CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


あれから2年 [2006年09月21日(Thu)]
2004年台風23号で壊滅的な被害を受けた旧出石町(現豊岡市)鳥居地区を訪ねました。鳥居地区はそばを流れる出石川が決壊し、その直撃をうけた地域です。決壊の原因となったのは鳥居橋。現在その橋は撤去され、やや上流に橋げたのない災害に強い橋の建設が予定されています。

鳥居橋はいわゆる旧型の橋で、橋げたの数の多さ、橋までの高さがなく、洪水によって流れ出た瓦礫が詰まりやかったため、そのため橋がダムになり橋のたもとが溢れ出し、そして破堤しました。


当時、サテライトで使っていた流木ベンチも住民の方の庭にありました
そのやさしさに感動、ありがとうございます

コウノトリで有名な豊岡ですが、サギもこのように普通に沢山みることができます
泥にすっぽりうまった水田もこのとおり復活していました


関連記事:

https://blog.canpan.info/makezu/archive/263

https://blog.canpan.info/makezu/archive/171
山が美しい村 [2006年09月15日(Fri)]
2004年7.13新潟豪雨災害をもたらした梅雨前線が、そのまま南下し福井でも豪雨を降らした。ボランティアの数6万人。その水害で激甚災害をうけた旧美山町を訪ねました。あれから2年が経過し、氾濫・破堤した足羽川は今も護岸工事が行われており、崩れた法面工事や田畑復旧などの工事も各所で行われておりました。

美山町は名前の通り、林業で生計を立てていた人も多かった山あいの村です。福井市との合併で不便な地域は切り捨てられ、さらに過疎化が進むのではないかと地域の人との会話の中から感じました。

中越地震の中山間地の集落もそうであったように、地震・水害を問わず災害被災地は様々な問題を浮き彫りにしてしまいます。人の裕福さとは何か?をもう一度考え直す機会も与えてくれています。美山も福井市内まで車でたったの30分なんですが・・・

あの夏、悲惨極まりない足羽川流域の風景でしたが、それだけに夕暮れの時の山の景色がとても素晴らしかったのを思い出します。



河川決壊と土石流 [2006年08月13日(Sun)]
04年台風21号は三重県宮川村大杉地区を大量の土石流で埋めてしまいました。この災害では三重県伊勢市及び海山町を中心に多くのNPOと一緒に活動をさせていただきました。そのさなが、大杉地区からのSOSも聞いておりました。そして海山が一段落したころ三重の災害系NPOともその土石流災害のあった宮川村の作戦を検討しはじめている段階で、その年、最も広域に被害をもたらした台風23号をむかえ、そして中越地震が起こりました。

その大杉地区にて機動力を使ったボランティア活動の支援が出来ないまま、台風23号の支援をせざるを得なかったこと、そして昨年九州宮崎を襲った台風14号で被害を受け、やはり手出しが出来なかった高千穂町などの中山間地への思い、これが交錯し、今回あえて土石流災害の岡谷市を中心に活動をさせていただきました。

この土石流災害はボランティアによる人海戦術には限界があるので、今回の岡谷におけるボランティア活動は、これまでとはまったく違った展開を試みる事が出来ました。それは重機の力とボランティアによる人海戦術との組み合わせです。この提案にはVC開設の初期の段階からVCの運営を構成する社協・JCの了承を得ることができ、ボランティア活動らしく小回りの利く「コンマ1」サイズのパワージョベルをレンタル会社にオーダーをしました。

大量の土石流を食い止め民家を救った「上の原小学校」においても、業者さんがオペを行う「コンマ6・7」ほどの大型パワーショベル3台と細かい作業を担うボランティア活動とが上手に連携がとれ、作業手順についても、校長先生・市の建設担当・請負業者そしてボランティアが一堂に会してミーティングが行われました。

ボランティア活動で重機を使うことは、事故に対するリスクを負うことにもなりますが、普段から技術を駆使して事業を行っているプロの方がボランティアとして重機のオペを行う事で十分が安全管理がなされたものと確信しております。災害におけるボランティア活動も阪神淡路から11年、新たな段階に入ってきたようにも思っています。

※上の写真は地元JCさんが持ち込んだユンボ君

おまけ:中越被災の小千谷から岡谷に駆けつけていただいたチーム絆の皆さんも重機オペのプロ集団。地元の業者さんも舌を巻くほどの細かい技を使って泥の処理活動を行っていました。それもそのはずです。写真のKさんは小学校から帰って遊ぶおもちゃがユンボ君だったらしいです(これ内緒の話)。なんとユンボ君を使っておちょこにお酌が出来るそうです。一滴も垂らさずに!

重機ボランティアのメリットを鋭く解析しています:
家庭の防災用品さんのサイト
無事逸れました [2006年08月09日(Wed)]
昨夜からの土砂降りで多摩川もだいぶ増水していました。
台風7号(マリア)は紀伊半島直前でターン、東海・関東の海岸線と平行して三陸沖へ、週末のOWSに向けて一安心です。
でも湘南海岸にも沢山の流木やゴミが打ち寄せられているかも・・・

警戒を強めていた長野もコースが大きく逸れてひとまず安心でした。
水害泥のこと [2006年08月04日(Fri)]

災害におけるボランティア活動で注意すべき点やアドバイスをされているブログ「家庭の防災用品」さんのサイトで水害泥処理の注意点を分かりやすく説いています。とても大切なことなので参考にしてください。

それにしても作業のあとのあのアイス雪、美味しかったです!キラキラ(感動)
今さらながら被災地でもボランティア活動もいろいろあるもんだなと改めて感じる事が出来ました。

自転車&リヤカーにアイスを積んで現れ、言葉少なに去って行ったカールおじさん、ありがとうございました。あの熱さの中でのアイスの冷たさもさることながら、遠く米沢から車を走らせてやってきた仲間の心の温かさに、疲れも吹き飛ぶ思いでした。

水害からの復興 [2006年08月02日(Wed)]
04年台風23号で兵庫県北部の出石川が決壊し、流れ出した泥に深く埋まってしまった旧出石町鳥居地区市民農園でしたが、復興を確信できる美味しいそうな玉ネギが届けられました。長野岡谷からの帰宅時に自宅玄関に置いてあり、意義深いものを感じました。

この復興玉ネギは被災直後から支援にあたっている、「まちコミ」が代行頒布を行っています。
※詳しくは下記へお問合せください。

阪神・淡路大震災まち支援グループ まち・コミュニケーション
 〒653-0014 兵庫県神戸市長田区御蔵通5-92-2-101
 TEL:078-578-1100 FAX:078-576-7961
 e-mail:m-comi@bj.wakwak.com


まちコミは私たちの救援仲間、のぶさんが所属する神戸の街づくり団体です。
意味が通じない行政が使う用語 [2006年07月14日(Fri)]
先日、国土交通省の音頭で開催されているある懇談会で貴重な資料を頂きました。その資料は「洪水等に関する防災情報体系のあり方について(提言)」。まとめたのは「洪水等に関する防災用語改善検討会」です。

04年に度重なった水害では、避難勧告等の発令の遅れがあったり、発令されても避難しない住民が多数に上り、洪水時における情報提供の課題が浮き彫りになり、この提言に至ったとのこと。その検討会ではこれまで解り難かった防災用語の見直が検討され、その内容を少しご紹介しましょう。

計画高水位 → はん濫危険水位
特別警戒水位 → 避難判断水位
警戒水位 → はん濫注意水位
指定水位 → 水防団待機水位

なんとなく素人でも分かり易くなった気がします。
他にも少しご紹介します。

○○川洪水情報 → ○○川はん濫発生情報
○○川洪水警報 → ○○川はん濫警戒情報
破堤 → 堤防の決壊
欠壊 → 一部流出(崩壊)
越水・溢水 → 水があふれる
洗堀 →深掘れ
法崩れ → 堤防斜面の崩れ
樋門・樋管 → 水門
右岸・左岸 → ○○市側
高水敷 → 河川敷
直轄区間 → 国管理区間
指定区間 → 県(都道府)管理区間
強雨域 → 強い雨が降る範囲(○時間○○ミリ以上) などなど

それにしても防災用語というのは解り難かったのですね
いま考えると、一般人は理解できなく避難できないはずですね


上の画像は「破堤個所」とは言わず「堤防の決壊した場所」となります
うん、分かりやすい拍手

問合せ先:
◇国土交通省河川局河川計画課河川情報対策室:03-5253-8446
◇国土交通省河川局砂防部砂防計画課:03-5253-8446
◇気象庁予報部業務課:03-3211-8302
二年前の今日です [2006年07月13日(Thu)]
7.13新潟豪雨水害から今日で丁度2年が経ちます。
04年は集中豪雨や台風が多く、
新潟→福井→香川→三重→兵庫と被災地を渡り歩き、
まさか、また新潟に戻ってくるとは夢にも思ってもいませんでした。

7.13新潟豪雨水害は泥と暑さとの闘いで、
土嚢袋の確保とボランティアへの水の補給が課題でした。






7.13水害でのボランティア総数延べ4万7千人
新潟中越に大雨を降らした前線はそのまま南下し、福井に豪雨をもたらし7.13以上の被害を及ぼしました。
雨の話【U】 [2006年07月08日(Sat)]
大雨警報と大雨注意報
−気象庁が発する予報の目安をご紹介します−

◆大雨注意報
大雨によって災害が起こるおそれがあると予想される場合で、具体的に次のいずれかになると予想される場合。
3時間雨量が40o以上、1時間雨量が20oを超える場合で総雨量が50oになると予想される場合
24時間雨量が平地で70o以上、山地で100o以上になると予想される場合。

◆大雨警報
大雨によって重大な災害が起こるおそれがあると予想される場合で、具体的に次のいずれかになると予想される場合。
1時間に40o以上になると予想される場合で、総雨量が100o以上になると予想される場合。
3時間に70o以上になると予想される場合。
24時間24時間雨量が平地で150o以上、山地で200o以上になると予想される場合。

◆洪水注意報
洪水によって災害が起こるおそれがあると予想される場合で、具体的に次のいずれかになると予想される場合。
1時間雨量が30o以上になると予想される場合。
3時間雨量が50o以上になると予想される場合。
24時間雨量が100o以上になると予想される場合。

◆洪水警報
洪水によって重大な災害が起こるおそれがあると予想される場合で、具体的には次のいずれかの条件に該当する場合。
1時間雨量が40o以上になると予想される場合、ただし総雨量が100o以上になると予想される場合。
3時間雨量が70o以上になると予想される場合。
24時間雨量が平地で150o以上、山地で200o以上になると予想される場合。

雨の話 [2006年07月06日(Thu)]

梅雨前線の停滞や台風の影響で各地で大雨による被害が続出しています。

災害を未然に防ぐためにも雨についての知識を持ちましょう!

◆時間あたりの降雨量と人が感じる実際の状況
・05o〜10o/h:すぐに水溜りができ、雨音がよく聞こえる
・10o〜20o/h:雨音で話が聞こえないことがある、長雨の場合災害の警戒が必要
・20o〜30o/h:下水があふれ、小河川が氾濫することがある。がけ崩れの危険性
・30o/h以上:俗に言うバケツをひっくり返したような豪雨、危険箇所は避難準備を。危険と思ったら行政からの指示が出る前に自主避難を!

※過去に大きな水害を経験していない自治体は、住民に対する避難指示が遅れることがよくあります。水のエネルギーの強さ、怖さを下の画像からも読み取れると思います。

04年の豪雨水害(上:福井、下:兵庫)