもと紙芝居「津波だ!いなむらの火をけすな」が作られました。学校や地域での子ども向けの防災教材として是非ご活用を!
この紙芝居は下記サイトからPDFファイルでダウンロードできます。
また彼は、翌年から4年の歳月と私財を投じて大防波堤「広村堤防」を築きました。これにより1946年(昭和21年)に発生した昭和の南海地震津波では多くの人々の命を津波から救うことができました。
昨年末のインド洋津波の発生や相次ぐ国内の地震をうけて「稲むらの火」の物語は今再び脚光を浴びています。今年1月、神戸で開催された国連防災会議において小泉総理大臣も稲むらの火の話を世界に向けて紹介しました。近い将来大地震が起こるといわれている中、津波防災教材として内閣府監修のもと紙芝居「津波だ!いなむらの火をけすな」が作られました。学校や地域での子ども向けの防災教材として是非ご活用を!
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