DRT2007情報【10】
[2007年06月27日(Wed)]

DRT2007まで重機についての基礎を学びましょう!
《車両系建設機械一口メモ その4》
◇油圧ショベルのバケットのサイズについて
油圧ショベルの「大きさ」「サイズ」などを表現する場合には、「その3」で学んだ重さの表現ではなく、作業をするバケットのサイズで表すことが一般的です。例えば、レンタル会社へ油圧ショベルをオーダーする場合は、
・親 方:「ユンボのコンマ2ぐらいのがあるかい?」
・リース屋:「キャノピならあるかな?」
・親 方:「キャノピでいいよ!じゃあそのコンマ2を1デェ頼むワ」
・リース屋:「毎度、安くしときます!」となります。
解説:
コンマ1とかコンマ2の表現は、バケットのサイズ(容量)が0.1立米(M3)とか0.2立米(M3)のことです。下の図面の油圧ショベルは、おおよそ「機体重量が約3トンで約コンマ1」。それを目安と覚えると便利です。
図面にあるタイプの運転席は、防護用ロールバー方式(転倒時)で4本支柱のキャノピタイプです。小型は2本支柱のキャノピが多い。四方を囲まれたキャビン型をキャブと呼び冷暖房が可能です。何れのタイプも工業規格によって安全を考え、万が一転倒しても運転者を守る構造になっていなければなりません。

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