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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


野の花診療所の野の花 [2008年05月12日(Mon)]
昨日、聖路加国際病院の名誉院長日野原重明先生のお供させていただき、野の花診療所へ。診療所の回りや院内は可憐な野の花でいっぱい。


徳永医師が最も尊敬する日野原先生との団欒のひと時。日野原先生におかれては、つい先日ボストンから帰国し、佐賀での仕事を済ませ、ご多忙の中、鳥取でのセミナーに来ていたき、御歳96歳とは全く信じられないスケジュールをこなす現役医師。このあと東京に戻られ、大切なセレモニー出席のため帝国ホテルへ。


野の花診療所に掲げてあった「雨ニモマケズ・・・・」
徳永医師は、”東ニ病気ノコドモアレバ行ッテ看病シテヤリ”を実践する日々


雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク
決シテ瞋(いか)ラズ
イツモシズカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコワガラナクテモイイトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハ
ナリタイ
伊川谷工房あじさいの家 [2008年04月15日(Tue)]

神戸で活動する”お嬢さんたちお兄さんたち”の元気な工房の作品です。和風の生地を再利用して、ミシンの腕前を存分に発揮して作られた製品をご紹介します。
13年目の神戸。皆さん元気で頑張っておられます。


嵐の中を [2008年04月09日(Wed)]
昨日、関東一帯は早朝から嵐が吹き荒れ、都心部も横殴りの雨。電車のダイヤは大幅に乱れ、空港も閉鎖されるほどでした。朝起きて気掛かりだったのは、今日車イスを使っている友人が訪ねてくる予定があること。無理をしないように伝えようかなどと考えたりもしたが、結局はご自分の判断に任せようと何の連絡も取らずにいたら、やっぱり嵐の中を介助者のTさんと予定通りやってきました。
全く何を考えてるのやらと・・・・(涙)
そして仕事の打ち合わせと昼ご飯を一緒に取り、淡々として都会の嵐の中をまた北海道に帰って行かれました。札幌−東京間を日帰りで仕事をこなしたりする彼を、私は彼を心の中で「北の鉄人」と呼んでいます。そして今年度も新たな挑戦に向かう北のパートナーです。
介助者のTさんも咄嗟の判断に対応できるよう傘は持たずに雨合羽姿。災害があったときは遠く北海道から応援に駆け付けてくれたTさん。
おめでとうございます乾杯 幸せな家庭を築いて下さい〓
あらたな仲間へ(拝借) [2008年04月02日(Wed)]
昨日から新年度が始まりました。新年度とはいえ、昨日が今日になり明日になるだけの日々の移り変わりですが、この時期ふと昭和4X年3月12日、もちろん新幹線もなかった時代、田舎から上京し上野駅に下りた時のことを思い出します。自分自身も初心にかえり08年度もひたすら歩みたいと思います。
下にある言葉は共に社会の問題解決に手をたずさえて協働する友の、新しい仲間に贈ったメッセージです。この素晴らしいメッセージを自分自身も肝に銘じる意味も込め、ここでご紹介をさせていただきます。

−ブログあてんどから−

あらたな仲間へ

   悲しみや苦しみを感じて欲しい
   辛いと思うことを進んで行なって欲しい
   大きな声より聞こえない声を聞いて欲しい

   私が悲しんでいる時に
   傍でうなづきながら聞いてくれる人でいて欲しい

   道に横たわる人がいるときに
   何も考えず、ただひたすらに助ける人でいて欲しい

   誰かが悩み悲しんでいる時に
   ともに悩み悲しむ人でいて欲しい
   そして、だひたすらに微笑む人でいて欲しい
民間救急が現実に [2008年04月01日(Tue)]
<画像:https://blog.canpan.info/404/img/117/99.jpg>

2006年5月、道路運送法の一部が改正され、福祉分野において自家用自動車(白ナンバー)を使用した有償旅客運送が可能になり、障害者・高齢者の移動の安全や利便が一層確保されました。07年9月末現在で全国543地域で、それぞれの地域の特性に併せた細やかな福祉有償運送が実施されています。
そして、昨日3月31日付けで消防庁救急企画室長から各都道府県消防防災主管部長宛にコペルニクス的な変革の通達がなされました。その内容はそれら有償運送事業を行っている事業者に対して、これまで緑ナンバーのみに許可されていた「患者等搬送事業」への門戸が開かれたのです。つまりNPOなどの非営利団体の事業として白ナンバーによる救急搬送が実施できるようになったのです。
都市部による救急車の慢性的不足や財政難から救急車両の減少を余儀なくされている現状の解決にむけて民による公がまた大きく進展する環境が整いました。

これまで救急搬送についての規制緩和の働きかけを行ってきた関係者の皆様の努力に敬意を表したいと思います。

日本NPO救急搬送連合 
電話:052-619-6076/FAX:052-619-6077

以前実施されたNPO民間救急に関するセミナー

首都圏をはじめ都市部で大規模災害が起きた場合、ストレッチャーのまま搬送できる車両は救急車だけでは全く足りていません。今回の通達のカゲにはそんな問題への対応も当然含まれています。福祉目的で使用されている車両の災害時での活用が大きく期待されています。
競艇場を使って [2008年03月22日(Sat)]
今日は三重県津市にある津競艇場をお借りして、障害者施設で作っているパンやクッキーなどの授産品の販売や車イス利用者の移動の足として活躍している福祉車両の展示などをさせて頂きました。

近代的なデザインの津競艇場です

全国で2万台が活躍しているこのデザインの福祉車両

美味しいパンやクッキーなどの販売コーナー

勿論、仕事の合間には・・・
やっさんの主治看護師 [2008年03月20日(Thu)]

昨日、神奈川県看護協会さんが行っているホスピス認定看護師養成のための研修卒業式に出席する機会をいただきました。人の終末期を看護する志の高いナースの皆さんで、この一年間、職を続けながらの養成研修は多くの苦労もあったのでしょう。晴れてこの日を迎え、嬉しさのせいか涙ぐんでおられる方も多くいらっしゃいました。本当にご苦労さまでした。こらからもそれぞれの医療現場でご活躍ください。

ご来賓の中に、同協会理事で神奈川県看護部長会々長のM田さんがいらっしゃいました。M田さんは大阪の病院にも長く勤めた経験がおありで、漫才師で競艇ファンとしても有名だった、あの横山やすしさんの主治医ならぬ主治看護師さんとのことで、思わぬところで競艇の話題に花が咲きました。協会では財務担当理事さんで、ご挨拶では私たちが行っている活動に対しても有り余るほどの賛辞を頂戴したしました。その後、協会幹部の皆様と、災害看護の話題となり、東海地震で最も被害が多いとされる静岡県の隣県である神奈川県の医療機関の使命として、今後、災害をテーマとした事業を一緒につくりあげたいですねと話が盛り上がりました。

M田さんから教えていただきました。天才漫才師と謳われたやっさん、13回忌だそうです。
鬼才アーティストたち [2008年03月18日(Tue)]
キラキラ《テレビ番組のご紹介》キラキラ

障害者が創るアートを芸術として評価し、そして自立への糧としてアート界で立派に勝負していく。それを実践しているのが社会福祉法人素王会(大阪市)さんが運営するアトリエインカーブです。教育や訓練を受けていない芸術[アウトサイダーアート]の魅力に触れてください。

−以下は配信メールから引用−

今週末の3月23日(日)深夜24時50分〜25時20分
全国放送 NNNドキュメント'08(日本テレビ系全国放送)でアトリエインカーブ ドキュメンタリー番組「あとりえ」が放送されます。

昨年2月から今年3月まで読売テレビさんの密着取材で実現したこってり、ねっとりの力作です。ご笑覧いただければ幸いです。

読売テレビが作成した葉書です
続・ぱんだJ [2008年03月18日(Tue)]
心身に何らかの障害を持った子が生まれると、その親御さんは親亡き後の子の生活を心配するのは人の親として至極当然のことでしょう。それが入所施設というカタチになって、その子の一生はここで生きていくことなんだよと、本人にもそれとなく教え込んでいく。それがこれまでの選ぶことの出来なかった知的障害者の道でもありました。それで良いのだろうか?しょうがないのか?

知的障害を持った人が地域の中で親亡き後も普通に暮らしていくことができるのか?入所せずに地域に支えられた生活を維持していく場合、親という保護者に代わってその人の生活を陰ながら支えていく人たちがいます。これが「成年後見人」といわれる人たちです。

成年後見と障害者の権利擁護は表裏一体、そのことを分かり易く読みやすくまとめたものが「ぱんだJ」です。





障害を持って生まれた子どもの多くは、母親の山ほどの愛情によって保護され、父親は母親以上に子に関わることが少ないのは障害児・健常児に関らず世の常のように思います。この情報誌を中心となって纏め上げたKNさんは、障害児の父親として忙しい仕事をこなしながらも”珍しく”子育てに関わっている方です。
KNさんは、川で溺れ死に掛かっている我が子を助けようと川に入り、その子を川面高く持ち上げる親の姿を例にとって、理屈ではない親と子の関係を話されてことがありました。当たり前のことをしているだけとも聞きとれたが、実際に障害者の自立のために様々なことに挑戦している凄い人だと思うし、そんな親父は一層カッコよく見えます。
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アメリカには州ごとに障害者のための権利擁護機関があるそうです。
Protection&Advocacyを略してPandA(パンダ)でJapanのJをつけてPandA-J
本誌は様々な願いを込めてぱんだ-Jと命名されたとのこと。
ぱんだJ [2008年03月17日(Mon)]

障害福祉に取り組んでおられるKNさんから送って戴いたユニークな情報誌をご紹介します。福祉関係の冊子は、硬くて読みにくいという概念から抜け出た読みやすい内容です。

知的障害者の権利をみんなで護る社会をめざして

成年後見・権利擁護の情報誌


《以下、本誌より抜粋》

「PandA-J」(ぱんだJ)は本屋さんでは売っていません。全日本手をつなぐ育成会から発行しているものでもありません。厚生労働省の平成19年度障害保健福祉推進事業として、全国育成会ネットワークが受託した「権利擁護・成年後見プロジェクト」の中で作成しました。
障害者自立支援法はある意味で、障害者を「福祉」から旅立た(自立さ)せることを目指した法律です。障害者も親も、既存の「福祉」のイメージを壊し、社会に向かって目を見開いて歩み出さねばなりません。
障害者福祉の世界でかつてない情報誌を目指して作ったのが「PandA-J」です。多くの人々に見せてください。読んでみてください。あなたの障害者福祉に抱いていた既成概念が崩れるはずです。

「PandA-J」のご購読をご希望の方は、下記の編集部へお申し込みください。購読希望が多数のため、2008年4月以降に増刷しますので、購読を希望する方はあらかじめお申し込みください
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PandA-J編集部
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