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森岡昭雄ー福祉プラットホーム

「プラットホーム」とは「駅で線路の横に築かれた乗降に便利な構造物」のことです。これは様々な分野で「仕事をするための土台」という意味で使われています。「複雑化を続ける医療や福祉や介護の制度」の世界で、皆様と行政と福祉サービスとの複雑な関係を整理して、質の良いハッピーな暮らしができますよう「福祉プラットホーム」と称して、株式会社まかせてが活動しています。


ボスとリーダーのちがい [2022年01月06日(Thu)]
The boss drives his men; the leader coaches them.
 ボスは部下をせきたて、リーダーは部下を指導する。
The boss depends upon authority,
              the leader on goodwill.
 ボスは上司の権威に頼り、リーダーは部下の好意に頼る。
The boss inspires fear; the leader inspires enthusiasm.
 ボスは恐怖を植え付けるが、リーダーは情熱を沸かせる。
The boss says "I"; the leader, "we."
 ボスは『私』と言うが、リーダーは『私たち』と言う。
The boss fixes the blame for the breakdown;
            the leader fixes the breakdown.
 ボスは失敗を非難するが、リーダーは間違いを改善する。
The boss knows how it is done; the leader shows how.
 ボスは方法を知ってて、リーダーは方法を示してくれる。
The boss says "Go"; the leader says "Let's go!"
 ボスは『やれ』と命じ、リーダーは『やろう』と言う。
The customer is always right.
 顧客は常に正しいのだ。

ハリー・ゴードン・セルフリッジは、
世界大恐慌(1929年)まで
イギリスで最高の経営者と言われていました。
彼が記した100年前くらいの言葉ですが、
今でもしばしば経営ネタで用いられています。
ボスとは「管理者」「マネージャー」等の職責者で、
リーダーは「指導者」「経営者」など、
組織が目的に到達するため、周囲を導く職責者です。
この二人は組織運営において
必ず必要なのです

とても乱暴なたとえになりますが
漫才でいうと
ボケがリーダー
ツッコミがボスといった感じでしょうか
でも
こんな二人がいる組織で働いている職員は
きっと楽しいだろな

セルフリッジ.jpg
Posted by 森岡昭雄ー福祉プラットホーム at 20:19 | 組織運営 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ペストフの三角形が役に立ってます [2022年01月06日(Thu)]
私が福祉施設の経営に乗り出すとき、
大きな悩みを持っていた。
それは、医療・介護という福祉的事業において
どこまで収益を追求するかという問題であった。
福祉的事業は言うまでもなく
平等・公平・弱者救済といった非営利な次元が多い。
市場という自由で不平等(格差的)な世界の中で、
Corporate Social Responsibility
(組織の社会的責任)を謳いながら
Sustainable Development(持続性発展)を考えて、
どう収益を求めるのか、
ミッションとかビジョンを固めて戦略をどう立てるか、
福祉経営研究にのめり込んでしまっていた。

そして、福祉的事業経営に
とても関係のある理論を知ったときは、
すごく感動し、共感し、
それを実践している自分を自画自賛していた。

その理論というのは、ペストフの三角形理論である。
「ペストフの三角形」は、
近代社会の“3点セット”=自由・平等・友愛を頂点とする
「三角形」のことで、
非営利組織の意義を理解するための組織分類法として、
スウェーデンの政治経済学者ペストフが
提唱したことからこの名がある。

人がつくる組織を、次の3つの軸
(1) 公的・私的、(2)営利・非営利、(3)公式・非公式
で分類される。
公的・非営利・公式な「政府」、
私的・営利・公式な「営利法人」、
私的・非営利・非公式な「共同体」(血縁・地縁・文化)
となるわけだ。
福祉事業の経営集団は、
これらの3つの組織が交わる三角形の中心にあって、
政府・企業・共同体に関係して、
それぞれの欠点を補う第4の組織であると理解できる。

社会経済的な議論は、
企業・政府といった「公式部分」に偏りがちで、
共同体や個人の存在は希薄といえる。
しかし、福祉事業経営(自由・平等・友愛の克服)には
やはり、「非公式部分」(家族や地域そして個人)の
自立(自律)が不可欠であろう。

NPO/NGOの台頭はその現れと言っていいだろう。
ペストフの三角形は、シンプルな図形ながら、
そこには多くの示唆に富んだメッセージが込められている。
なので、自分の立ち位置を確かめながら
福祉経営を考えることができているわけだ。

ペストフ三角形(縮小).jpg
Posted by 森岡昭雄ー福祉プラットホーム at 19:44 | 社会福祉を楽しんでいます | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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