風にのって
[2008年04月28日(Mon)]
なっちゃんの絵
昨年の中越沖地震で被災しながらも、元気で笑顔のトライネットさん。そんなトライネットの仲間が作った絵葉書が復興への思いをかたちにして販売されています。 (以下トライネットさんのHPから) 曽田文子さんを中心としたアートボランティアの方々の協力を得てアート活動を実施してきました。このたびは中越沖地震の復興に向けて「柏崎の元気を発信する事業」の一つとして、利用会員・西須奈津子さんのイラストレーションからデザインしたポストカード・絵封筒の作成販売を始めました。1セット(5枚組・絵封筒入):1,000円(税込) お問合せ:トライネット事務局0257-21-5090 (有)綾子舞本舗タカハシ様のホームページでも販売しております。 http://ayakomai.co.jp/wagasi4.html ほのぼのとしたなっちゃんの描いた絵を絵葉書セットに
被災地で大切にしたいこと
被災地のバネたち
少し前の話になりますが先月末に、柏崎市にて障がい福祉に関わる団体が集まり「障がい者福祉の『復興』を考える懇談会〜せっかくだから、きっかけづくり〜」が開催されました。音頭をとったのは、被災地に限らず多くの地域興しプログラムを実践している中間支援組織の中越復興市民会議さん。
中越沖地震から半年以上が経過し、地震を経験したから見えたこと、もともと秘めていた地域の問題、自立支援法への移行のことなどなど、社会福祉法人からNPO・ボランティア組織まで、多くの団体が集まりワークショップ形式で闊達に行われました。復興バネがいろんなところではたらいている。 そのことについて市民会議HPで詳しく紹介されています。復興問題に限らず、障がい福祉の様々な問題などとても参考になる内容です。 こちらからどうぞ! ◇おまけ この週末、のぶさんが塩谷でいい味出しています!ご苦労さまです。 https://blog.canpan.info/kizuna/archive/220 <画像:https://blog.canpan.info/makezu/img/55/spiderman.gif>画像> 相変わらずバネの利いたスパイダーマンさんの踊り
風の棟梁
柏崎に復興の灯り
中越沖でのボランティア数
全国社会福祉協議会が発信する
地域福祉・ボランティア情報ネットワーク メールニュース(社協版) 2007(平成19)年度/第31号(通算181号)2007.11.20 にて、新潟県中越沖地震関連ボランティア活動状況の報告がありました 11月2日時点のボランティアの活動者数は以下のとおりです(累計人数) ◇柏崎市社協:18,697人 ◇柏崎市社協西山支所:1,964人 ◇刈羽村社協:6,232人 ◇出雲崎町社協:194人 【合計】27,087人 ※以上がニュースの内容ですが、この数字はボランティアセンターにて集計された正式な数であり、過去の例からボランティアセンターにて登録を行わないNGOや友人・同僚・地縁血縁でのボランティア?を加味して大よそ3万5千から4万のボランティアが被災地で活動したのではと推測します。 因みに中越沖において、給水・炊き出し・入浴支援を行った陸上自衛隊派遣規模は、 ◇人員:3,160名 ◇水トレーラー:295両 ◇水タンク車:53両 ◇炊事車:144両 ◇入浴機材:23組 陸自最強部隊と誉れ高い習志野第一空挺団の給水活動 産経新聞【正論】 ボランティアに活躍の場を
風の救助犬
久しぶりの柏崎
昨日開催された福祉事業所と災害をテーマとしたフォーラムの出席のために柏崎に来ています。自分のいただいたフォーラムで話す内容を確認するために、この話をいただいた時から今回の中越沖地震を自分なりに振り返ったりもしていた。自分自身の行動や活動で考えれば、能登で味わった挫折感をバネに出来た分だけ、今回は頑張れたように思う面もあるが、改めて災害は全てが個別で固有で、何事にも常に初心者で学習の連続のように思うのでした。
小千谷駅でも思ったが駅の名前よりお酒の看板が目立つ柏崎駅。銘酒の産地だけにそれほど違和感もないこともないが・・・・ 駅前商店街の敷石は未だ震災当時の状態のまま。被災者の生活を考えた場合、優先度の低い工事の位置づけなのだろう。 駅にあった災害ボランティアセンターへのサイン。自分も含めよその者は自分の意思で被災地と関わったり、或いは避けたり全くの自由。しかし未だに逃げたくても逃げられない人たちもいる。できれば震災とは全く関係ない世界をつくり、日常の自分と違う自分の時間を大切にしてもらいたいと思う。人間が継続して頑張れる気持ちや時間には、限界点があるだろうし、そのことからも良い意味での要領さ(手抜き?)が必要だと思うのです。 今回のフォーラムを企画された「りとるらいふ」のKさんの言葉、「災害時の活動は60点で合格点と考えよう」全くその通りと改めた思った。その気持ちがあとで振り返った時に結果として100点満点を生むのだろうと思うのです。
LOGISTICS
週末は、新潟県地域支援ネットワークが主催する、巡回フォーラムにて「中越沖地震」をテーマとしたフォーラムが企画され、その出席のため久しぶりの柏崎入りです。
災害被災地に入り、見知らぬ土地でのそれなりの救援活動を行う場合の基本は「拠点の確保」「通信機能」「輸送体制」の3本柱と考えている。中越沖地震ではその拠点を提供していただいたトライネットさん。そのトライネットさんの活動応援に入り支えたのが、上越市に拠点を置く「りとるらいふ」のKさん。 震災から1か月を過ぎた頃か、トライネット代表のSさんと雑談をしながら、この震災を振り返り今後につなげたいですね。的な会話をしたことがある。そんな約束もあり、まじめな話を人前で話せる立場の人間でもないし、あまり得意ではありませんが、被災地でいろいろとお世話になった被災地の方々へのお礼の意味も込め、Kさんが企画されたフォーラムの少しの部分を努めさせていただくことになりました。そして、お話し上手で、未だ柏崎への支援に通い続けている救援仲間のHS神戸の助さんにも応援いただくことで、自分の不足分を助けていただくことになりました。無理を言って申し訳ありません。 お借りした活動拠点はボランティアセンターの丸特隊サテライトとして、道路の開放活動や赤紙家屋への支援を行っているボランティアの基地として利用させていただきました。そんなサテライトでのスナップ画像です。 資材を積んで軽トラ隊の出発風景。 機材倉庫としても活躍、&物干し場? 各地域に分かれて活動していたボランティアが夕方集まり、翌日の作戦会議。ご近所さんからはやや怪しい集団に見えたかも・・・・。 サテライトに集結したボランティアの車両 ハスクメット組み立てに無我夢中の風組さん http://www.trynet.jp/diary/index.php?page=30 災害救援活動の成功のカギはロジスティック(兵站)にあると確信します。中越沖地震では小千谷風組さんの宿泊もできる後方支援ロジとトライネットさんの被災地ロジとの二つのロジの効果があったと分析します。
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