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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


のこぎりの話し [2007年02月16日(Fri)]
この写真は防災用品を扱っているかなり有名な会社のカタログにあった救助用具です。「いざということ役に立つ・・・・・」とありますが気になるのは鋸(ノコ)です。


写真にあるこの鋸は縦引き(挽き)と横引きが両側にあり、挽いた後の材の切り口が綺麗になるように使う、通常は丁寧さが要求される大工仕事で使われるものです。とは言っても災害時に無いよりはましとは思いますが、敢えて救助用品として売るのは如何なものかなと思うのです。

刃物や道具というものは目的や用途があって作られるもの。ちなみにこのノコの災害時におけるデメリットを並べてみました。

・仕上げ寸法を重視した薄い刃(丁寧に使用しないと折れやすい)
・災害時鋸で材を縦引きする事はほとんどない(両刃の意味がない)
・柄が長く狭い所では使いにくい
・高価
・鞘に収めて携行できない
・先が四角いため隙間に刃が入らない
・最も使われる横引きの目が細か過ぎて実用的ではない
などなど。
ということで「いざという時に役に立たない」可能性も・・・・

この両刃鋸と対極にあるのが通常トビさんなどが使っている「型枠用」といわれる鋸だと思っています。


・刃も丈夫で多少乱暴に扱っても平気
・グリップ式なので片手でも使いやすい
・鞘(サヤ)に入るので携帯できる
・刃の先が細いため隙間でも容易に入る
・比較的安価
・瓦礫などの乾燥した材にも適している
・刃がこぼれても「替刃」を「買えば」大丈夫 などなど

こんな型枠用ノコさんですが、普段は目立たなく地味で控え目で、しかし、しっかりと仕事をこなす。あんたはエライ!