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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


長野豪雨【30】 [2006年07月28日(Fri)]
今日は土石流の直撃を受けた岡谷市横川地区の上の原小学校の画像をアップします。

あの日、体育館の壁をぶち破って大量の土砂と瓦礫が!

プール周辺も沢山の泥、夏休みだというのにプールが使えません悲しい
04年の福井県美山町のプールを思い出します。

山のような泥は県内の小中学校の先生方のバケツリレーで学校の外へ

明日の復旧作業の作戦を練る岡谷石原軍団のボス
(鉢巻姿の石原俊彦校長先生)

上の原小学校の熱血先生が体育館の泥だし作業を終えての笑顔
倉田先生と小田切先生

そして先生をもうひとり紹介しますカメラ

そしてさらに、岡谷市災害救援VCで見かけた人人人


そしてさらにさらに、小千谷塩谷のチーム絆が再び岡谷に戻ってきます
長野豪雨【29】 [2006年07月27日(Thu)]
岡谷市災害救援ボランティアセンターが引っ越しました。
これまでお借りしていた市民ホールから道を隔てた市庁舎エントランスに夕方移動を行いました。

そして、つい先ほど最後の行方不明者が見つかったとの情報が入りました。このことにより土石流のあった沢筋に仮設砂防工事を行い、工事終了後、被害の最も大きかった湊3丁目でボランティア活動が行えるようになります。従ってボランティア活動の大きな山場は8/5−6日の土日になるでしょう。

名古屋のレスキューストックヤードに続いてにいがた災害ネットワークからも今朝ほど4トントラック2台分の物資が届けられました。これでボランティア大勢来てもいつでも対応できる体制が整いました。あとは湊3丁目突入の許可を待つばかりです。

本日の夕方ミーティング。県内及び関東地区の社協からの応援スタッフ、地元青年会議所そして災害系NPOが加わった災害VC定番の風景。
長野豪雨【28】 [2006年07月27日(Thu)]
昨日の湊地区(南部中学校付近)の画像をアップします。

泥の高さは高い所でおよそ50センチ、作業範囲は湖畔沿いの道に面した民家。
作業内容は民家の庭先の泥だし、清掃、U字溝の泥だしなど。場所が狭く、人数が多く入れず、また泥の粘土が高くスコップにまとわりつき苦戦したようです。

情報及び画像の提供は「あかつきVN」のコバちゃんです。

湊地区南部中学校付近

U字溝の泥出し作業

チーム絆、岩間木の若棟梁と塩谷のおやじさん

粘度の高い泥と格闘する若棟梁

泥が好きな?IVUSAの学生たち
長野豪雨【27】 [2006年07月26日(Wed)]

炎【最重要情報】炎
本日26日(水曜日)の岡谷市災害VCの会議にて、29日-30日の土日、最も被害の大きい「湊三丁目地区」に入ることについては「不許可」と決定したとのことです。

◇理由については、
@土日の天気予報が雨の可能性がある
A行方不明者が未だ見つかっていない
B仮設砂防工事がまだ終了していない
などです。

岡谷市のボランティア活動はこの「湊三丁目」を除いてはほぼ終了に向かっています。そのために人海戦術によるボランティア活動は、次週の土日の5-6日に活動の山場を持っていきたいとのことです。

明日夕方再度岡谷に入りますので、現地情報を本ブログにてアップさせていただきます。

避難所での不自由な生活もピークに達しているとの情報も寄せられています。行方不明の方が一日でも早く見つかることを祈るばかりです。

河川の決壊による災害ボランティア活動とは、また違った、土石流での災害ボランティア活動の難しさにぶち当たっています悲しい
災害ボランティア界に新たな課題を突きつけられたおもいです。

※情報が混乱しますのでリンクはフリーですが「記事の転載はご無用」に願いします。
長野豪雨【26】 [2006年07月26日(Wed)]

岡谷市で最も被害の大きい地域の「湊地区」にて、本日からボランティア活動が始まりました(岡谷南部中学校付近)。今日の岡谷市の天気は晴れ。この水害の本丸「湊地区」にいよいよ突入です。桑原隊長からの情報です。

信濃毎日ニュース

ただし、大規模な土石流災害のあった「湊3丁目」はまだ入ることはできません。

※情報が混乱しますのでリンクはフリーですが「記事の転載はご無用」に願いします。

土石流の泥が堆積している湊3丁目の住宅街



県諏訪建設事務所によると、6人が死亡、1人が行方不明になっている岡谷市湊地区の土石流は幅30メートル、延長1750メートルにわたり、流出した土砂量は推定で6万立方メートル。1人が死亡した川岸東地区の土石流は5万5000立方メートルと推定されます。

湊3丁目(久保寺南)の土石流の流れ

川岸東4丁目(駒沢)の土石流の流れ

川岸地区での泥出し等のボランティア活動は概ね終了することができました。

そして、ボラセンでは04年23号台風で活躍したボラコなごやのTさんとTさんが、社協さんの良きアドバイザーとして大切な役回りをこなしています拍手
長野豪雨【25】 [2006年07月25日(Tue)]

本日夕方に行われた岡谷市災害ボランティアセンターの会議にて、県外ボランティアの受け入れを正式に決定しました。

近隣各県のボランティアバス参加者の募集、にいがた災害ネットワークから資材の輸送など今週土日に向けて着実に準備が進められいています。
※ボランティアが使用する資機材は名古屋のレスキューストックヤードからも既に輸送済みです。

岡谷市旅館組合加入施設は下記リストをご参考に!


小千谷の「チーム絆」の活動状況はこちらから
長野豪雨【24】 [2006年07月25日(Tue)]
本日未明、態勢立て直しで一旦東京に戻り、27日(木)に再び長野入りの予定です。現地からの報告によれば、朝のうちは強い雨でしたが午後からは晴れ間も見えるほどの天気とのこと。水中ポンプなど追加道具も積み終え、汚れた服の洗濯も終わり準備完了です。
とにかく眠い事務所の一日でした。

本日午前中「五洋建設様」からご提供いただきました大量の土嚢袋が到着しました。ボランティア活動にて大切に使わせていただきます。
長野豪雨【23】 [2006年07月25日(Tue)]
この画像は新潟7.13水害でも中越地震でもありません。岡谷市の被害の現状を危惧して集まった災害系NPOの皆さんです。諏訪市災害VCにてスタッフとして活動していた新潟県社協、三条社協、にいがた災害ねっと、下諏訪災害VCで活動を開始したボラコなごや、本日長野入りした中越復興市民会議とチーム絆の皆さんです。
岡谷市災害ボランティアセンターにて

三条社協鍋島さん、ボラコ椿さん&高崎さん

にいがた災害ネット川瀬さんl、中越会議隆ちゃん

中越地震で川口担当、新潟県社協渡邊さん(右)

そして伝説の男桑さんとチーム絆のおやじさんです


それと画像にはありませんが、岡谷市災害VCに資機材の提供を頂いたレスキューストックヤードから浦野さん、チーム絆から新保さん&弟子君の方々もVCにいらっしゃいました。新保さんはピックアップ絆号に水害では欠かせないトンパックやいろいろ道具を沢山積んでの参上です。

さらにIVUSAも加わっての頼もしい明日からの岡谷の災害現場が、一旦東京に戻り、次の土日に向けての各県ボラバス依頼などを行ってきます。天候の回復を待って、いよいよ岡谷市で最も被害の大きい湊地区への突入です。

本日の湊地区のロケハンではジェイソン君たちも沢山必要です。

仮眠後眠気覚ましで山梨のどこかのPAでブログアップ中です。
長野豪雨【22】 [2006年07月24日(Mon)]
岡谷市で最も被害の大きかった湊地区に入ることが出来ました。画像は地区の最下部(湖面近く)での被害状況なので上部・中腹部は相当の被害があると予想できます。







IVUSAも朝に到着。早速桑原隊長の傘下で泥まみれになって頑張っていただきました。05年塩谷での活動以来です。
長野豪雨【21】 [2006年07月24日(Mon)]
◆岡谷市災害VC情報

昨日の会合のためか漸く災害ボランティアセンターらしい雰囲気が出来てきました。

携帯無線機も到着しました
※提供:日本移動通信システム協会様

対応に追われる社協職員の向山さんと伊藤くん


今日の岡谷市は朝から雨降りです
ボランティアの出足はいまいちですが、ニーズの要望は寄せられています。

通常業務に追われる中で、社協の皆さんは頑張っておられます